【福岡→大阪】写真展出展の旅① / 大阪到着編
写真作品を本格的に作り始めた2019年。
今年からフリーランスになったこともあり、挑める機会には挑もうと情報収集をしている中で、日本最大級の写真展「御苗場」を見つけてエントリーした。
福岡からの出展だったので、写真展の会期3日間+設営日などを含めた5泊6日の長旅。
なかなか面白い旅だったので、今後のための忘備録も兼ねて日記に残しておこうと思う。少しでも福岡や大阪を旅する人の参考にもなったら嬉しい。
>【福岡→大阪】写真展出展の旅① /大阪到着編
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出発の日。
6:20 博多駅発 大阪行きの新幹線
設営前日。なかなか出展する作品が定まらず、作品のセレクト、出力とパネル張り、その他細々したツール作成や荷造りをしているうちに深夜になっていた。
深夜というより、早朝。
1時間だけ睡眠をとって、新幹線に乗るために博多駅へ。
チケットは定価だと15,310円(割引を使っても10,290円)のところ、JTBで片道5,500円(300円分のクーポン付き)という格安プランを見つけ予約していた。
快適な新幹線移動
博多6:20発→新大阪10:13着
所要時間は4時間弱
長く感じるかもしれないが、バスとは違って車内で立つことも出来るし、飛行機と違って空港までの移動や待ち時間がほぼゼロなので、ドアtoドアがスムーズでかなり快適。
新幹線ひかりのレトロな車内を楽しみつつ、乗客も少なく静かだったのでゆっくり寝ることができた。
10:13 新大阪駅着
新大阪駅は、1Fぽいところが2Fだったりして少し戸惑う。
以前出張で来たことがあったなぁ、とか思いながらモーニングできそうなお店を探すも、ピンとくるお店が見つからず。
駅の構内にあるジューススタンドでミックスジュースとか大阪っぽくて良さそうだったが、リンゴアレルギーのため残念ながらスルー。
結局何も食べずに、地下鉄で宿泊予定のホステルへ向かった。
大阪の地下鉄(メトロ)は1日乗車券がかなりお得
大阪市内の移動は、地下鉄がメインになると思う。
大阪メトロには1日乗車券「エンジョイエコカード」というものがあり、
・平日800円
・土日祝600円
で地下鉄&シティバスが乗り放題になる。
距離にもよるが、大阪メトロは一度乗ると180〜230円程度なので、平日は4回以上、土日祝は3回以上地下鉄を利用するなら買っておいたほうがお得になることが多くてオススメ。
大阪メトロと言えば、レトロフューチャーなデザインのホームが多くて好きだ。
この写真は、蛍光灯シャンデリアが美しい梅田駅(地下鉄御堂筋線)。今年2019年にリニューアルのされ、残念ながらもう見ることができない。
ホステル最寄りの本町へ
ひとまず荷物を預けるために、予約しているホステル最寄りの本町駅へ。
今回ここ選んだ理由は、安さはもちろん、本町駅が「中央線」「御堂筋線」「四つ谷橋線」の3つに接続していてどこに行くのにも便利そうだったからだ。
しかし、実際に地下鉄を降りてみると出口がまぁ遠い。。
ホステルは駅の出口から近いけど、その出口が改札から遠いというトラップ。笑
地下通路のサインに、出口まで400mとか普通に見かけるもんな。。
改札と出口の距離は、以降注意したいポイント。
ランチ時は焼肉・カレー・そば・洋食
街はお昼時。ちょうど12時を回った頃。
まさにサラメシタイム。
ランチを求めて街をぶらぶらしていると、ホルモンやカルビ定食といった焼肉系。ハンバーグやポークカツ、オムライス等の洋食系。カレーや。そして蕎麦屋が多いことがわかる。
特にカレーは、スパイス系の専門店から洋食屋、その他サブメニューに載せてるようなお店まで、とにかく出しているお店が多い。そしてどこも行列。
それだけ大阪=カレーのまちになってきてるんだなぁ。
ランチメニューって結構地域色が出るので、旅先でチェックしてみると面白いポイントだと思う。
あと、すき家に「お好み牛玉丼」のぼりが出てて、さすがチェーン店でも関西色出してくるなと思ったら期間限定の全国メニューだった。
【昼食】「サル食堂」のトンテキ
この日はがっつり食べておきたかったので、調べて近くにあったトンテキが名物の人気店らしい「サル食堂」へ。
手頃に分厚いトンテキが食べられることもあって、まさにサラメシ状態の店内。
ウスターソースベースのさっぱり系ソースのトンテキに、鉄板で調理した「だし巻オムレツ」が添えてあるのが関西ぽくて面白かった。
さすが関西出汁文化。
メリハリにカラシが欲しくなるな。。
ランチ食べながら夜メニュー眺めていると、「晩ご飯決まりました?」と定員さんにきかれた。笑
メニューも豊富で、夜も食べれる飲める「洋食定食酒場」といった感じ。
この辺で仕事してたら重宝しそうだな。
いざ会場の「海岸通ギャラリー・CASO」へ
今回の会場となる「海岸通ギャラリー・CASO」は、大阪港駅から徒歩10分弱の場所。
印象的な赤い鉄橋(逆光で黒っぽくなってるけど)を望む海辺のギャラリーだ。
会場について自分のブースへ。
ギリギリに発送した荷物はまだ会場に到着しておらず、作業をするにできない状態。
一部手持ちで作品や作業道具を持ってきていたものの、肝心の設営道具が送った荷物の中・・・
今度からは、送る荷物・手持ちの荷物は、設営の順番を考えて準備しようと反省。。
天保山・海遊館エリアを散策
荷物が届くまでの間、会場の駅を挟んで反対側の天保山・海遊館エリアを散策した。
とにかく天気が良くて暑かったので、避暑のために天保山マーケットプレイスへ。
眠気覚しにコーヒーを飲みたかったので、フードコートのケンタッキーで休憩。
向かう途中にあった「9 Borden Coffee」が良さげだったけど、今回は行けるタイミングがなかった。。
戻る道中、会場近くの港住吉神社にお参りして会場へ。
やっと設営開始
無事荷物を受け取り、16時頃から設営スタート。
今回の展示スペースは、ギャラリーに元々ある壁だ。
隣ブースとの境目ラインもなく、壁と床の境目ラインも歪んでいて水平垂直を取るのが難しかった。。
なんとか水平機と糸を使ってグリットを引き、それを参考に作品を配置。
(イラレでコピペ整列したい衝動にかられた。笑)
2時間ほどで設営を終え、追加で必要になった物たちを買いに難波へ出た。
【夕食】難波「丑寅」でひとりプチ上げ
設営と買い出しを終え、1人プチ打ち上げのため付近の飲み屋エリアをぶらぶら。
たまたま通りがかった小路にあった、「丑寅」という渋めの立ち飲み屋が気になり入ってみた。
メニューに目を通してみると、料理もお酒もツボを押さえたラインナップ・・・!
地酒もあるし、料理も手頃なのにどれも一手間かかっている。
クタクタだったが、アタリのお店に出会えてすっかり元気に。笑
自分が九州から来ていることを伝えると、なんとお店の料理人も福岡や大分にゆかりのある方だった!世間は狭い。
そんな雑談をしながら軽く飲み食いして、再び夜の難波散策へ。
【夕食】〆に「わなか」のたこ焼き
小路の先のなんばグランド花月の横、「わなか」で〆のたこ焼きを買う。
味は半々も出来るとのことなので、ベーシックなソースとおすすめの塩で。安定のうまさ。
周囲のワイワイガヤガヤ楽しげな雰囲気の中、味園ユニバースを拝みながら食べた。
そのまま周囲を軽く散策。レトロなフォントのサインが素敵。
ぶらぶらしているうちに道頓堀を抜け、宿泊先の宿へ到着。
大阪は安くて美味しいものも沢山。そして人間臭くて面白い街だなぁ。
会期前夜にして満喫してしまった初日だった。
明日はいよいよ写真展の初日。
【福岡→大阪】写真展出展の旅② / おでん編 へ続く・・・