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70mとラストの30m

自軍からの70mとラストの30mは構造が全く違う。

そう聞いた時に、ああ、なんだそうやって考えるのか。って納得したことを覚えている。

彼らはいつもサッカーというゲームをどうやって攻略しようかと考えていて、
そういった人たちの言葉を借りれば、「ゲームのバグ」を探している。

サッカーというスポーツを“サッカーとして考えて”

全体像を理解して、その攻略方法を考える。

当たり前のことのように聞こえるし、実際当たり前だと思う。

だけど、そういったように考えること自体が、意外と簡単じゃない。

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数的有利な“自軍からの70m “

ボール保持(黒色)のチームが基本的には数的有利となる。

原則として、ボール非保持(白色)チームのDFはボール保持(黒色)のFWよりも1人多く配置するためである。
もし、ボール非保持(白色)のチームが同数でプレッシングに来たとしても、ボール保持(黒色)のGKを含めるとボール保持チームは+1である。

・数的不利な“最後の30m”

基本的にボール保持のチームは数的不利となる。

カウンターの対策としてボール保持(黒色)のDFは、原則、相手の人数+1となる

相手が誰だろうが、

4-4-2や-4-3-3だろうが、基本的には自軍からの70mは数的優位である。

そして、スペースも必ずある。

数とスペース(立ち位置)で相手に優位に立つことができる。

だけど、最後は、どちらが上回るかである。

ボールを保持するチームが
ボールを動かしながら、スペースを見つけることか。

ボール非保持のチームが
相手の使えるスペースを限定して、相手のプレーする時間を奪うことか。











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