父と子
どうも、渡邊翔太と申します。
長野・白馬にて『オーバーグルグル』というペンションを家族で経営して、継承準備をしつつ、その傍らオリジナルグッズ/Tシャツの提案・制作の『Martha Your Design』を運営しております。
今回はさ、柄にもなく家族のこと。父と僕のこと。そして最後に娘のこと。
そりゃ歳も取れば、そんなことを語るようになるでしょーよ。酒ばっか飲んでたバンドマンも父親になったら頭の中の構成要素は少しは変わるようになる。（だいたいは変わってないだろうけど！）
そんな訳で。
個人的、40歳になり節目のnote。
どうか最後までお付き合い下さい。
父親が老いたと感じたのはいつだろうか。
彼は理系の国立大学もしっかり出て、脳みそはバリバリに理系脳なので、ペンションの調理場やベットメイクの仕事で、効率的にやるために頭の中で数字化したり、順番を組み立てるのが好きだったし、得意だったと思う。
それがもう最近、まったくできなくなってしまった。
そして、さらにプライドも高いため、できないことを認めなられないのか、母親や弟がそのことを揶揄したりすると、突然激昂するようになった。
そんな訳で、別に詳しく書かないけど、こうゆうことが原因で、ちょっと家族間、ペンション内でうまくいかない諸問題が最近多くなったのは事実だ。
母親や弟は、父親のことをよくわかんない。なんてよくぼやく。老いだけではなく彼の性格、思考がちょっと面倒くさくさせてる気がする。
しかし。
何が書きたいかと言うと。
僕には、父親の気持ちとか、思考。頭の中がわりと手に取るようにわかる。そしてそれは当たっているはず。
プライドが高いこと。
誰かに物を言われるのが嫌なこと。
できる・やれる理想の自分がいること。
現代のコンプラとかなんのその。未だに女子供は少し後ろにいろ！と内心思ってること。
お金があると大きな気持ちになってしまうこと。
なんてあげたらキリがない。
なんで父親のことわかるの？かって？
そばにいるから？育てられたから？
いやいや。
実は。
僕も同じ思考を持っていて、似ているなってことが多々あるから。やっぱり親子なんだよね。
父親の思考回路は、ちゃんと子供の僕に引き継がれている。
うわー。初めてこんなことカミングアウトしてしまった。
本当、嫌だなあ。と思うんだけど、認めざるを得ない気がしていて、こんなことを書いてます。
親父が激昂する同じ場面に僕も遭遇したらさ。俺も同じことするもん。すげー怒るよ、多分。僕もめちゃくちゃプライド高いんだよ。
顔とか、身体的なことばかりが遺伝すると思ってたけど、脳みその中身も遺伝するんだよね。
ただ、生きてる時代背景も違うし、年齢も違う。そして何より僕は父親を反面教師として見ている。なので、今の僕は抑制力はあって色々こじらせることは少ないと思う。（多分。奥さんに迷惑かけてたら本気で謝る）
まあさ。
性格や色々に難はあるのかもしれないが、脱サラをしてペンションを始めて、40年以上近く父親が白馬で生きて、家業を守り抜いてるのは事実。
こればかりは本当にすごい。バブル崩壊も、オリンピック後のスキー離れも乗り越えた。周りのペンションは閉じてしまったところも多々ある。
そんなDNAは僕にもあるし、
そして。娘にもある。
性格、思考の話から飛躍し過ぎかもしれないけど。父親が勝ち取ったように、僕も頑張って成功を勝ち取るし、娘にも令和のこの時代を生き抜いて、輝いて生きてほしい。
なんてことを、僕とそっくり過ぎる眉毛の娘を寝かしつけをしながら、思考する40歳の誕生日の夜。
40という大台に乗ったよ。ここまで育ててもらった両親に感謝。
そしてまだまだ僕も頑張らないと。人生こっから。娘を立派に育てるよ。
そして早く、父親（母親も）を楽させてあげたい。
まとまった？苦笑。
わかんないけど、最後までお読みいただきありがとうございました！
最後に宣伝ですー！
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そんな訳で最後までありがとうございました！
まあ更新しますね。
長野・白馬より渡邊翔太でした！
またねー！
