ながらSDGs通信[第9回]目標6.安全な水とトイレを世界中に
はじめに
このコーナーは、私がタウンアドバイザーを務める千葉県長生郡長柄町の広報誌に毎月連載している、SDGsに関するコラムをnoteを読んでいる皆さんにもお伝えするものです。
目標6. 安全な水とトイレを世界中に
今月は「目標6. 安全な水とトイレを世界中に」です。
目標6では、主に次のような具体的な目標が掲げられています。誰もが安全な水を安い値段で利用できるようにすること、屋外で用を足す人をなくすこと、山や森林、川や湖などの水に関わる生態系を守ること、水を再利用する技術などで途上国に貢献することなどです。
目標6と他の目標との関係
私たちは水がないと生きていけません。そして、水はさまざまなSDGsの目標に関係しています。
例えば、農業や畜産業です。安全な作物の栽培には、汚染されていない綺麗な水が欠かせません。また、家畜はたくさんの水を使うといわれていて、1kgの牛肉を生産するために、そのおよそ20,000倍の水が必要とされています。これらは、「目標2. 飢餓をゼロに」における持続可能な農業や食料生産に関係します。
ほかにも、私たちが日常的に使っている水は、遡ると地下水や海水とつながっています。「目標15. 陸の豊かさも守ろう」や「目標14. 海の豊かさを守ろう」とも深い結びつきがあります。
参考
公益財団法人日本ユニセフ協会「持続可能な世界への第一歩 SDGs CLUB」
掲載情報
千葉県長生郡長柄町『広報ながら』2022年6月号
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