80億分の1の正解
こんばんは。
今、世の中は大きな変革の時期を迎えており
これまで当たり前だった事がことごとくひっくり返っています。
これから先を心豊かに生きるヒントとなる考え方を書いていきます。
そもそもなんですが、世の中に絶対的な正解、不正解は存在するのでしょうか?
答えはノーです。
人や動物、植物など生きてきた背景や持っている細胞、習慣といった
数えきれない違いが、たとえ同じ種類の生命だとしてもあるわけです。
なので、その生命にあった本当の正解というのはその生命にしか実質的には
わからないわけです。
自然界では、そんな多種多様な違いを本能で認め合いながら共存しているわけですが、人間社会はどうでしょうか。
特に戦後日本はそうですが、植え付けられた思想・常識を絶対的な正義だと思い込み、自分の意にそぐわない他者に対して、思い切りぶつけています。
それは自然に対する接し方も同様です。
お金を稼ぐことが正義だとして、甚大な環境被害をもたらしました。
こうした正義は、その人の中では正しいかもしれませんが、他の人にとって
そうではない場合が往々にしてあります。
今の若い人たちは世の中の常識が明らかにおかしいことに気付いているため
社会に合わず、苦しめられ、自分の命を絶つまでになっていると感じています。
今を生きる人は、特に人や自然と接するときに自分が正しいと思っていることは全てただのエゴであり、そこに執着しているということに気付いていただきたいのです。
自分が正しいというフィルターはかなり強力で、本質を見えなくします。
例えば、今の世の中で言うと、お金があればなんでも解決するというような思考ですね。
お金というのは、あくまで交換の手段であり、究極的にはお金自体には何の価値もありません。
しかし、お金がないと生きていけないという常識(正しさ)がはびこっています。それによって、私たちの生活はコントロールされているわけです。
そうして、都合の良いように働かされる社会が形成されているわけですが
それが性に合っている人にはそれが一つの正しさなわけです。
ただ、合わない人も数多くいます。
そんな人たちと接するときに自分がエゴや執着のフィルターで接していないか、常に観察してみてください。嫌というほど出てくると思います。
しかし、これを続けていくと、人を好き嫌いという感情で見なくなり、
本質の部分で見る癖がつくようになります。
そうすると、他人の在り方を素直に認められるようになり、加えて本質的に重要な情報が得られたり、外的環境に揺さぶられることが少なくなります。
現代は、そうした自分のフィルターに苦しめられることが多々ありますので
そうした人が少しでも減っていけば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。