わーわー言うとります。お時間です。さようなら。 2020/0501の日記
「日記楽しみにしてます!今日も笑いました!」って言ってくれる友達がいる。
0時が近づくと「あれ?先輩!今日が終わっちゃいますよ?日記まだ書いてないですよね?」ってプレッシャーをかけてくる後輩がいる。
同じ命か?
優しい友達の方の手をぎゅっと握りたい、そしてその握った手で後輩をぶん殴りたい。
昨日の深夜、いや、もはや一昨日の深夜か
岡村隆史のオールナイトニッポン
岡村さんが先週の放送での発言を謝罪していた。途中からなんとやべっち(以下:矢部氏)が説教しに来てた。
ナインティナインの2人が揃ってニッポン放送のブースに入るのは2014年の最終回ぶりだと思うから6年ぶり。
大学に入学した青年が社会人2年目になるぐらいの年月だ。
ナインティナインのオールナイトニッポン。
中学生とか高校生のときは毎週聴いてた。1時〜3時は毎週は起きてられてないからカセットとMDが一緒になったコンポで録音してた。
サスケの青いベンチもそのコンポで聴いてた
学校では給食の時間にエンヤが流れてた。
今考えると全く意味が分からないが、同じ中学で同じ部活の親友である啓輔と意味もなく部活終わりなどにダラダラと一緒に過ごすのが日課になってて(2人はこの時間のことを”語る”と呼んでいた、どちらともなく「今日、語る?」と誘い「語るか!」みたいな感じで合意する。死にたい。)
家の近所のコンビニの裏の公園で語るだけでは飽き足りず、
無限に語るために啓輔は当時出たてのwillcomのhoney beeを、僕はnineを買っていた。(書いててキモすぎて逆に興奮するな)
うおおおおお!!うおおおおおおおお!!
(ある世代はこの画像たちを眺めているだけで脳みその変なところがバチバチに刺激を受けて心の奥の深いところでつながる)
willcomのせいで僕らの”語り”は無限になってしまったので、なかなか電話の終わりどきが見つからなくなったが
終わるときの流れは
僕「そろそろ終わるか」
啓輔「おう、終わろか」
僕「じゃあ」
啓輔「おん」
僕「わーわー言うとります」
啓輔「お時間です」
僕&啓輔「さようなら」
という、ナインティナインのオールナイトニッポンでの
岡村と矢部のお決まりのお別れのセリフでバイバイしていた。
そしてそれが最高にかっこいいと思っていた。(これは今でも少し思っている)
そんなナインティナインのオールナイトニッポンが最終回を迎え、そして岡村隆史のオールナイトニッポンになり、それから6年ぶりに2人がブースに入っていた。木曜日の深夜1時20分くらいだろう。
矢部氏は、twitterにもあるように岡村さんの人間性や人との向き合い方という人間としての本質的な部分を言葉を選びながら説教していた。
岡村さんはギターのメロディーをしっかり支えるベースみたいな低い声で矢部氏の説教にこたえていた。
昨夜の放送に関してはいろんな意見があるだろうし、矢部氏の説教の書き起こしが痛烈すぎるとtwitterでバズってたが、文字で見るのと声色や文脈含めて声で聴くのは全然違うので是非聴いてみて欲しい。
めちゃモテ、めちゃイケ世代であり、両親が共働きのひとりっ子だった僕の夏休みは、ぬ〜べ〜、GS三神、名探偵コナンの再放送2連ちゃんが終わった後は、めちゃイケオファーシリーズ(ガチコン言わしたるスペシャル✊とライオンキング🦁)をビデオが擦り切れるぐらいに繰り返し見るタイプの小学生だったので何とも言えない不思議な気持ちにさせられた夜だったが、
大人になってから間違いを正しく指摘してもらう機会はなかなかない。そしてその機会を運良く得られたとして正しく変化するのはもっと難しい。
いや、真面目かいな!
twitterでも昨日の出来事に関しては賛否含めいろんな意見があるけれど
50歳になる大人が1個下の大人に公共の電波で説教されてるのを日本中が聴くという不思議な時間だった。
でも、そんなことをしてくれる「相方」っていう存在は特殊だし、得がたい。
ワイも相方ほしい。(どうでも良いけど彼氏とか彼女のこと「相方」って言うカルチャーが地元にあったんだけどうちの地元だけか?)
6年ぶりの2人のラジオの最後、
先週もその前の週もず〜っとそうやってきたかのようなサラッとした自然さで
矢部「わーわー言うとります」
岡村「お時間です」
2人「さようなら」
と締めていて、最高にグッときた。
「さようなら」の後にいつもと違う一言。
岡村さんが「ありがとう」と言っていた。
くぅー!