最強メソッド複利!
複利の力を利用して資産を増やそう。
前回書いた記事で、ぼくは生命保険を契約した話をした。
その契約の際に一括で500万円を支払った。
そして、何年後かにまた500万円を支払う必要がある為に、ぼくは毎月3.1万円の貯金をしている。
今回は、もう少し頑張ったとして、月3.5万円を毎月積み立てたらどうなるかというお話。
「複利」と言うものを利用して運用した場合をシュミレーションしてみる。
投資先は全米株式の「VTI」や「S&P500」、「全世界株式」など。
「VTI」とは、米国株式市場の大型株から小型株まで約3,900銘柄をカバーしているETF。
S&P500とは、アメリカの有名な企業500銘柄が含まれたETF。
※ETFとは、(Exchange Traded Funds)の略で、「上場投資信託」と呼ばれるもの。一つ買うだけで上記のようにたくさんの企業に分散投資した形になる。
まずはぼくのケースで、500万円を元手とする。
それから、毎月3.5万円を積立てる。
年利4%で運用したとする。
年利とは年間の利益で、今回の場合1年で株価が4%上がること。
毎年決まって4%上がるわけではないが、全米株式や全世界株式の株価の値上がり率を、過去のデータからかなり少なく見積もって今回は4%とする。
1年後500万円に月3.5万円、年間42万円積み立てているので542万円。年利4%を加えると561万円。
2年後 561万円に一年間積み立てた42万円を加えて603万円。それに年利の4%上昇したとして627万円。
3年後 627万円に一年積み立てた42万円を加えると669万円。それにまた年利で4%上昇で695万
このように毎月3.5万を積み立てながら、複利の4%を加えていくと。
10年後にはおよそ1251万円になる。
(実際には税引きもあるし、正確な計算方法ではないので、おおよそのイメージとして捉えて欲しい)
毎月3.5万円を積み立てるだけだと、単純に3.5万円×12ヶ月=42万円
42万円×10年=420万円。
元手の500万円に積立てた420万円を足すだけなので、総額980万円。
ところが、複利を利用した場合の10年後の資産は1251万円なので、ただ積み立てただけよりも271万円も多くなるのだ。
前回の記事で書いたのは、積立保険で40年間積み立てて、利益が70万円出るというもの。
これが、複利の場合年利4%で、わずか10年でおよそ4倍ちかい利益が出る事になる。
このまま複利を利用して40年積み立てたらどうなるのか。
複利計算(元利合計) - 高精度計算サイト (casio.jp)
こちらのサイトで計算できるので興味のある方は是非計算してみて欲しい。
当然株価が下がることも考えられるが、S&P500やVTI、もしくは、全世界株式等は、上げ下げを繰り返しながらも、ずーっと右肩上がりなのだ。
そう考えると、短いスパンでは下がる事もある(実際にこれを書いてる時点ではかなりの暴落)だろうが、30年、40年と先を見た場合は高確率で上がっていくと思っている。
これも前回の記事で書いたことだが、これを知った時に、ぼくは「生命保険の契約は失敗だったな!」と思った。
決して生命保険が悪いわけではない。
保険なのだからいざという時には助けてもらえる。
あくまで投資として考えた場合には、今回書いた方法が良かったなという個人の感想!
複利を利用して投資するなら必ず続けること。
そう、複利を利用して長期で積み立てる場合は、その「複利」の力を信じて続ける事が大事だ。
株価が下がったからといって積み立てをやめてはいけないのだ。
お金を減らすのはとてもストレスになるので、実はこれがなかなか難しい!
それが続けられると将来、最強メソッド複利の力を存分に味わうことができるだろう。