街も食も人も良かった、トルコ🇹🇷はイスタンブール旅行記 【ヨーロッパ3カ国旅行1~2日目】
※この記事は上の記事の続きです。
9/16深夜。トルコはイスタンブール空港近くのホテルに急遽泊まることになった僕たち2人。
9/17。5:30。
僕は部屋に響く不気味な音で目を覚ました。
VIVANTの処刑シーンのような。
よくよく聞けば低い声で人が何かをずっと唱えているのだ。
そう。トルコはイスラム教の国である。
1日5回行われるお祈りの音だったのである。
こんなにも大音量でお祈りの音が街に響き渡るということを知らなかったとので、まだ暗い朝5時半からあんなに不気味な音を聞くハメになった僕は正直かなり怖かった。
というわけで朝5時半に起こされた僕は少し怯えながらもまた寝ようと思ったのだが、ようやくイスタンブールに到着し、観光できるという興奮からか全然寝付くことができなかった。
(お祈りってこんなに朝早くからやるのか。最後のお祈りは20時前くらいにやっていた記憶があるので、トルコの人は生活習慣が安定しそうだ。)
さて、友達も起床し、いよいよ市街地に向かうことになった。
Google mapで市街地までの安い行き方を調べると、どうやらバスに乗るのがいいらしい。
Google mapの指示に従ってバス停に到着した。
しばらくバスを待っていると、大きい車がやってきた。バス停にいた人が乗り込んでいくためどうやらこれがバスらしい。
いや、バスじゃねえやん。
ただ、僕たちはこのバスが本当に市街地に向かうものなのか、どうやって料金を払うのかがわからなかったので乗るのをやめた。
というのも、来るのはバスというより大きな車なのでそのバスの行き先もわからないし料金の払い方も正直わからないのだ。
ネットで調べてみると、イスタンブールでの公共交通機関にはイスタンブールカードというものが必要らしいのだが、このカードを発行するような機械も見当たらない。
しばらく悩んだのだが、もう仕方がない。
よくわからないバスに乗ってよくわからない場所に連れて行かれるよりかは、確実に市街地に行くことのできるタクシーを選ぼう。
そうして、僕たちはタクシーに乗ることにした。
タクシーをUberで捕まえた僕たちは無事にこの日に泊まるホテルの前まで連れてきてもらうことができた。
よかった。
トルコの運転は結構適当で、全然車線とか気にしないし、スピードもなんか気づいたら140キロ出てた。
ホテルに入ると、日本のことが好きなパキスタン人の方が受付をしてくれた。
とても優しく、僕たちに地元の安いお店を教えてくれたのでそこでブランチを取ることにした。
やはり地元の人が普段行くお店は強い。
実際そのお店はすごく安かったし、トルコの料理文化を実感できる美味しい料理たちを食べることができた。
一度ホテルに戻り、パキスタンの彼に料理が美味しかったことを伝え、部屋に荷物を置いた。
いよいよ、イスタンブール観光である。
この日はブルーモスク、地下神殿、ガラタ塔、ボスポラス海峡クルーズなど、イスタンブールの様々な有名な観光地や体験をすることができた。
トルコの人たちには、日本のことが大好きな人がかなり多いようで、道を歩いているとかなり流暢な日本語で話しかけられることが多々あった。
聞いてみれば、日本との関わりも濃いようで、日本にかなりの回数来ている人もいれば、日本でトルコ物産展を開催したりしている人もいた。
その人のお店についていくと、気前よくトルコの紅茶をご馳走してくれ、それとともにそのお店で売っているスカーフやトルコ絨毯をお勧めされた。
僕はそのお店で、スカーフを買った。(まんまと買ってしまった。)
トルコ料理も、結構食べた。
その中でも一番美味しかったのが、サバサンドである。
トルコ料理は、パンに何かを挟みがちなのだが、サバサンドももちろんパンの間にサバを挟み、色々なスパイスやタレをかけて焼いたものである。
これがめちゃくちゃ美味かった。
今まで食リポをやってこなかったからなんて表現すればいいのかあまりわからないが、とにかくあったかくて、骨もなくて、スパイスが効いてて、美味かった。
夜のボスポラス海峡クルーズでは、新たに一人友人が合流して3人で大きい船に揺られた。
船から見る夜のイスタンブールの街並みは美しく、東京とは違う、モスクなどの歴史を感じる建物が作る綺麗な夜景だった。
クルーズが長引いたこともあって、24時過ぎごろホテルに戻った。
イスタンブールは比較的治安は良いようだ。
さて、2日目。
この日は、まずは二人でアヤソフィアの周りを散歩した。
イスタンブールでは、そこら辺のカフェでよく紅茶と一緒にシーシャを吸っている人を見る。
僕は今までに一度もシーシャを吸ったことがなかったのだが、せっかくだし吸ってみようと思い、オレンジフレーバーのシーシャと紅茶を注文した。
正直、シーシャの良さはあまりわからなかった。
だが、シーシャを吸っているという事実に対する満足感と、煙を吐くことのなんとなくの楽しさを感じることはできた。
(確かに、煙の匂いは小さい頃使っていたオレンジ味の歯磨き粉のようなものだった)
まあ、それが良いのかな。
午後は、前日に一緒にクルーズに乗った友人とまた合流して、対岸のアジア側を散歩してみた。
特に何もなかった。
夕方、その友人はひと足先に、サントリーニへと行くために空港に向かった。
夜、別の友達とまた合流して3人で夜ご飯を食べた。
これからはこの3人はサントリーニ島までは一緒に行動することになる。
トルコでの食生活を経て、僕のお腹の調子はかなり悪かった。
ずっとお腹がムカムカするのだ。(これだから海外旅行は。。。)
とまあ、こんな感じでイスタンブール観光は終わり。
次の日の朝の便で僕たちはギリシャに向かうことになる。
ギリシャ編は次の記事で。
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