あした生まれてくるこどもへ

Hello world.
これはパソコンが産声をあげた声。
人間は生まれてくる時、産声をあげるが、まだ言語化できないあなたはどんなことを思い、どんなことを考えているのですか。

どんな顔をしてどんな人と出会って、何に興味を持って、なんの仕事をするのか。どんな人と付き合ってどんな人と結婚するのかそんなことを気になっているよ。

きっとあなたは気づいたらそばにいて、私の人生を見届けてくれる存在なのであろう。父親とはそんなもんです。まだ父親じゃないからわからないけど。

正直あきも俺どちらが先に死ぬかわからない。
だが、あなたはそばにいてくれる。そして弔辞をよんでくれる。

そんな存在はあなたしかいない。
だから期待してしまった分もあったと思う。

まだ俺はお父さんじゃない。明日あなたはお父さんにしてくれる。
子孫は経年変化するマトリョーシカだ。きっとこういうタイミングは健治にもあったし、あなたにも訪れるのだろう。

君がどんな人生の中でこの文章を読むのかわからないが、父さんもよく悩んだ。でも結婚したのが、あきで良かったと思う。つまりこれを読んでいる君は母さんにとても感謝するべきだろう。なぜならすばらしい女性だからね。

あきは愛にあふれている。あきの笑顔には救われる。心配性でかわいいあき。ユーモアセンスがありあきといると笑顔になる。

それぐらい大好きで一緒にいれるとハッピーな気分でいられる女性。
愛は与えたほど帰ってくるものだと思う。多分彼女のことを父さんは愛しているのだろう。
それぐらい君にも愛を与えられたら嬉しいな。
父親で居させてくれてありがとう。