人生で最も大事な能力の一つ、「自走力」
みなさんこんにちは。現在、東京大学工学部B3の佐藤咲祐です。
普段は、AI受託会社で開発や営業をしたりしています。
今回は、最近生きていてひしひしと感じる、この能力必要だよな!と思うことについて書いてみました。
指示がないと行動を起こせない
問題に直面したときに自分で解決策を見つけられない
長期的な目標設定や計画立てが難しい
自己管理や時間管理が苦手
他人への依存度が高い
こんな悩みを抱えている方、いませんか?
これらの悩みを引き起こしているのは、あなたの本質ではないです。
これはあなたの現状に過ぎず、適切な努力と実践により、誰もがこれらの課題を克服できると私は信じています。
普段のルーティン的な生活が、これらの悩みを引き起こす原因になっていると私は思っています。
毎週同じような日々を過ごしていませんか?
この記事では、このような悩みを抱えている人には、有用なtipsになると思っています。ぜひ、読んでみてください。
初めに
この世の中を生きていく中で、最も重要な能力の一つとして「自走力」があると思う。
自走力があれば、人生の何に対しても向き合って解決していくことができる。
成功している人の中に、自走力がない人は例外なくいないと思うし、その人の価値観において失敗している人の中に、自走力がある人はいないと思う。
人生のどのフェーズにおいても「自走力」というのは大切で、自己実現をするにはなくてはならない能力であるのではないだろうか。
自走力とは何か
一言で自走力を表現するならば、「自分で考えることができる能力」である。
生きている中で、何をするにおいても他人がいうことに何も考えずに実行するのでは何も身にならないということが、わかってきた。
自分で情報を集め、その情報が正しいかを確かめ、その情報をもとに自分が何をすれば良いのかを自分で考える。
そうやって、自分で問題を解決するための方法論をその場その場で完成させていくことができるということが、私が考える「自走力」である。
自走力がない人とある人
ほとんどの人が経験してきていて、わかりやすいから「受験」を例に説明しよう。
大抵の塾は、目標とする学校に合格するためのロードマップ的なものをあなたのために作ってくれるだろう。
そこで、何も考えずにそのロードマップに乗っかって闇雲に勉強する人。
そこで、自分で「逆算的思考」を行い、本番からの逆算でロードマップを作成(確認)し直してみる人。
この差はかなり大きいことがわかるだろうか。
「プロが作ったロードマップなんだから、正しいはずで、それに素直に従っておけばいいではないか。」
そのようなことを思う人がいるならば、僕個人からしたら、すごく違和感を覚える。
この二人の大きな違いは、ロードマップの「意味」「由来」がわかっているか、ということである。
「意味」を認識しながらやるかやらないかでは、全然違う。
何も考えずに、ただ言われたことを実行するだけでは、まるでロボットみたいである。
自らがその必然性を認識しているからこそ、有機的に頑張ることができるのだ。
わからない問題があった時。
すぐに答えを見たり、人に聞いたりして、それを写して満足する人。
じっくり考え、答えを見たり聞いたりしたとしても、それを自分で改めて解釈し直してみる人。
この例においてもわかりやすく、「自走力」がある人の方が成長速度が速いということはわかる。
多少極端だが、受験生時代、私は、恥ずかしいということもあるが先生やチューターに質問しに行ったことが一度もない。
だから、ネットで調べたりしても有用な情報がないわからない問題があったときは、1日同じ問題をずっと考えているということもあった。
ただ、今思い返せばこの忍耐強くわからない問題を考えた経験が、その周辺の知識をより強固にし、絶対に忘れない有機的な知識にしてくれたのだと思う。
指示待ち人間にならないために
指示したこと以外、本当に何もできない人間
自分から何もアクションを起こせない人間
何も頑張った経験がなさそうな人間
頭空っぽなのかな?と思う人間
空気が読めない人間
こういう人たちは、みんな「自走力」がないのだと思う。
自分で何かを解決しようとした経験がないと、こういう人間になってしまうのではないだろうか。
こういう人間にならないためにできることにはどのようなことがあるだろう?
「定期的に、主体的に何かのプロジェクトに関わる」
これが一番「自走力」を鍛えるにはいいと思う。
自分が何とかしないと、絶対に失敗してしまうプロジェクト。
文化祭に出展してみるでもいいし、友達と旅行に行く計画を立てるでもいい。
大きいことでも小さいことでもいいから、何かを自分で計画して実際に実行しよう。
「自走力」にも2タイプある??
他人に頼りながら進んでいくタイプ
自分で淡々と考え続けるタイプ
1の「他人に頼りながら進んでいくタイプ」と言っても、
誰でもわかるどうでもいいことを聞いたりするのは、自走力があるとは言えない。
ネットで調べればすぐにわかるような、その人が心の中で「調べろや!」と思うようなことは、「自走力」のある人はもちろんしない。
ある程度リサーチしてもわからないことがあったら、いいところで見切りをつけて、そのジャンルに詳しい人に聞いてみる。
プロジェクトを行うにあたって、得意な人にその得意な部分を任せることができる。
こういうムーブをできる人こそ、本当に「自走力」がある人だと言える。
2の自分で淡々と考え続けるタイプは、
受験生時代の私と言える。
先生に聞かないで、ずっと自分で一つの問題を抱え続ける。
全てのタスクを自分で抱える。
この方法は成功することもあるが、失敗することもある。
わからないことがあって、ある程度リサーチしてわからなければ、専門家にあたってみるのが一番効率よく、物事を進めることができるだろう。
総括
というわけで、本当の「自走力」を身につけるために、何かのマネジメントを日々してみたりすることが重要なのではないかと私は思っている。
適切に人に頼りながら、自分で考えながら物事を進めることができる人を目指して頑張っていきましょう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?