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ながらSDGs通信[第18回]目標15.陸の豊かさも守ろう

はじめに

このコーナーは、私がタウンアドバイザーを務める千葉県長生郡長柄町の広報誌に毎月連載している、SDGsに関するコラムをnoteを読んでいる皆さんにもお伝えするものです。

目標15. 陸の豊かさも守ろう

「目標15. 陸の豊かさも守ろう」は、生態系や生物多様性の保護や回復、持続可能な森林の管理、砂漠化の防止のための目標です。ここでは、持続可能な森林について考えます。

目標15. 陸の豊かさも守ろう

森林の果たす役割

森林には、さまざまな動植物が生息しています。また、森林は二酸化炭素を吸収し、気候変動の影響を緩和します。さらに、森林は燃料や建材として利用されるほか、土砂崩れや洪水の緩和、津波の被害軽減にも貢献します。

森林の消失

その森林は、世界で毎年およそ1,300万ヘクタール(北海道の約1.5倍の面積)が失われています。植林などを差し引いた純消失面積は年間330万ヘクタールで、1990年代と比べると半分程度ですが、それでも千葉県の6倍以上の森林面積が毎年失われています。国別にみると、ブラジル、インドネシア、ミャンマーなどで森林が大きく減っている一方で、中国などでは森林面積が増えています。

森林の違法な伐採のための対策

森林の違法な伐採を防ぐ方法として、認証制度があります。日本でも、持続可能性や環境保全に配慮された森林から算出される木材や木製品に対して付与される「FSC認証」などが広がっています。

参考

国際連合広報センター「陸の豊かさも守ろう」
環境省「森林と生きる -世界の森林を守るため、いま、私たちにできること-」

掲載情報

千葉県長生郡長柄町『広報ながら』2023年3月号


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