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日常で選ぶ1杯が地球を変える

仕事柄ですが僕が毎日飲んでるコーヒー
それがOVERVIEW COFFEEです。
個人的に酸味のある浅煎りのコーヒーが好きなのですが、けっこう僕の好みにハマっています。
ただ、このOVERVIEW COFFEE、美味しいだけじゃなく環境に対してとても考えています。

"リジェネラティブ・オーガニック"

この言葉を知ったのも正直、OVERVIEW COFFEEに出会ってからです。

リジェネラティブ・オーガニックとは?
リジェネラティブ・オーガニックとは、農薬等の不使用によって農地に害を与えないということのみならず、土壌を修復・改善しながら自然環境の回復を目指す農法のこと。土地が健康であればあるほど多くの炭素を吸収するとされており、土壌を回復する農法が広まれば、気候変動を抑制・改善することができると考えられています。主な手法としては、同じ土地で異なる作物を育てることで土の中の栄養素や微生物のバランスを保つことや、土を耕さずに農作物を栽培することで有機物を多く含む豊かな土壌を維持することなどが挙げられます。(ナチュラルワインが造られている土壌にも通ずるものがあると思っています)
2014年のロデール・インスティテュート研究では
世界のすべての農用地がリジェネラティブ・オーガニック農法に移行すれば、世界中のCO2排出量よりも多い量の炭素を土壌中に隔離できると予測されています。
ちなみにリジェネラティブ・オーガニックは
「土壌の健康」、「動物福祉」、「社会的公平性」の3つの分野を1つの認証にまとめた、既存有機認証の所持を前提とするRO認証に基づいた農業です。(この話は長くなるので割愛させていただきますが、頭の片隅にでも置いといていただければ)
簡潔に言いますと、土地の健康だけではなく、動物福祉を向上し、農家・酪農家・労働者に経済的な安定と公正を提供し、持続可能な地位生態系とコミュニティを作ることを目指しているそうです。

※ロデール・インスティテュート研究とは?
有機農業の研究を支援する非営利団体です。

そしてOVERVIEW COFFEEは、
"日常で選ぶ1杯が地球を変える"と本気で思っています。

ワールドコーヒーリサーチの調べによると、地球温暖化による気候変動と需要増加により、2050年には美味しいコーヒーが飲めなくなってしまうと予測されています。1杯のコーヒーが¥5,000-という時代が来るのもそう遠くないのかもしれません。これはコーヒーに限ったことではないはずです。他の作物もきっと似たような道を辿ることでしょう。
それでは、私たちはどのような行動を取ればこの動きを少しでも遅らせることができるのか?
これまで世界では、収穫量最大化を目指す慣行農法によって多くの農作物が生産され、地球環境や生態系へ多大な悪影響を及ぼしてきたと言われています。
それはコーヒーも同じです。(ワインもです)
慣行農法では自然界に存在しない化学肥料や化学農薬を多用した栽培がおこなわれ、それにより土壌の有機物が欠乏し、土壌の健康が著しく損なわれていきました。また、農地を耕す行為により生態系が破壊され、土壌の健全性が損なわれることで、空気中の炭素を取り込むことができず、農作物の持続的な生産が難しくなるとされています。
そこで土壌の健康面を考えたリジェネラティブ・オーガニック農法を活用・支援することで、環境と生態系に配慮しながらコーヒーを守り、且つ気候変動問題への解決に貢献していけるのではないかと考えられています。
そうしてつくられたコーヒーが世界中の人が選ぶ日常の1杯になったら、地球環境はきっとよりよい方向へ向かうはずです。

だからみんなでOVERVIEW COFFEEを飲もう!と、言っているのではなく、こういった環境のことを考えていたり取り組んでいる企業やお店というのを探して推す、というのも楽しいかもしれませんね。
(例えば北海道のトカプチワイナリーさん)
だから僕含め、1人1人がたった少しの意識をすることでこれからも美味しいコーヒー、そしてワインが今までのように飲めるのではないかと思います。

あと、普通にOVERVIEW COFFEE美味しいのでおすすめです。
僕はエチオピアが好みです。

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