見出し画像

【SV レギュG ダブル】250人以上規模 仲間大会1位×2 白馬ディンルーコントロール

初めましての方は初めまして!
しょうたーると申します。
普段はポケモンのダブルバトルをプレイしています。(たまにポケカもやったりしてます。)
特に選出と立ち回りの部分に力を入れて執筆しましたので、ぜひ最後までご覧頂けますと幸いです!
レンタルチームのIDは構築詳細の部分に記載しています。


仲間大会の結果と所感

4/15(月)mumemo杯
【参加者数】267人
【戦績】12勝1敗 レート1644.198
【順位】1位

使用率(1位〜50位)

1位〜10位
11位〜20位
21位〜30位
31位〜40位
41位〜50位


【今大会の所感】
禁伝の使用率トップは白馬バドレックスでしたが、実際に参加してみるとコライドンや黒馬バドレックス、ホワイトキュレム、ムゲンダイナ、テラパゴスなどバラけていて、参加者の皆さんがそれぞれ構築を試している段階と言う印象でした。
ただ、最終レート1545以上(最終30位前後)の方々は白馬バドレックスにしっかりと勝てるように構築やプレイングなど工夫がされていて、かなりの苦戦を強いられました。

4/18(木)mumemo杯
【参加者数】257人
【戦績】10勝1敗 レート1631.033
【順位】1位


使用率(1位〜50位)

1位〜10位
11位〜20位
21位〜30位
31位〜40位
41位〜50位

【今大会の所感】
禁伝の使用率トップは黒馬バドレックス。
ただ、実際に参加してみると、今回も環境が定まっていないのか、全体的にバラけていました。
その中では白馬バドレックスが最も多かったです。
今回は相手の構築を7試合しかメモしていなかったので、正確な数は不明ですが、自分が覚えている限りは少なくとも5回は当たったと思います。
今回から白馬バドレックスを対策する為のポケモンが全体的に増えました。
前回使用率50位圏外(77位)のペリッパーが36位に急上昇しています。
これは対晴れ(コライドン、グラードン)や、白馬バドレックスのブリザードランスをワイドガードで防ぎつつ、10万馬力も無効化できる強力な駒だからだと自分は思っています。
自分は密かにペリッパーを高く評価していましたが、まさかここにきて流行るとは…。
同様に白馬バドレックスに強い駒であるドータクンも前回使用率42位から33位に上昇しています。
炎テラス珠クロスフレイムで白馬バドレックスを一撃で倒すためか、ホワイトキュレムも40位から27位に上昇しています。
参考までに、今大会のホワイトキュレムのクロスフレイムの採用率は1位、炎テラス採用率1位、命の珠採用率2位です。(前回はクロスフレイム3位、炎テラス2位、命の珠1位)
今大会は白馬バドレックス対策がより厚くなってきた印象です。

構築経緯と反省点①

高火力、高耐久、命中安定高火力全体技と強力な特性を兼ね備えた白馬バドレックスが禁伝の中で一番強そうだと思ったので、白馬を確定。

その次に、白馬の相方となるポケモンを探しました。
白馬は炎、鋼、ゴーストタイプを相手にするのが難しいと思ったのと、自身でトリックルームを展開する際に若干の特防の低さが気になりました。
かと言ってヤミラミやオーロンゲで光の壁を展開すると、白馬でトリルを展開した後に白馬しか即座に攻撃にできないので、そうなると相手に半減で受け回されてパワー不足で相手を倒し切る前にトリルターンが切れてしまうと思いました。
そこで白馬が苦手とする炎、鋼、ゴースト全ての弱点を突きながら隣にいるだけで特防を補強できて、そこそこ火力の高いディンルーを採用。

ここまででトリックルームにかなり依存している構築であるため、白馬でトリックルームを展開することが難しい場合の第二のトリックルーム要員として、黒馬バドレックスのアストラルビットを無効化することができるポリゴン2を採用し、サイクルを回しながらブリザードランスやトリックルームを通しやすくする為にガオガエンとモロバレルを採用。

ガオガエンとモロバレルを構築に採用すると、個人的には相手のガオガエンのサイクルを突破するために水打点が欲しくなるので、威嚇を貫通しながらガオガエンに大きな削りを入れる事ができる連撃ウーラオスを採用。

試作段階はこんな感じの並び

この構築で何回か仲間大会に潜ってみると、どうもしっくり来ず、勝ったり負けたりを繰り返していました。
4/7(日)カノソ杯 2勝3敗
4/7(日)mumemo杯 2勝1敗
4/8(月)mumemo杯 2勝2敗
通算6勝6敗でした。
特に鉄壁ドータクンがどうしようもなく、水テラスを切られると勝ち筋がTODしかない事に気づきました。
トリックルームが前提な構築なので白馬が先発で出せない時の黒馬バドレックスやイエッサンのトリル封印に対しても回答がありませんでした。
今思えばこの構築をもう少し試す価値はあったと思いますが、この時点で次の白馬ディンルーの型を模索し始めました。

構築経緯②

白馬バドレックスは間違いないと思ったので、そのまま採用。

ディンルーは自分から攻撃する型よりも砂地獄で相手を交代不能にして災いの器を維持しながらトリックルーム展開をサポートした方がいいと感じたので食べ残し持ちの砂地獄型で採用。
(後に砂地獄の定数ダメージとカタストロフィによる削りと白馬との素早さ関係など、何もかも相性が良いことに気付く。)

欠伸を採用する事で砂地獄と合わせて詰ませる事ができる様になるので欠伸を使えるポケモンの中で災いの器込みで最も総合耐久数値の高いヘイラッシャを採用。

このままでは水テラス鉄壁ドータクンがどうしようもない事に変わりはないので、ドータクンが非テラス時には炎技でワンパンでき、水テラス時には草技で大ダメージを与えることができる炎オーガポンを採用。

ディンルー+ヘイラッシャの並びで欠伸砂地獄を狙う場合、相手のミライドンにエレキフィールドを展開されてしまうだけでコンセプトが崩壊してしまうため、フィールドを書き換えられるポケモンが欲しいと考えました。
そこで、グラスメイカーでフィールドを書き換えることができて、尚且つ水テラスしたドータクンに弱点を突いて大ダメージを与える事ができるゴリランダーを採用。

最後に威嚇を入れられてもガオガエンに対して強く、スイーパーとして対面性能が高い気合いの襷持ちの連撃ウーラオスを採用して完成。

構築詳細

チームID BN226W

白馬バドレックス@クリアチャーム
【特性】人馬一体
【テラスタイプ】炎
【性格】意地っ張り
【努力値】H252 A132 D124
【実数値】207-222-170-×-166-70
【技】
・ブリザードランス
・10万馬力
・トリックルーム
・守る
【調整】
・災いの器込みでC202眼鏡カイオーガの水テラス潮吹きをダブルダメージで確定耐え 174〜206
【解説】
構築の絶対的エース!🐎💨
不意のガオガエンの鬼火で機能停止してしまうので炎テラス。
クリアチャームは威嚇と捨て台詞意識。
欠伸を絡めながら砂地獄+カタストロフィで削って相手2体のHPをブリザードランス圏内に入れて白のいななきを2回発動させるのが非常に強力です。
ディンルーとヘイラッシャを先発に置くことが多いので、従来のトリル前提の構築とは違い、初手からトリル封印に屈する事が無く、後発からトリルターンを有効に活用する事ができます。
トリル下でディンルーのカタストロフィより後にブリザードランスを撃てるのはあまりにも強すぎるのでゲーフリの調整ミスかもしれませんw
S0ではない理由は非トリル下でモロバレルの上からブリザードランスを撃ちたいからです。

ディンルー@食べ残し
【特性】災いの器
【テラスタイプ】毒
【性格】腕白
【努力値】H212 B148 D148
【実数値】257-130-180-×-119-65
【技】
・地団駄
・カタストロフィ
・砂地獄
・守る
【調整】
・テラス無しでA200連撃ウーラオスの水テラス水流連打を確定耐え 204〜252
・テラス無しでA189パオジアンの氷柱落とし+A183エンテイの聖なる炎を災いの剣込みで確定耐え
・C205眼鏡ハバタクカミのムーンフォースを災いの器込みで確定耐え 210〜248
・H16n+1
【解説】
構築の軸の1人。
耐久する際に相手の毒が邪魔なので毒テラス。
常に災いの器を盤面に維持しながら戦うので場持ちを良くするために持ち物は食べ残し。
カタストロフィと砂地獄を上手く使って白馬が着地すると同時に相手1〜2体をブリザードランス圏内まで入れておくのがコツです。
砂地獄の定数ダメージで絶妙に倒れないぐらいまで相手の2体のHPを管理できると最高です。
(例えば、既に砂地獄を喰らっているHP4.5割の相手に微調整でもう一度砂地獄を撃ったり、敢えて殴らなかったりします。)
成功すれば白のいななきを無理やり2回発動させることができて容易に4タテを狙えます。
耐久力が非常に高いので砂地獄が当たらなくても1〜2回までなら何とかなります。
全体的に中火力でゴーストや飛行を持たない先発ならディンルーとヘイラッシャだけで完封できる事もあるのがエグい…。

ヘイラッシャ@オボンの実
【特性】鈍感
【テラスタイプ】鋼
【性格】腕白
【努力値】H244 B116 D148
【実数値】256-120-165-×-104-55
【技】
・ウェーブタックル
・ヘビーボンバー
・欠伸
・守る
【調整】
・B11n且つ、A200一撃ウーラオスの悪テラス暗黒強打をオボン無しで確定2発耐え 106〜126
・H2n(カタストロフィでオボン発動)
【解説】
集中されて倒されることを防ぎたいのでオボンの実。
特に何も考えず鋼テラスにしましたが、グラードンから断崖の剣を受けたり、コライドンにアクセルブレイクを撃たれる事を考えると、フェアリーテラスの方が良いと思います。

連撃ウーラオス@気合いの襷
【特性】不可視の拳
【テラスタイプ】水
【性格】意地っ張り
【努力値】A252 B4 S252
【実数値】175-200-121-×-80-149
【技】
・水流連打
・インファイト
・アクアジェット
・見切り
【調整】
・特に無し
【解説】
襷を持つことにより、行動補償があるため強気に動けるスイーパー。
基本的に後発から出してスイープを狙いますが、砂地獄+欠伸が刺さらなそうな時は先発から出しても構いません。

炎オーガポン@竈門の面
【特性】型破り
【テラスタイプ】炎
【性格】陽気
【努力値】H4 A252 S252
【実数値】156-172-104-×-116-178
【技】
・蔦棍棒
・グラススライダー
・剣の舞
・ニードルガード
【調整】
・特に無し
【解説】
構築の第二のエース。
対グラードンや砂地獄の通りが悪い場合に選出します。
ビルドアップ炎テラスグラードンがキツいので剣の舞を気合いだめに変更してもいいかもしれません。
剣舞炎テラス晴れ蔦棍棒+@で炎テラスグラードンを破壊しましょう。

ゴリランダー@突撃チョッキ
【特性】グラスメイカー
【テラスタイプ】炎
【性格】意地っ張り
【努力値】H252 A116 D140
【実数値】207-176-110-×-108-105
【技】
・グラススライダー
・ウッドハンマー
・10万馬力
・猫騙し
【調整】
・C205珠アカツキガチグマのノーマルテラスブラッドムーンを確定耐え 174〜206
・A11n
【解説】
対ミライドン、グラードンに必ず選出します。
調整が謎すぎますね…(レギュFの使い回し)
ただ、ミライドンや黒馬イエッサンに対して受け出しする事が多いので特防に厚くして正解だったと思います。

選出と立ち回り

基本選出
【先発】ディンルー、ヘイラッシャ
【後発】白馬、ウーラオス
【立ち回り】
半分以上はこの選出です。
ディンルーにテラスを切ることが多いです。
欠伸+砂地獄の集中する際は守られた時のリスクを常に考えましょう。
相手の眠りターンを計算し、最速起きをされても最長眠りされても良いように余裕があるターンは欠伸を重ねがけしてもいいでしょう。
ディンルーやヘイラッシャが倒されても白馬で切り返せるような盤面作りを常に意識します。

対エルフーン+黒馬バドレックス
【先発】ディンルー、ヘイラッシャ
【後発】白馬、ゴリランダー
【立ち回り】
黒馬が砂地獄でロックできないので、カタストロフィでブリザードランス圏内に入れておきます。
エルフーンのアンコールは鈍感でも防げないので、技を縛られてもいいように一番強い動きである欠伸を連打しておきます。
この対面では、トリックルームを何が何でも展開したいので白馬にテラスを切りながらトリルを貼るか、ゴリランダーで猫騙し+トリルをするのが理想です。
ウーラオスを選出しない事で相手のガオガエンが少し重くなるので、カタストロフィ+ウェーブタックルでガオガエンを早急に倒してしまっても大丈夫です。
ただ、その場合は相手にアタッカーを無償で着地させてしまうことになるので、ディンルーとヘイラッシャのHPをなるべく高く保っておく事が重要です。
黒馬とエルフーンはディンルーとヘイラッシャに対して高い打点を持っていない事が多いので、がむしゃらだけ気をつけていれば大丈夫です。

対グラードン+オーロンゲ
【先発】炎オーガポン、ゴリランダー
【後発】白馬、ウーラオス
【立ち回り】
必ず特性の発動順を確認します。
初手はグラードン方向に猫騙し+剣の舞か、オーロンゲ方向に猫騙し+蔦棍棒で集中する事が多いです。
ゴリランダーよりグラードンの方が特性の発動が速かった場合は、ゴリランダーよりグラードンの方が速いor同速なので猫騙し+剣の舞からのグラススライダー+炎テラス蔦棍棒を撃ちます。
グラードンよりゴリランダーの方が特性の発動が速かった場合は、猫騙し+剣舞からの炎テラス蔦棍棒+10万馬力を押しても構いません。
因みに、猫騙し+グラススライダー+晴れ剣舞炎テラス蔦棍棒で炎テラスグラードン(207-161)が高乱数1発です。
でも結局は壁を貼られたり、ビルドアップを積まれることが多いので、急所頼りになる事が多いです。
この対面は剣舞より気合いだめの方が強いので変更してもいいかもしれません。
グラードンがゴリランダーとオーガポンの渾身の一撃を耐えてきたらウーラオスの出番です。

対トルネロス+カイオーガ
【先発】ディンルー、ヘイラッシャ
【後発】白馬、ゴリランダーorウーラオス
【立ち回り】
この対面では必ずディンルーにテラスを切りましょう。
カイオーガが眼鏡である事が多いので初手から毒テラス砂地獄+欠伸が安定します。
後はブリザードランス圏内にカイオーガを削ってディンルーが倒されると同時にカイオーガが眠るように調整すれば安定してトリックルームを展開できます。

対ミライドン+寿司
【先発】白馬、ゴリランダー
【後発】ディンルー、ヘイラッシャ
【立ち回り】
この対面ではグラスフィールドを維持しながらトリックルームを2回以上展開し、持久戦を狙います。
ゴリランダーが安全に攻撃できそうな時は雑に殴っても構いませんが、基本的には常にディンルーとヘイラッシャで受け出しできるようにします。
合体したヘイラッシャに欠伸が通ればほぼ勝ちです。
2回目のトリックルームに備えてグラスフィールドで白馬のHPを高く保っておきます。
トリックルームが切れる直前のターンに白馬の隣にゴリランダーを着地させて猫騙しを使えるようにしておくと安心です。

この構築の苦手なポケモン

・グラードン+フシギバナ
オーガポンが炎テラスしてヘドロ爆弾を無理やり耐えようとするとグラードンの断崖の剣を耐えなくなる上に、避けたとしても次のターンに上から眠り粉が飛んで来ます。
勝てる可能性があるとしたらフシギバナが隠密マントではないことを祈りながら先発白馬+ゴリランダーで猫騙し+トリックルームを展開できればまだあります。
ただ、その間に炎テラスしながらビルドアップを積まれると厳しいです。

・晴れ+炎テラス鉄壁ドータクン
浮遊で砂地獄が効かない時点でキツいです。
オーガポンとゴリランダーで処理するのが難しく、晴れを展開されるとウーラオスの水流連打も通らないので突破が困難です。
ドータクン以外の全てのポケモンを倒してTODするしか今のところ勝ち筋が思いつきません。

・ミライドン
エレキフィールドをグラスフィールドで貼り替えないと欠伸+砂地獄が通らない上に、ボルトチェンジでバインドを解除してくる可能性が高いです。
当たったら初手から白馬を通すしかありません。

・アラブルタケ
白馬、ディンルー、ヘイラッシャの上からキノコの胞子を撃たれる上に、タネマシンガンでウーラオスの襷を貫通されて倒されます。
炎オーガポンを選出せざるを得ないです。

最後に

まだランクマッチのレギュレーションGは始まっていませんが、現段階でそれなりに高い完成度で構築を組めたと思います。
この構築はまだ開拓の余地があると思うので、少しずつ改良して行こうと思います。
この記事が参考になれば幸いです。
何か質問などありましたらX(旧Twitter)の方でDMで受け付けます。
最後までご覧頂きありがとうございました!🍄✨

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?