MBTIは信用できない ~2年半東京で修行した結果①~
入社時のことである。
「16タイプ診断を受けてください」とメールが来た。
今流行りの「MBTI診断」と言うやつである。
ただ、2年以上前の話なので今よりかは流行っていなく、初めて見る診断だった。
正直、こう言う診断系は好きだ。
自己分析を延々とやっていたので、自分はどう言う人間で、そんな能力があるのだろうか、答えがありそうでないものにしがみつくタイプなのだ。
今考えれば、「そんなものに振り回されるな、ウ◯コ野郎」と言いたい。
当時出た結果は、「ENFP」、広報運動家と呼ばれるもの。
ー運動家は熱意にあふれる性分の持ち主で、クリエイティブかつ自由奔放で、社交的です。“笑顔になる理由”をいつでも見つけられます。ー
この結果について早速引っかかった。
「社交的」だと???
今まで言われたことない。
ただ分からなくもないなと。
この会社に入るまでの1年は今ままでと違うことを言われるようになっていた。
・普通→ギャグセンありますよね
・口下手→話が面白くて、聞きやすい
環境が一変するだけでこんなにもか。と思うくらいには。
この会社に入った後も
・しっかりしてる、頼りになる
・裏で実は遊んでる(遊んでないですけどね!笑)
・昔やんちゃしてた(してませんけどね!笑)
環境変えただけで、より人間関係に恵まれてるなとおもった。
それから2年後、社内で再度MBTI診断をしてほしいと通知が来た。
出た結果は「INFP」、仲介者と呼ばれるもの。
E→I に変わった。
つまり外向的→内向的。
外向的な仕事が増えるにつれて内向的に。
あくまで性格診断なので、やるタイミングによっては結果は変わるかもしれないが…
いや、外向的な仕事をし過ぎて、内向的になりたいと思っているのか。
哲学。
最終的に私が言いたいのは
MBTIなんてのはあくまで一つの指標にしか過ぎないと言うこと。
最近はレッテルを貼りたがる日本人が増えた気がする。
MBTI、HSP、ADHD
海外に元からあったレッテルが日本に輸入されて、今では本が出るほど。。
「私はHSPだからこれができなくていい」
「ADHDだからしょうがない」
「〇〇はENFPか、確かに気分屋だよね」
ふざけんな。
可能性狭めてるだけやんけ。
じゃあ、もしあなたが動画編集やりたいのに、よくわからん性格診断で「動画編集が向いてない」とでたら、諦めんのか?
すいません、多少荒くなりました。
しかも、これで一番タチ悪いのは
人に対してレッテルを貼る奴。
(もし誰かにレッテルを貼られてるなら、そいつを超えてやれ。)
だからこそ自分には可能性があると思った方がいい。
特に若いうちは。
そして自分が苦手だと思うことに対しても一度挑戦してみるのもいい。
「海外行って価値観変わった」の何倍もの発見が絶対にあることは確かだ。