見出し画像

あなたのこれからのキャリアのあり方を考える。キャリアアンカーをやってみては?

あけましておめでとうございます。即戦力IT人材採用支援をやっているコデアルのアタゴです。今年もどうぞよろしくお願い致します🙇‍♂️

今年は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響もあり、ご自身のキャリアのあり方自体を見直された方も多いのではないでしょうか?

そんなあなたに少しでも参考になればと思い、「キャリアアンカー」について今回はご紹介したいと思います。

「キャリアアンカー」はアメリカ合衆国の組織心理学者エドガー・シャインによって提唱された概念になります。新卒採用などではあまり適さない場合もありますが、キャリアが10年あるような方は一度実際にやって見ると良いかと思います。

彼は主なキャリア・アンカーを8つに分類しています。それぞれの特徴を一つ一つ見ていってみましょう。

キャリアアンカー8分類

1. 全般管理

経営側に立つことに価値があると考える、いわゆる「出世志向」が強いタイプです。専門的な能力よりも企業全体の経営に興味があり、全般的な能力の獲得を重視します。

全般管理タイプは、他人に認められたい気持ちや負けず嫌いな傾向が強く、熱心に仕事に取り組みます。

2. 専門・職能別

何かの分野で秀でること、権威になること、エキスパートになることを好みます。一つの分野において新たな課題を見つけては挑戦をし続けることで成長していき、他の人よりも正確かつ生産性高く仕事を進めます。

3. 保障・安定

生活においてもっとも重要な要素は「継続性」と「安全性」だと考えます。また、できる限りリスクを回避しようと考え、社会人生活を一つの企業で全うする人が多いのもこのタイプです。

4. 起業家的創造性

新しい製品を開発する、組織を立ち上げるなど、クリエイティブに新しいものを創り出すことを望むタイプです。リスクを恐れず、新しいものや創造性を重視します。

起業家的創造性タイプは、全力で挑める困難な問題や、困難を解決する過程から得られる刺激を好みます。

5.自律と独立

自分で決めたやり方で仕事を進めることが好きな傾向にあります。そして、周りからの動機付けがなくとも自走することが得意な人が多いようです。基準や規律、場の空気に従うことは嫌いであり、一人で仕事をするのが好きです。

6. 奉仕・社会献身

仕事を通して世の中をよくしたいという価値観を持つ人で、社会的に意義のあることを成し遂げたいという思いが強いタイプです。自分の能力を発揮することよりも、いかに人の役に立つかということを重視します。社会への貢献タイプは、単に出世や昇給を目指すよりも、自分の仕事が社会に影響を与えるような仕事を好みます。

7.純粋な挑戦

解決困難に見える問題の解決や、手ごわいライバルとの競争にやりがいを感じるタイプです。自身の昇進や昇給、スキルアップなどが目的ではなく「困難な状況への挑戦」そのものが目的です。

純粋なチャレンジタイプは、誰もが無理だと思うような障害を乗り越えること、無謀だと思われるような相手との競争に勝利することなどに喜びを感じます。

8.生活様式

自分個人の時間や家族との生活、自分の仕事などのバランスや調整に力をいれるタイプです。決して「楽をしたい」「仕事は二の次」というわけではなく、企業人としての自分と一個人としての自分をどちらも大切にしたいと願い、仕事とプライベートの両立を重視します。ワークライフバランスタイプは、仕事に熱心に打ち込む一方で、子育てや介護などの家庭生活にもしっかり関わりたいと考えます。

アタゴ自身のキャリアアンカー 

具体例がないとわかりにくいと思うので、具体的に自分自身の「キャリアアンカー」の結果を共有してみようと思います。上位と下位3つの特徴を上げてみますね

40問の質問に対して、全く違う、やや違う、どちらかというと違う、どちらかというとそう、だいたいそう、全くその通りで回答することで、あなたの「キャリアアンカー 」が見えてきます。

スクリーンショット 2021-01-03 15.00.00

参照

第1位:純粋な挑戦

誰もが無理だと思うような障害を乗り越えること、無謀だと思われるような相手との競争に勝利することなどに喜びを感じるタイプです。

一時期ヒモになりながらも、事業の立ち上げに挑戦したり、止められながらも障害を一つ一つ超えるという職業体験は割と楽しいと感じられたのもこの価値観によるものだったのかもしれないなとみていて思いました。

第2位:起業家的創造性

新しい製品を開発する、組織を立ち上げるなど、クリエイティブに新しいものを創り出すことを望むタイプです。リスクを恐れず、新しいものや創造性を重視します。

「起業家」で「コデアル」という製品を開発するという職業選択はあながちずれてないのかもしれないと読んでいて思いました。対過去の自分との相対比較になりますが、何でもかんでも新しいことをすぐに始めれば良いわけではないということを学び、少し落ち着いて新しいことを始めるときにやらないことを決めたり、本当にやるのか?検証をするようになった気はします。

同率第3位:奉仕・社会献身

社会的に意義のあることを成し遂げたいという思いが強いタイプです。自分の能力を発揮することよりも、いかに人の役に立つかということを重視します。社会への貢献タイプは、単に出世や昇給を目指すよりも、自分の仕事が社会に影響を与えるような仕事を好みます。

#働くをもっと自由に というビジョンの下、「コデアル株式会社」で働かせていただいている選択はズレていないのかもしれません。

これはよく思うことなのですが、以前はどこか一箇所に偏ったものの見方をすることが多かったように思うのですが、わずかばかりの職業経験から、例えば具体的なことをいうと、「会社のメンバー」「求職者様」「企業様」「パートナー様」など、多面的にみて、全体としてプラスになる構造になっているか?を考える機会が増えたように思います。

同率第3位:全般管理

経営側に立つことに価値があると考える、いわゆる「出世志向」が強いタイプです。専門的な能力よりも企業全体の経営に興味があり、全般的な能力の獲得を重視しますとあります。

「専門的な能力よりも企業全体の経営に興味があり、全般的な能力の獲得を重視します。」ここは実際の自分の今の社内の役割をみても、納得でした。割と企業全体を見て、一番課題になっているところをやろうとするように思います。

上位3つをみてきたので、逆に僕にはあまりみられない傾向を今度は見ていきたいと思います。

ワースト第1位:保障・安定

生活においてもっとも重要な要素は「継続性」と「安全性」だと考えます。また、できる限りリスクを回避しようと考え、社会人生活を一つの企業で全うする人が多いのもこのタイプです。

確かにこれは自分の性質として一番弱いかもしれません。ただ本音を漏らすと自分の生活における「継続性」と「安全性」は良いとして、「企業」としての「継続性」と「安全性」の構造については、考えることはとても増えたように思います。

個人のキャリアの話から脱線しちゃうので、確かに僕個人のキャリアでみたときのこの分類の傾向は極めて弱いのだと思います。

ワースト第2位:生活様式

自分個人の時間や家族との生活、自分の仕事などのバランスや調整に力をいれるタイプです。決して「楽をしたい」「仕事は二の次」というわけではなく、企業人としての自分と一個人としての自分をどちらも大切にしたいと願い、仕事とプライベートの両立を重視します。

読んでて思いましたが、確かにあまりこれは重視していないかもしれません。あまり自分個人の時間、家族との時間、友達との時間、仕事の時間の調整が自分自身うまいとも思ったことがありません。

逆に自分はこの部分の点数が低いので、この分類の価値観を重視している人のことをまず知る、理解することに意識をするようにしているかもしれません。

ワースト第3位:自律・独立

自分で決めたやり方で仕事を進めることが好きな傾向にあります。そして、周りからの動機付けがなくとも自走することが得意な人が多いようです。基準や規律、場の空気に従うことは嫌いであり、一人で仕事をするのが好きです。

読んでいて思ったこととして、もちろんやり方は考えるのですが、一人であまり仕事をするのが好きということはないですし、やり方は固執しないかもしれません。数字で振り返って、結果がついてきているやり方に変えたいということが実際によくあるし、これも言われてみると、そこまでこだわりがない部分だと思いました。

むしろ最近の個人的に仕事をする中での懸念は、自分があまりに我流になりすぎてないか?もっと良質な型をまずやって、そこから改善していくと良いのはないか?と思うことが多いです。

しっかりと書籍を読んだ上で、やってみたいという方は以下の書籍を参考にされると良いかと思います。








サポート頂いたお金は、Youtube/記事の発信など、日米を横断した情報発信のために使わせていただきます。