TTArtisan 50mm F/2を買った話
こんにちは!今回は新しくレンズを購入したのでそのお話しをしようと思います!ではどうぞ!
1.TTArtisan 50mm F/2を買ってみた
①TTArtisan 50mm F/2とは
今回購入したレンズ「TTArtisan 50mm F/2」は銘匠光学が販売している単焦点レンズです。いわゆる中華レンズと言われていて、値段も純正レンズと比較してかなり格安で販売されています。MFレンズで、ZマウントやXマウント用も販売されています。
②購入経緯
購入した経緯として、「スナップ用に単焦点レンズが欲しい!」と考えたからです。実は今年に入って持っていたレンズを悩んだ挙句一部売却して、大三元レンズに絞った経緯があります。ただ、やっぱりフルサイズの大三元レンズ、気軽にスナップに持ち出すには「重すぎる」。そして、他のレンズを購入するのも「高いな~」と思っていたところ、以前に動画で見たことがあったこのレンズを思い出して購入にいたりました!
2.使ってみた感想
①よかった点(3点)
まずは、価格が安価ということです。1万円前後で購入することができるこのレンズ。カメラをしない人からすると高いと感じると思いますが、かなり破格の値段と思います。また安い分ハードに使用できますし、もし何か不具合があっても諦めもしやすいですね。
次に、小型・軽量という点です。フルサイズの大三元レンズを使っていると比べものにならないくらい小さくて軽いですね。その重さも約200gとのことで、持った時は本当にびっくりしましたね。改めて小型・軽量は正義ですね。
最後は意外としっかりしているという点です。レンズを購入する時に心配だったのが、「安かろう悪かろう」ということです。ただ購入して触ってみると意外と作りはしっかりしていますし、後述するような癖や画質面での甘さも感じますが、値段や撮影スタイルからすると許容範囲かなと。むしろそういった癖を楽しむレンズと思えば使用にも問題ないと思います。
②イマイチな点(3点)
まず、フレアがかなり発生するという点です。良かった点であげた写真もフレアがかかっているものがあり、それはそれでいい感じでしたが、あまり出てほしくない場面や出方にもかなり癖があるように感じました(個体差はあるかもですね)。風景写真とかには使いづらいですね。PLフィルターを用いれば解消するのでしょうかね?
次は、電子先幕シャッターが使用しづらいという点です。いつも撮影では電子先幕シャッターとメカニカルシャッターを併用していますが、電子先幕シャッターで撮影すると、写真の一部が暗くなりました。メカニカルシャッターのみで撮影すると解消されましたが、その設定の変更など少し煩わしく感じますね。もともと画像端の写りの甘さや周辺露光落ちは指摘されていますが、はっきり暗くなったので要注意かなと感じます。もしかしたら高速シャッターがだめなだけかもしれませんが…。
最後はレンズの着脱が面倒くさいという点です。小型・軽量で大変ありがたいですが、反面着脱がかなり面倒でした。着脱で手間取ると電子接点やマウントを傷つけかねないので、その点も注意したいですね。
3.まとめ
総合すると「癖を楽しむオールドレンズ」という認識に近いのかなと思います。値段を考えると性能や画質など多くを求めるのは違いますし、オールドレンズの価格も高騰してきていると考えると、意外とコスパもよいのではと感じました。イマイチな点を致命的に感じるシーンも多々あると思いますし、その割り切りができるかどうかだと思います。
本当に値段重視で写りや性能はともかくという人はぜひ試しても面白いレンズと思います。自分も撮影していて楽しいかったので、スナップや散歩レンズとして使っていきたいと思います!また次回もお楽しみに~!
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