大変なことになってしまった
Muli bwanji.
JICA海外協力隊のしょーたです。
怒涛の1週間が無事(?)に終わりました。
きっかけは先週末に同僚や学長に一斉送信したメールです。
毎月1回以上、定期共有として農場の情報をまとめてシェアしています。
何てことないただのメールですが、先日の先輩隊員の最終報告にかなり影響されたのでしょう。自分の活動をこのまま穏便に終わらせていいのかずっと違和感がありました。
そんなこんなでこのメールの文中でかなりトゲのあることを記載しました。
簡単に言うと、「他ではこんなことしてるのにうちは全然だね。」って内容です。
直接言わない辺りが I am the YUTORI.
この件で学長と上司が反応し、学長からは月曜日の朝一で、上司からは午後一で呼び出しがありました。
学長はポジティブに捉えていて、「しょーたの提案で未着手なのはどれとどれだ」って話から、今日の午後同僚集めて話し合いだ!となり、
午後数名で集まって、今後のロードマップを一気に確認し、「誰がいつ何を」を決めることができました。
さすがザンビア、超年功序列社会なので同僚たちの返事は「ハイかYES」。しかも期限は1週間と清々しいほどのトップダウンが行われました。
上司については「しょーたは要するに何が言いたいの?」と直接的。言いにくかったことも言えて、少し感情のぶつかりはあったものの穏便に事なきを得ました。
呼び出しがあった瞬間、職場全員に嫌われる覚悟はありました。もう時間もないですし、なるようになれと。
ですが結果的に今まで半ば諦めていたことが同時進行で一気に進もうとしています。(大変なことになってきた・・・。)
各同僚に言い続けてきて、返事はYESだけど現実は動かないという期間のおかげか、話し合いでの同僚達の理解は早く、一気に伏線回収しているような感覚です。
アニメやドラマのクライマックスのように、私の協力隊生活も最後の盛り上がりを見せてるということでしょうか。
仕事でもプライベートでも私はあまり感情的になる方じゃないです。逆に沸点が低い人を軽蔑するというか、無意識に避ける傾向があります。
ですが今回は自分で火種を作るという私としては奇怪な行動に出たわけです。
全国の感情のぶつかり合いを避けるYUTORI達に伝えたい。
お、俺、やったったぞ!!と。
そんな急展開から始まった週ですが、最終日には前々から企画していた社会見学がありました。
コミュニティスクール(経済的な事情等で公立の学校に通えない子供たちのための学校)を配属先の農業短期大学に招いて農業のことを学ぶ機会です。
ある日突然飛び込み営業して、翌週から教壇に立って授業をし、この度マイルストーンである社会見学まで来ました。
はたから見ると意味不明ですが、ここはザンビアで私はJICA海外協力隊です。
笑顔で乳しぼり体験をする子供達や誇らしげに説明する同僚、農場スタッフ達。
コミュニティスクールに帰った後、写真や動画を見て微笑ましく笑う先生達を見ると、これは自己満足じゃないっしょ!と言いたくなりました。
コミュニティスクールのあるコンパウンド(スラムみたいなとこ)内でも大量の差別を経て多くの人が私を認知してくれるようになりました。
アフリカのザンビアのほんの一部の地域だけど、小さなインパクトは残せたんじゃないかと思います。
ちなみにすぐに感情的になる人は苦手ですけど、もっと苦手なのは・・
説教するときに「どこが間違ってたと思う?」って言う人
怒りながらクイズすな(笑)
以上です。See you in the next post.