ライスワーク=ライフワークこそ幸せ
面接の場で話をするときに、人によって幸せの定義が違うと思っていたのですが、実はシンプルに捉えると同じなのではないか?と思ったので、書いてみようと思います。
世の中の仕事には二種類あると思います。ライスワークとライフワークの二つです。
ライスワークは、生きていく上で必要なお金を得るための仕事です。ただし、自分が好きなことかどうか?はわかりません。
ライフワークは、自分が好きな仕事です。ただし、この仕事で生きていくのに必要なお金を得ることができるか?はわかりません。
このライスワークとライフワークが一致している状態こそが幸せな状態なのではないか?といろんな人の考えるどうしたい?どうありたい?の話を聞かせていただく中で思いました。
おそらくキャリアが浅いときはライスワークの比重が高いはずです。そこからだんだんライフワークの比率を上げていくことを考える人が多いように思います。
そもそもいきなりライフワークを発見できている人は少数派な気がします。ほとんどの人が新卒で就職活動という機会があって、初めてそこでなんの仕事をしようか?と考えるかと思います。
私も中学生、高校生の時からこんな仕事をしていたい!というような気持ちは全くなかった人間です。「起業家になってるよ君」と今の自分から高校生の時の自分に言われていたとしても、絶対に信じなかったと思います。
イチローや本田圭佑選手のように小学生の頃から明確にこんな仕事がしたいというライフワークがある人はむしろかなり少数派だと思います。
年金がもらえるようになったらゲートボールに勤しむおじいちゃん、おばあちゃんのように、ライスワークを考えなくていい状態になると自然とライフワークに比重が移り出すように思います。
このライスワーク=ライフワーク状態、もしくはライフワークだけをしていればいい状態を作り出すためにライフスタイルのデザインが必要な時代になってきていると感じます。
(1)信用があるからそれだけでいろんなものをもらえるから生きていける。お金がなくても生活できる。
(2)自給自足で家を作る、野菜を作る、米を作る。全部自分で作れるから生きていける。
(3)優秀な人材になって、スキルもあるからどこの会社に行ってもやっていける。
全てアプローチの仕方は違うにせよ、どうなってもやっていける状態を作っているという意味では同じだと思います。ただ人によってどのアプローチをとるか?だけの違いだと思います。
それぞれが自分の好きと得意に合わせたアプローチをとることによって、ライスワーク=ライフワークにできると、世間一般で定義される幸せではなく、個々人で異なる本当の幸せが実現されるのではないでしょうか?
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