「メンバーの強みを活かしたチーム」に必要な要素とは?
メンバーの強みを活かす、とはどういうことか?
メンバーの強みを活かしたチームをつくろう。
そのような言葉を聞いたことのある方も多いでしょう。
確かに、チームを率いる際に
メンバーの強みを活かすことは重要です。
どんな人でも不得意なことを粘り続けるよりも、
得意なことを続ける方が生産性が高まるからです。
しかし、そのようなチームを仕事において作るには、どうすべきでしょうか?どんなことに気をつけるべきなのでしょうか?
コデアルでは、その秘訣は
「心理的安全性」と「自分を知る」
ことの2つにあると考えています。
メンバーとの対話に必要な「心理的安全性」
メンバーの強みを活かすのにまず重要なこと。
それは、心理的安全性を確保することです。
ここでいう安全性とは、単に居心地が良いという意味ではなく、「心理的に難しいことも言える自由度がある」ということ。
よって「みんなで仲良し」「よく冗談を言い合う」というだけでは、心理的安全性が確保されているチームにはなりません。例えば「気まずいことを言い出せる安全性」がないから、メンバーが冗談でごまかしているパターンなどもあるからです。
率直にここは得意だよね、ここは苦手だよね、と言い合える関係にならなければ、本当に腹を割った話し合いはできません。
これは痛みも伴います。あまりにも率直なため「これを言わないといけないのか…」とうんざりすることもあるでしょう。
そして当然、自分を差し置いてチームメンバーにばかり「これ苦手だよね」と指摘して回っていると嫌われます。そこで重要なのが「自分を知ること」です。
心理的安全性よりも重要な「自分を知ること」
他の人を指摘する前に、重要なこと。
それは自分の強み・弱みを正確に把握することです。
「自分は○○が苦手だから、こんな仕事をあなたにしてもらいたい」
「この部分は××さんが得意だから、自分はやめた方がいいな」
このような会話をするためには、他の人の強み・弱みの前に、まずは自分についてよく知る必要があります。
そこから自分の強みが生き、弱みが消えるようなやり方を考える必要があるのです。
さらにもう一つ。自分の強み・弱みをさらけ出すと、
チームメンバーも強みと弱みについて考えるようになります。
「自分の弱み」という、決して心地良くはないことにきちんと向き合い、まず自分がその弱みをさらけ出すことで、初めてメンバーとチーム内の適切な役割について話し合えるようになります。
即戦力人材の受け入れで困っている方、そもそも受け入れすべきなのかで迷っている方の参考になれば幸いです。
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