M&A後の統合(PMI)成功と、創業10年後の最高の卒業。次の10年、僕が意志を持ってやり遂げたいこと
Here is the English version.
M&A後のPMI(統合)成功と事業の再成長
恵比寿ガーデンプレイス、最終出社日の本日2022年9月30日の朝に撮影した写真が、この記事の見出し画像です。天気にも恵まれ、オフィスに向かって歩いていると、心地よい日差しが降り注いでいるとっても素敵な朝でした。
時を1年前に戻します。
昨年2021年10月1日に、M&Aを実行し、M&A後の統合(PMI)がスタートしました。その時は、状況を天気に例えるとするなら、とても快晴とは言えず、雨雲立ち込める中でのスタートでした。ただたくさんの温かいコメントとメッセージをいただけたので、それを支えに僕も前進することができました。本当にありがとうございます!
そしてM&A後の統合(PMI)に、実際突入していくことになります。第二創業期だ!と意志を持って、ワンチームで、取り組んで来ました。正直最初は、こうすればいけるというプランニングがない中で、走りながら、プランニングしていく。2つの組織のカルチャーの違いを織り込みながら、統合していくというような形でした。その時の心境を書いていたブログがこちらです。
そして、今。2022年9月、コデアル社創業から10年が経過し、PMIも成功。喫緊のIR資料にも取り上げられているように、この1年で事実ベースで、チームで、買収後EBITDA黒字を維持しながら、年間売上200%成長を実現することができました🙌
こちらも、達成できたチーム、支援してくださった皆様への感謝が止まりません。めちゃくちゃ楽しかったです。ありがとうございます!
僕がこの1年、やっていた役割に近しい求人もあるので、せっかくなので共有します。
具体的には、こんな感じです。
(1)事業計画の推進 (2)プロダクト戦略 (3)ファイナンス
の3本柱でビジネスにおける筋トレができるような機会って、なかなかないですよね?超楽しかったですし、ここでビジネスにおける筋トレをさせて頂いたこと自体、自分自身もこれから活かしたいと思っています。
興味がある人いたら、僕から直接個別に紹介することも可能ですので、僕のTwitterのDMで教えてください!
またこの辺りの具体的な話に関しては、今書いている書籍「U40(アンダー40)のM&Aの教科書」の中でも、是非触れられたらと思います。興味のある方は、ブログでも書こうと思いますが、ぜひ本も買ってください!本の事前購入予約に関しては、このブログの最後にあるフォームから申し込めるようにしていますので、ぜひ。
自分にとって最高に燃えられる環境とは?
そんな最高の節目を迎え、僕も例外ではなくて、人というものは、大変居心地が良くなってきます。そういう時、いつも僕は燃えられなくなりがちです。これは上手くいかないかもしれないと、誰もが匙を投げかけているような状況というのは、最高に燃えます。
そういう状況で、チームで改善した時の、体験はめちゃくちゃ楽しいです。もしかしたら、今の日本の経済、国の状況は、僕的には、最高に燃えられる状態に、意図せずして、近づきつつあるかもしれません。
それもあって、クラウドワークスという会社がめちゃくちゃ素晴らしく(正直独立して経営していた時よりも楽しかったです。この1年で、一気にたくさんの学びをいただきました。卒業後も、クラウドワークスの卒業生だったということに恥じない、八面六臂の活躍ができるように挑戦したいと考えています)、自分自身も、さらにこの場所にいたいという思いがあったのですが、後ろ髪を引かれる思いで、卒業することを決めました。
今後についても、周囲の多くの人から大変ありがたいことに、興味を持っていただけて、「次は、愛宕さんは何をやるんですか?」と少なくとも100回以上は、聞いていただけました。それが、このブログを書いておこうと思った理由の一つでもあります。次やることに興味を持っていただけるだけでも、大変ありがたいことです。
全く状況は違いますが、実はアップルの創業者、スティーブ・ジョブズ氏もAppleを創業が1976年であり、その後Apple社を卒業。そして、1985年にNext社を立ち上げています。起業家にとって、約10年という時間軸は一つの区切りとなりやすいかもしれません。たまたまではなくて、大きな次の時代の変化がくる時間軸であり、ベンチャーキャピタルのファンドの償却期間とも一致するという要因もあると思います。
次の10年を考えている起業家のあなた。是非僕にできることがあると嬉しいです。こちらもぜひTwitterでDMください
クラウドワークスの「Growth Target(成長目標)」と自分の人生における「Insanely Great Target(めちゃくちゃすごい目標)」
クラウドワークスという会社には、「Growth Target(成長目標)」というめちゃくちゃ素敵なバリューがあります。自分にとっては、大変共感できるものでした。
僕はこのバリューに触れて、自分はさらに「Insanely Great Target(めちゃくちゃすごい目標)」を、一人ではなく、チームで、目指したくなりました。
人生において、「Insanely Great Target(めちゃくちゃすごい目標)」な目標を掲げ、それをどうやって事実の数字ベースで計測できるものに落とし込んで、次の具体的な行動を通じて、どうやって実現するのか?みんなと改善し、実現していくそのプロセスが自分は大好きであるということにも、今一度気づかされました。これは、クラウドワークスで、素敵なメンバーと働かせていただくことで、思い出せた大切なことの一つです。
次の10年で、僕が意思を持って取り組みたい「Insanely Great Target(めちゃくちゃすごい目標)」
タイトルにもあるように、次の10年で、僕が心から意思を持って取り組みたいと思っていることを、以下まとめます(まだまだ解像度が低いので、何を持って達成とするのか?どの順序でやるのか?どんな形で、資本を集めてやるのか?まで、計画の精度をBe Agileで行動しながら、高めていきます)
一人では無理です。ワンチームで、なんとかたどり着ける道だと思っています。まずは結論から。
10年でターゲットとするInsanely Great Target(めちゃくちゃすごい目標)
金融の力も駆使し、まず20人の、海外留学費用(スタンフォード大学、ハーバード大学など)を無償化するファンド(基金)を作る。投資先、支援先の未上場企業の、累計時価総額が1,000億円を越えていたら、これが実現できる前提を置くこととする。
目標を実現するために、次の10年で具体的に取り組む3つのこと
以下3つにコミットしていきます。
(1)英語にコミット。日本国内に閉じないで、自分自身も、海外MBAへ
(2)スタートアップへの投資。VCファンドで働く、ファンドを組成してやってみる
(3)M&AとPMIの機会創造。手段としては、M&AとPMI支援
それぞれについて、さらに細かく触れていきます。
「もっと細かく知りたい!」
「是非一緒にやりたい!」
「もっと詳しくどういうことを考えているのか?をもっと具体的なプランニングを直接聴きたい」
という人は、僕のTwitterアカウント経由でDMください!話をしましょう。一つ一つ紹介していきます。
(1)英語にコミット。日本国内に閉じないで、自分自身も、海外MBAへ
まず国内に閉じないで活動していくこと。これは自分の中で、マスト要件として、やります。PMIと並行して、コミットしていたのが、TOEFL100スコアターゲットでした。
正直母国語の日本語でYoutubeを再生するときは、基本的に2倍速でも遅いと感じるのですが、英語でYoutube動画を再生するときは、0.75倍速でも少し早いと感じるくらいのディスアドバンテージがある状態です。
だからこそ、ワクワクします。改善の余地が大きいと思うのです。今できないことができるようになる可能性があり、実際にできるようになっていく過程は、大変楽しいものです。
事実に目を向けると、2021年1月時点で、TOEFLの模擬試験のスコアは61点という状態でした。東大受験英語以来、実に13年ぶりに真面目に一夜漬けではない、試験というものを受けました。もちろん僕は、生粋の、純ドメ人間です。海外留学経験などは、一切ないですし、親に海外転勤経験があるなどもないという属性です。
自分が英語学習の目標設定と、手段を選択するときも、この属性に近しい前提(なかなかいないので、大変苦労しました。。。)で、参考になりそうな人のやり方を参考にさせて頂いています。
この内容を正直に、自己開示したところ、TOEFL100スコアをクリアしていたり、国内に閉じず、シリコンバレー発のスタートアップの日本法人立ち上げ、日本進出支援をされている方々、シリコンバレーにわたり、デラウェア州に登記して、挑戦されている方々からたくさんの助言をいただけました。
こちらも大変ありがたいことです。実際にやった人が、どうやってそれをできるようにして行ったのか?という事実は、何事においても、大変学びがありますし、行動する内容を決めていく上で、大変貴重です。
何事も、素直に、周囲の人から学び、日々具体的に取り組む行動にいかに落とし込めるか?が成果につながると思っています。
(2)スタートアップへの投資。VCファンドで働く、ファンドを組成してやってみる
これをやろうと思ったのは、自分の生い立ちが強く、影響しています。まず大前提として、中卒の父のことを僕は尊敬し、感謝もしていますが、自分の家はあまり裕福ではなく、生まれたばかりの頃、昔住んでいた長崎の県営住宅のアパートを思い出します。自転車を置いていると、そのままなくなっていることもよくあるような場所でした。
父は健診車の運転手として、30年近くも地元長崎の職場で働き、僕たち2人の兄弟を進学させてくれました。それだけで、感謝しかありません。
ただこの進学の際も、周囲の方々の支援、具体的には、塾の先生の塾の費用の無償化、青雲高校の奨学金、河合塾の予備校の授業料全額免除、大学の奨学金がなければ、当時の僕の家計状況では、正直高校以降、進学できていません(多分先生たちも気を利かせてくれて、僕が恥ずかしい思いをするからと、あまり表立ってこれを伝えてなかったように思います。でもこういうことをしてくれている人がいると知ってもらいたいので、僕はあえてオープンにしています。)
さらに長崎にいた高校生の時は、全く知らなかったのですが、東大の学費というのは、スタンフォード、ハーバード等と比べ物にならないくらい安いです(50倍ほど、学費には違いがあります。円安が進む今、この学費の価格差はさらに開いていくでしょう)
受験も結局塾にかけられるお金勝負、親が裕福な方が有利というのは、確率論的には、そうかもしれません。ただ偏差値という数字を伸ばすことで、進学しうる可能性が誰にでも持てる授業料であることは、実はめちゃくちゃ夢があるとも言えるのではないか?と僕は思います(偏差値以外の軸が、教育において重要という論点は別の論点としてあるものの)。母子家庭で、東大に入った仲の良いクラスメイトと話をするときにも、そういう話をします。
なので、正確には父だけではなくて、学校にも、社会にも、とにかく感謝しています。僕が挑戦し続けていられるのは、常に周りの支援があるからであり、僕がすごいとか、能力があるとかではないと、心の底から思っているからです。そういう支援ができて、支援する仕組みを作ってくれた先人と周囲の人たちがいるからです。
これがきっかけとなっており、好奇心から、最初奨学金の仕組みを作った人たちがどんな人たちだったのか?を調べていく中で、それを創った人たちは、起業家、経営者の方々が名を連ねていることに気づきます。
そういう興味関心が根本にあったことで、卒業生が、母校に対して寄付する。それをファンドとして運用し、大学卒業生のスタートアップにも投資していけるような動きに繋げる。イェール、スタンフォード、ハーバード大学のファンド(基金)のようなイメージです。この仕組みが、米国のスタートアップに対する潤沢な投資、アカデミックの分野における、基礎研究に対する投資を構造的に支えています。
僕個人の意見として、日本でも単純にスタートアップが盛り上がれば良いという話ではなく、教育、経済、政治が構造的に発展していく循環構造になっている必要があると、考えていて、そこに自分も、少しでも貢献したいと考えています。
これにつながる活動の一環として、「東大ドリームネット(宗教団体ではありませんw)」という団体(今ならその意義がわかるのですが、当時は実はどんな意味があるのか?よくわからず、たまたま失恋したばかりで暇だったので、大学の一個上の先輩が、僕を見かねて、誘ってくれたことがきっかけで、運営に関わるようになりましたという本音は、開示しておきます)に関わり、大学の卒業生が大学に返ってくる。そこから寄付、後輩の支援をするという活動に直接関わる体験ができたことは、かけがえのない財産になっています。
そんな原体験があって、「スタートアップへの投資。VCファンドで働く、ファンドを組成してやってみる」ことに、自分は強い意志があります。
(3)M&AとPMIの機会創造。手段としては、M&AとPMI支援
具体的にアクションとして、何をやるのか?となると、自分が好きで、得意で、求められていることを選ぶことが、人生を楽しく、生きるコツだと僕は思っています。自分がやってきた役割を前述したように、M&AとPMIに関しては、自分が周りから求められて、やってきたことであり、できることです。
実際に周囲の経営者から、何百人という単位で、相談を受けている事実がありますので、これをやるということも、強い意志があります。多くの経営者から直接相談を受ける中で、同じ話をすでに何回もしているなぁと思ったので、ここでお話ししている内容を整理して、本を書いています!最後にどんな本を書いているのか?紹介したいと思います。
「U40(アンダー40)のM&Aの教科書」という本を出す話
ちょうどこの1年で、実体験として、M&Aと会社の統合(PMI)という経験を積むことができたので、「U40(アンダー40)のM&Aの教科書」(仮タイトル)という書籍を、現在書いています。
結果を出せるプロセスを、再現性のあるプロセスとしてまとめて、シェアしていきたいという気持ちが強くあります。ぜひ以下フォームから事前予約ください!
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