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学部生に大学院留学を布教したい話
べにはるか極の正体
べにはるか極みとかふざけた名前ですが、その正体は普通の社会人(とっても厳密には学生みたいなもんです)。現在は、大学生のときから行っているIT系のお仕事と大学での研究のお仕事をさせてもらいながら、来年の9月に始まる大学院留学に備えております。
このブログ?記事?を執筆し始めた理由は、自分と同じ境遇にいる人、日本でのキャリア開拓に疑問を持つ人、イギリス大学院留学に興味がある人、給付型奨学金競争の波に進んで呑まれたい方などなど、将来有望な皆さんの決断を後押しできそうなプラットフォームを立ち上げたいという考えに起因します。これから色んな話題で記事を公開したいと思います。
人間の集中力というものは15分くらい持つそうですが(諸説あり)、私の記事は5分以内に読み終わる内容でまとめたいと思います。善処します…..
説得力のありそうな情報一覧
一丁前に主張するのも良いことですが、ある程度、業績とか客観的なスキルがないと、主張に対する説得力が欠けると思うので、個人情報がバレない程度に少し参考情報をリストしたいと思います…
IELTS 7.0
国際会議における英語の発表で受賞歴あり(まぁ小さい会議でしたが…)
大学2年時から某有名IT企業でエンジニア職
自分で言うのも何ですが、割と貢献している方だと思います笑
イギリス英語好きで、たまにイギリスに住んでた人と間違えられる(こういうこと書くとアンチ来そうだな…)
既に第一希望の大学院からオファーはもらっています(英国の某ラッセルグループの大学)
一旦、こんな感じにしときます。かなり解像度は粗く書いていますが、大学の時から働いていることとかは、強者感が漂っていそうで個人的には好きです(表面的…)
Why 大学院留学?
ここからのお話は、この学部生、大学院留学(イギリス、アメリカなど英語圏)というニッチな区分の記事を読んでいるそこのあなたに向けたお話です。おそらく大学院留学をするか迷っているのではないでしょうか?
私が大学院留学を決めた理由は、学生の頃から実際のIT会社で働いている経験が大きく影響していますとか、堅苦しい内容で始める記事が多いですが(まぁ実際、業務経験はかなり役立ちましたので、それはまた別の記事で)、私はシンプルに迷っているなら"YES"と自分の信念に従うべきだと思います。なぜなら、この時点であなたは大多数のレールから外れて、マイノリティの道を踏み出そうとしているからです。
少し一般化させていただきますが、私は、日本の大学生は、安定志向が強いと感じています。何となく授業をそつなくこなして、3年くらいになったら少しインターンして、頑張ってガクチカを絞り出して、特に現時点で強みと呼べるものはないけれど、就職先が決まったから卒論書いて卒業orとりあえずやりたい事はないから大学院に行くか!みたいな方、周りに多いのではないでしょうか?同じレールを辿ることによる人材の均一化、独創的なマインドの抑圧、なにより個人が会社・企業を引っ張ってやる!!みたいな精神が生まれにくい環境に身を置くことで、次第に自分の成長曲線に閾値を設定しまうのではないでしょうか?Stay Hungryと某大企業の社長が言っていましたが、私は日本の学生がいる環境こそHungry精神が一番育ちにくい環境だと思います。私は、この安定志向やHungry精神を持たない事を正当化するこの環境が日本社会ひいては国際社会での競争力に大きく影響を及ぼしていると思います。
勘のいい皆様ならもうキーワードにお気づきだと思いますが、環境を変えることで自分の核となる知識・技術・経験を積み上げ、マイノリティとなり自分の市場価値を自分で築く事が今の学生には必要だと考えます。これが最も効果的に行えるのが、大学院留学だと私は思います。英語がバンバン飛び交う中で、意見を貫く必要がある環境、世界の知見が集まる環境、新卒向けの手厚い”補償”がない環境下での就職活動など、もはやサバイバル的な環境(=主体性・適応性が求められる環境)に身を置くことは、Hungry精神を築き上げる上で非常に大きな役割を果たすだけでなく、日本という枠組みを超えて世界で活躍する基礎になると私は信じています。
これが私が大学院留学を決めた主な理由です。俗な言い方で申し訳ありませんが、大多数と一線を画し、自分の核を持って世界で戦える力を鍛える旅に20代から出れるなんて、最高じゃないですか?国際社会で働きたい願望があるが故かもしれませんが、少なくとも私は、この環境を日本で見つけることができるとは思っていません。超イケイケで挑戦的な会社・大学・コミュニティなど、もう少し小さな区分では見つけられるかもしれませんが、結局それらは、社会全体としての安定志向の環境や風潮を超えることができないと考えているためです。やるなら徹底的にストイックに、それが自分の価値を築く上で大事だと思います。
君たちはどう生きるか?
ここまで、好き勝手言ってきたので、「あぁべにはるかは、日本の学生が嫌いなんだ」「日本の就活アンチだな」とか言われそうですが、そういう訳ではありません。むしろ大好きです。そういう日本の学生、日本の就活スタイルがあるからこそ、違うものに価値を見出せるからです(最低)。
冗談はさておき、日本の大学院に行って、日本での就活を選択するのも全然アリだと思います。ただそこから世界で羽ばたくのは、難易度が高いと私は思います。知識や技術は別として、英語に常に触れる環境下、議論が活発なアカデミックな環境下で培ってきた経験の差を埋めるのは、そう容易くないと思います。私の会社でも、優秀なビジネスマンの方が沢山いらっしゃいますが、その方達を毎日見ていても、そう断言できます。日本で働きたい場合は、海外での知見を持ち帰り、それを武器に活躍されるのが良いのではないでしょうか?なぜなら、あなたはその時点で他の人とは異なる環境で培った経験や知見など武器を十分お持ちだと思います。
この記事を眺めているあなたは、現状に何か漠然とした違和感を持つ人(このまま就職していいのか?大学院に行っていいのか?)、もしくは自分の信念を既に見出しつつある方だと思います。そんなあなた方には、ぜひとも海外大学院へ行ってほしいと私は思います。もちろんお金の問題は発生します。しかし、給付の奨学金など色々な打開策は常に存在するため、経済的な問題で自分の信念を曲げてほしくないと思います。
文頭でも言いましたが、大学院留学を悩んでいる時点で、あなたは既にマイノリティの道を歩み始めています。自分の市場価値を高める千載一遇の機会を有効活用してほしいと心から願っています。以上、少し緩く、少しだけ経験豊富な私からの大学院留学布教活動でした。ちょっと解像度が緩い記事だったかな… ご質問があればいつでも!