社会の裏側に氣付く
地球に一つの生命として生まれてきた私たち。
自然の仕組みという調和の世界では生命は全て平等である。
それにもかかわらず、お金によって生活を賄うようにさせられてしまい、
命を握られている状況である。
お金がないと生きていけないと思わされることで、他のあらゆる生命に対して損得勘定で接してしまい、結果として歪んだ世界が作り出されてしまったのである。
山や海、空、あらゆる自然が人間にとって都合の良いように歪められ、それを食物や空気として取り込む生物も歪んでいる。
こうした歪んだ世界を少しずつでも戻していかなければならない。
そのために必要なことは「お金で解決できる」という意識を捨てること、そして、自分にとっての足るを知り、自分を満たして次は自分以外の生命を満たすお手伝いをするという意識を持つことである。
お金は結局、ただのものであり、それだけでは何の価値もない。
お金が食べ物を作り出してくれるわけでもなく、住む場所を作り出してくれるわけでもない。
むしろ、自分の欲望を増大させる装置である。
お金に取りつかれると、欲望から執着が生まれ、不調和な状態となる。
お金に依存せず、少ないお金で満足できる人はそれだけ他の生命に対して、損得勘定なく動ける人だと考える。
そうした、本質の部分で動ける人が増えていき、当たり前になれば、世界はより平和で豊かで幸せになると私は感じている。