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大切な人の死から始めた1つのビジネス

『身近な人を助けたいから始まるんです』


パッションです。
少し、僕が葬儀屋になった時の事を
最近よく思い出します。

それは、亡くなった1人目のばーちゃんの死、
がきっかけでした。

昨日まで普通に元気だったばーちゃんが
いきなり自宅で転んでそのまま入院したんです。

体力はあったばーちゃんでしたが
入院したせいで、足腰が一気に悪くなり
いつまでも退院のメドは立ちませんでした。

『早く家に帰りたいよ・・・・』
お見舞いに行くと
ばーちゃんはいつも僕にそう言います。


『早く良くなって帰って来てね』
僕はもうそれしか言えません。

『何日経ったのか・・・』

リハビリの効果もあまり出ないまま
ただ入院生活だけが長引きました。


最初は元気だったばーちゃんの口数は
少なくなり、気づいたら
お見舞いに行っても何も話さなくなりました。

それから数ヶ月が経ち
ばーちゃんは僕の顔すら分からなくなりました。

重度の認知症です。

寝たきりの身体は膝から拘縮し、
もう入院前のばーちゃんの姿とは比べものにならない位
見る影もなくなりました。

僕はばーちゃんに会うのが怖いとさえ思うようになりました。
別人のように変わってしまったばーちゃんのお見舞いを避けてしまっていたのです。

そしてその日は突然でした。
寒い日のある日、夜中の3時頃だったでしょうか。


僕の携帯が鳴りました。

『もしもし?』


親父からの電話でした。

『ばーちゃんが病院で亡くなったよ』


親父からの知らせでした。

ばーちゃんは結局あれだけ帰りたがっていた自宅に
生きたまま帰る事は出来ず


冷たい病院の中で息を引き取り
無言の帰宅となりました。

・・・・・・・・。


僕がなぜ高齢者向けのビジネスをやるか?


僕が12年前に始めた
訪問鍼灸マッサージ治療院も、
そして今回ウェビナーで伝えている
低価格な葬儀屋さんも

全て身近な人を救いたいという想いだけだったんです。
稼げるとか、将来性があるとか、確かに経営者として
そういうことを考えるのは大事なことです。


しかしまず最初に『誰かを救いたい』という想いが
人を奮い立たせ、協力者を増やし、神様からチャンスを
与えてもらえるのだと思います。


今、世の中には沢山のビジネスがあります。
毎日、僕達のパソコンとスマホには
多くの情報が届きます。


オンラインとかオフラインとか、
投資案件やネットワークビジネスなど
様々な情報が僕らを惑わせます。


中には”お金”に支配されて
本当はやりたくないような事も
正しいとさえ思ってしまうことさえあります。

コロナがもたらした影響は良いこともあるのかもしれませんが
まだまだ追いつけていない人達で溢れています。


しかし


僕らが人生で何に集中したり、
何に情熱を注いだり、
何が本当にやりたいと思っていることなのか?

それを考えるには良い機会だということは
間違いありません。

あなたはすでに答えを探し出せるところまできている


家族とご飯を食べながら
誰かとお酒を飲みながら
普段と変わらない毎日の中で

何を本当はしたいか?誰を助けたいのか?
どんな世の中を作っていきたいのか?

もっと素直になるべきです。


あなたの中に答えはあります。
それはずっと前から存在していて、
気づいている人とそうでない人がいるだけです。

子供達はいつも僕らを見ています。


僕も今小さい子供を6人育てていますが
彼らもまたいずれ巣立って行く6人です。

日本で生まれてよかったって思ってもらえるような
今の時代に生まれて来てよかったって思ってもらえるような
そんな社会を、今の大人達と共に作って生きましょう。

それでは、本日も最後まで読んでくれてありがとうございます!

パッション!


1人のばーちゃんの死で葬儀屋になり
そして最後のばーちゃんの死を僕がこの手で
送ってあげることができたのは幸せなことでした。

僕に死生観という大切なメッセージをくれた葬儀業界に
興味がある方は是非ご参加ください
https://shiminsou.jp/academy/2020webinar.html

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