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個である(コデアル)とはどんな状態か?

コデアルという会社名,サービス名自体が「個である(CODEAL)」からきていることもあり、今一度個である状態とはなんなのか?考えてみました。

私の考える個である(CODEAL)状態とは、シンプルにいうと「対等(CO)なやりとり(DEAL)ができる存在であること」だと思っています。

最近流行りの個人の時代が来るという話。私たちも個人の時代が来ると考えています。ただし、個人の時代に、組織と個人の関係性がアップデートされるだけで、組織で仕事をすることの価値はより高まると考えています。

個人と組織の理想の関係性は、その個人は組織に所属することで、その個人の価値も上がっている(例えば、Appleにいることでスティーブ・ジョブズの価値が上がる)。

また組織はその個人がいることによって価値が上がる(スティーブ・ジョブズがいることによってAppleの価値が上がる)というように、対等な関係性こそが望ましいものだと思います。

組織をみたときに、君はこんな役割を果たしてくれている、だから僕もこの役割を果たすからね!とあるような関係性だと言えるでしょう。SONY創業者の盛田さんもこのような言葉でこの関係性を表現しています。

彼らは、自分の使命(職務)はなにか、それをどれだけ達成したかを、つねに自分自身に問いただし、評価している。使うほうも、使われるほうも、さきの仕様書を基盤に、評価(エバリュエーション)をきびしく行なう。

もしどちらか一方が明らかに役割が果たせていない、価値提供できていなかったとしたら、その関係性を継続させることは難しいでしょう。

対等な関係性がある組織は、これからの個人の時代において、大きな力を発揮することになるでしょう。組織に関わらないでもやっていける個人が組織、チームでやっているからです。

ではなぜこれまでの時代は、個であれてこなかったのか?特に戦後から今までの時代はというと、それは個人がこれほど情報発信(SNS)できたり、クリエイティブな活動を行える環境(パーソナルコンピュータ)がなかったからでしょう。

そういう意味でAppleという会社はスマートフォン、Macといった作品を通して、個人の時代を開拓するきっかけとなっていると思います。

また個人の組織に対する信用、信頼が低下してきていることも同時にあると思います。大量リストラ、虚妄の成果主義、ポストがない。戦後の日本経済を牽引してきた製造業産業全体の不振。

こういう時代だから、信頼できる組織を創ることには大きな価値があるとも言えます。継続的に関わることで、対等(CO)なやりとり(DEAL)ができるができると感じられる組織です。そういう組織創りに挑戦してみたいなー




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