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蓋を開けてみれば、、、な映画だった(良い意味でね!)

"Submergence"
これが昨日観た映画『世界の涯ての鼓動』の英語版タイトルらしい。このタイトルの"submergence"を和訳すると"水没"とか"浸水"とかなんかまぁとりあえず水に沈むことだった思う。

これを観ようと思ったきっかけは違う映画の前にある予告で興味をそそられたから。見事なまでの宣伝活動への敗北。というか、だとしたら毎回敗北じゃん。映画の情報は毎回ここで仕入れてるし。

そんなことはさておき、その予告では
「過酷な任務が待ち受けている2人は恋に落ちる。2人は再会できるのか。」
みたいな内容だった気がする。
しかし、蓋を開けてみたらそんな生ぬるい映画ではなかったよっていうのが今から話したいこと。

➖➖➖以下多少のネタバレ注意➖➖➖


➖➖【あらすじ】➖➖

女性:深海探査を行う調査員。2週間後に任務を控える。

男性:テロ対策の諜報員。たぶんCIA?(もちろん諜報員と公に言えるわけないので女性には嘘をつく)。こちらも休暇後にソマリアに潜伏したアルカイダの残党を調べるための任務がある。

男女はお互い休暇中に来ていた海辺のホテルで出会い、恋に落ちる。(出会い方はこの映画ではそんなに重要じゃない気がするから割愛)
2人は幸せな数日間を過ごす。
そして休暇を終えたお互いは再会を誓い任務に向かう(おそらくこのときに彼女は彼氏が危険な任務に行くのを気づいている)。

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というのがまぁ大まかな流れなんだが、この再会を誓ったあとの後半が凄い。幸せな前半との落差が凄い。まさにタイトルのように沈んで落ちていくといった感じ。

あまり喋りすぎるとネタバレになるので多くは語れないが、とりあえず後半に思考をフル回転するのは避けられない。そこには様々なキーワードがあって、愛・テロ・戦争・宗教・生と死など。よくもまあこんなにメッセージを詰め込んでくれたなぁと思った。もう一回観ようかな…。

個人的に観ていて1番面白いなと思ったのは、映画の中で2人が一緒にいる時間の描写が少ないこと。また、セリフも少なめになっていること。
ほとんどが過酷な任務の中でお互いを思い出している時間なんだけど、これで思い出したことがある。

「会えない時間が2人を強くする」みたいな歌詞があるじゃないですか。あれってあながち間違いじゃないんじゃね?ということ。

あとは、一瞬で一生忘れられないことは往々にして起こりうるんだなということ。もちろん良いことも悪いことも。
この映画の場合は2人で過ごした数日間が一生忘れられないことなんだろうね。

他にもキーワードたくさんあるし、話したいことあるんだけど文字数がバケモンになるからここで締めさせてもらいます。

とりあえず最後に言いたいことを一言でまとめると

"皆も是非観て"

#映画 #ミニシアター #ミニシアター系 #日記