マンチェスターに3週間留学してたらルセラもマンチェスターに
マンチェスターに共同研究先のラボがありまして、そちらに3週間訪問して研究留学をさせていただく、というとても貴重な経験をしました。マンチェスターはイギリスの第2都市なのもあって、街中は栄えている一方、東京に比べると人口密度が低くて過ごしやすい街でした。街中には、産業革命の象徴とも言える、赤レンガの大型の建物が沢山並んでいて、異国感が溢れていました🇬🇧
3週間のうち、平日はラボで実験やシミュレーションなど、研究活動をし、土日はイギリスの各地(全土?)を旅行をしていました。イギリス各地の旅行記もこの記事とは別に書いていますので、ぜひそちらも。
時はあっという間に過ぎてしまい、最終週の週末、マンチェスターの夜を散歩をしていると、電光ポスターで「LE SSERAFIM」という文字を見かけた↓ そこには「MTV EMA Manchester 2024」「SUN 10 NOV」とある。そういえば、ルセラのメンバーが飛行機に乗っている写真がインスタにも投稿されてた。ルセラ、マンチェスターに来るのか!?今日は「FRI 8 NOV」、2日前。え、行けるじゃん。
すぐに場所を確認すると、ホテルから2.1マイル(3kmぐらい)で歩いていけそう。チケットを探すと、リセールチケットが>50ポンド(>10000円、席に依る)と、イギリスの物価にしてはお安い値段で売っていたので、60ポンドのアリーナチケットを即座に買った。
※イギリスでは日々の食事が平均3000円ぐらいで、ものすごい勢いでお金がなくなっていきました💸
当日は20時からだったので、日中はイギリスを観光し、夜にマンチェスターに戻ってライブへ行きました。
フェスみたいな感じをしていたけれど、MTVっていう英語圏のmステ(?)の収録も兼ねているみたいでした。司会だけじゃなくてDJもいて、全体通して、曲間を有名な洋楽でmixしてるのが楽しかった。全体を通しての雰囲気↓。
ルセラは"CRAZY"とそのアルバムのイントロのサウンドの"Chasing Lightning"をパフォーマンス。初披露のChasing Lightningがかっこよかった。
パフォーマンス前のルセラ↓
アリーナ席の中でも赤丸のところに案内されました。その範囲内であれば、頑張れば前の方までいけて、ルセラの前までにじわりじわりと前列に移動。でも、結局、メンバーは中央ステージで矢印の向きにずっとパフォーマンスしていたので、ずっと背中しか見えなかった。でもこれまでで一番近くで見れた!ソウルコンよりもカムバのショーケースよりも近い席。
他のアーティストは殆ど知らず、ショーン・メンデスと、インスタで最近ものすごく流行ってるBenson BooneのBeautiful Thingsしか知らなかった。この曲、イントロ部分(Aメロ?)めちゃめちゃ長いんですね。いい曲。ションメンデスもよく考えてみたら日本ではそんなに聴けるわけじゃないし、めちゃめちゃ貴重な機会だった。
この会は授賞式だったみたく、会場には来なかったけどテイラー・スウィフトやビリー・アイリッシュの名前も上がってUK fanが叫んでた。ここらへんの有名洋楽アーティストの人気を再認識した。
この会で印象的だったのが、Tyla。複数部門受賞していたし、Tylaの名前が呼ばれると、周りの人の歓声が上がったのが印象に残ってる。南アフリカ出身で"アマピアノ"とか"バカルディ"がキーワードらしい。独特のリズムでこのライブの後結構ハマった↓
(ルセラの"Smart"もアマピアノだった気がする)。
UK girlsのルセラへの黄色い歓声が会場の何処かから聞こえたけど、私の周りには全然いなかった。周りの人たちはそもそも、ルセラを知らなかったみたいで、ルセラのパフォーマンスの時はみんな静かだった。やはり、KPOPはまだUK(US+ヨーロッパも?)に浸透してないのかもしれないと思った。
ルセラの歌声もコーチェラ(April, 2024)のときより圧倒的に上手くなってるけど、ショーン・メンデス、Tylaとかが歌ってる横で歌っているのを聴くと、どうしても比較してしまう。ダンスめちゃめちゃ上手いから、この調子で歌もどんどん伸ばしてほしいと思った👀(歌いやすくて踊りやすい曲が来るといいよね)
ルセラは今回がUK初上陸らしく、KPOPアーティストが西洋に進出していくときってこんなにアウェーなのかと実感する、面白い体験だった(JPOPのYOASOBIとかもそうかも)。こんなアウェーでも新しいパフォーマンスをかっこよく見せられるのだから、彼女らはすごいと思う。授賞式でも、Dua Lipaがルセラとコラボしたがっている、という話についてインタビューされてて(↓)、今後がますます期待だ🔥