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歯科医の本音帳2
歯科医師の「年収1000万円」は本当に多いのか?
歯科医師って聞くと、みんな「稼いでそう!」って思うでしょ?実際、友達とか親戚に「年収どのくらいなの?」って聞かれることも結構あります。で、正直に「1000万円くらいかな」って答えると、「やっぱり金持ちじゃん!」ってなるわけですよ。
でもね、それって本当に「多い」んだろうか?今日はその辺、ちょっとぶっちゃけてみます。
年収1000万円の実態
まず、日本の平均年収を見てみると、だいたい400~500万円くらい。それと比べると確かに「2倍くらいじゃん!」ってなるよね。だけど、ここで大事なのは生活コストの話。
僕は福岡で家族を養ってるんだけど、子どもの教育費、住宅ローン、日々の生活費って結構かかるんだよね。それに、歯科医師って「白衣のイメージ通りに見える生活」も求められることが多くて、スーツや車、身だしなみにもそれなりに投資しなきゃいけない。
さらに、将来的には「開業」という大きな夢もあるから、そこに向けて貯金もしないといけない。これがなかなか貯まらないんだよね…。
歯科医師の仕事、実はブラック?
あと、年収だけじゃなくて労働時間の話も大事。歯科医師って患者さんが多いほど収入が増えるんだけど、それってイコール労働時間が増えるってこと。自由時間が少なくなるし、肉体的にも結構きつい。
開業しても、場所や経営のやり方次第では赤字になることもあるから、「歯科医師=安定した金持ち」ってわけでもないんだよね。
結論:本当に「多い」かは人それぞれ
「年収1000万円」は確かに悪くない額だし、贅沢しなければ普通に生活はできる。でも、他の職種と違って、自分のキャリアや生活環境に応じていろんな出費があるから、意外と「余裕がある」って感じにはならないんだよね。
みんなが思う「金持ち」と、実際の歯科医師の現実にはちょっとギャップがある。そんな現実を知ってもらえたら嬉しいな。