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【PINS】ピンタレストのじっちゃま発言まとめ&業績・決算まとめ

概要

【PINS】Pinterest, Inc.(ピンタレスト社)は、Pinterest(ピンタレスト)という写真共有サービスを提供する会社です。アプリやウェブを通してサービスが提供されており、最近日本でも少しずつ普及しています。

内容としては、"ユーザーはイベント・関心事・趣味などテーマ別の画像コレクションを作成・管理することができ、また他のユーザーが作成したピンボードを閲覧して自身のコレクションに加えたり、「好み」の写真として画像を「リピン」することもできるという特徴がある。"とのこと。(https://ja.wikipedia.org/wiki/Pinterest)

日本語で使用できるので、一度使用してみるとどのようなサービスであるのか、よくわかると思います。

日本版のURLは、https://www.pinterest.jpです。

じっちゃま発言まとめ

【2019/4/16 マネックス証券】
PINSのIPO直後におけるじっちゃまの見解は、こちらのマネックス証券での記事からご覧ください。

2/6 Twitterより】

👴「Clubhouse聴いてみたけど……どうなんだろうね?僕には良さが分らない。 」

→「お金を稼ぐプラットフォームとしては弱い感じでしょうか?」

👴「これ、大事な問題なのでちょっと喋ります。

折しも昨日引け後、ピンタレスト(PINS)が好決算を出し、いま株価+5.3%騰がっています。ピンタレストの決算が好調だった理由は新型コロナでみんなが家に籠り、ネットをやったからです。ピンタレストの場合、自分の好きな画像を集め、「次に何を買おう?」とか「インテリアをどう装飾する?」などのアイデアを整理するときに使われます。

つまりピンタレストは「ビジュアル」に強いということ。Clubhouseはそれに対し「リスニング」に特化しています。

ビジュアルと物販というのは、相性がいいです。

特にピンタレストは「ユーザーがどんな属性の画像を蒐集している?」ということをAIで分析し、それを広告表示に活用しています。

もちろんリスニングでも広告は可能です。歴史的にラジオは「ラジオ広告」をずっと取ってきたわけだし、だから音声SNSだからマネタイズできないという風には僕は考えません。

ただ広告を出稿する側からすればなかなか難しい部分があると思います。

スポティファイやパンドラが「広告モデル」ではあまり利益を上げられず、サブスクリプションに傾斜しているのも、そういう理由からです。

それと「いつラジオやポッドキャストを聴く?」という問題もあると思います。アメリカ人は、圧倒的にクルマを運転しているときにラジオを聴きます。おのずと広告もクルマ通勤の途上にある人をターゲットにしたものが多いです。

現在のclubhouseのコンテンツ量、視聴者数、中味のバラエティーから考えて、広告主にとって有益なインデックス化は未だ不可能だと思います。

もちろん広告だけがマネタイズの方法ではありません。サブスクリプションという方法があると思います。つまり話が上手く、(この人の喋りなら…お金を出してでも定期購読したい!)という内容であれば、固定客がつきます。実際、いまスポティファイなどはポッドキャスターを大募集しています。

だからclubhouseなどで腕を磨いてスポティファイと契約する……なんて展開は将来可能かも。

これからの「ウェブでの稼ぎ方」は、いままでとは少し違うタイプの人が成功すると思います。

たとえばピンタレストの決算カンファレンスコールでは「ジョニー・ウォーカー」などのお酒のメーカー、ディアジオが、インフルエンサーの人と組んで「自宅でのカクテルの作り方」に関するショート・ビデオを作り、それをピンタレスト上で流しました。

この動画は、インスタグラム・ストーリーのようにすぐ消えてしまうものでは無く、キュレーションされ、後々までピンタレスト・ユーザーの蒐集したコレクションに残ることを意図し、作られています。つまり賞味期間が長い。

たんなる美男美女が登場する……話が上手い人が登場する……そういう切り口ではなく、カクテルのことを良く知っているプロ級のこだわりをもったひとが「ノウハウの伝授」という目的からショート動画を作っている

つまり自分の趣味や職業上の専門性を生かし、ドメインを深く掘り下げた「語り部」になることで付加価値を出している

いまインスタグラムもピンタレストもYouTubeも、そういう表現者に対してどんどんマネタイズ・ツールを提供し、囲い込み競争が起きています。僕がvimeoとかON24とかOnZoomとかに興味を持っているのも、このため。

(制作の裏側も…少しぐらいは知っておいた方が良いのかも?)と思いATEM Mini Proとか買って、わかんないなりにビデオの勉強もはじめている。

オンラインセミナーの世界も、激震が走っていると思いますよ。

去年の暮にアドビのフラッシュプレーヤーのサポートが終了した。その途端、それに依拠したセミナーのプラットフォームは配信不具合が続出した。

ZOOMとYouTubeを組み合わせることで、これまで専用の配信システムを持っていた業者は淘汰された。

ほんと、「あっ!」と言う間の、一瞬の出来事で、その仕事は無くなりました(笑)

だからこれからの発信者というのは、たんにツイッターできるというだけではダメでYouTubeだって使いこなさないといけないし、ZOOMもON24も…何でも出来ないとペケだと思う。

今回の決算見るとデジタル広告は全体的に好調でしたピンタレスト(PINS)スナップ(SNAP)など。

まず10月~12月期、デジタル広告企業はブイブイ売上高を伸ばしていますピンタレストは+70%、スナップは+60%など。YouTubeも良かったし、FBも良かった。
でも不安要因もあります。

まず大統領選挙の結果を受けてトランプ支持派が議会におしかけた事件で、広告の出稿を止める企業が殺到しました

次にアップルがIOSのプライバシー保護を強化し、それがターゲット広告の精度の低下につながり、悪影響が出るとする企業が増えました。FB、SNAPなど。

PINSの広告はロケーションなどへの依存が低く、ピンタレスト上での画像のコレクションなど同社固有の情報をもとにターゲットを絞り込んでいる関係で、IOSの変更の影響を殆ど受けません。
今日、PINSが上っているのにSNAPが下がっているのは、そのため。いま好成績を上げているウェブ企業は広告主がプロダクトにフォーカスしている企業です。
サービスではない。
言い換えれば洋服や電化製品などは良く売れているけれどレストランや劇場は新型コロナでダメ。
だからワクチンの接種が進むとプロダクト・フォーカスの会社は前年比較が苦しくなるかも

もうひとつ気が付いた点はペイパルの「Buy now, pay later」サービスが、すごく人気を博していること。これはアファーム(AFRM)のパクリだと思います。

つまりこれまでウェブで買い物するときはクレカで決済することがアメリカでは多かったのだけれど、いまみんなクレカ残高を圧縮し、その代りアファームのような「金利のつかない」割賦による購入がブームになっている。だからクレカの信用残高情報では捕捉できてない新しい購買が増えているのでは?

ちょっと話が拡散したけど(いまネット全体の潮流として何が起きている?)という問題意識を持ちつつ、自分がどうSNSやネットを使いこなすかを考えないと、漫然とやっていてもダメな気がする。」

3/9 YoutubeLiveより】

(1:07)「今、僕が注目している銘柄教えておくと、ZM, OKTA, VEEV, PINS, FVRR, SQ, それから、仮想通貨にも注目してます。BTC, ETH。んで、SPACにもかなり下がった銘柄多いんだけど、僕が注目している銘柄は、SFTW, HOL, RIDE, VIH, VACQ, HZON, CCIVあたりですよね。」

(2:34:27)「前回のライブで、PINS、決算褒めてらっしゃいましたけど、特にどの辺がよかったのですか?」
→「はい、決算振り返ってみましょうかね。EPS予想32セントに対して、結果43セント。売上高予想6.47億ドルに対して結果7.06億ドル、売上高前年同期比+76.4%、グローバル・マンスリー・アクティブユーザー前年同期比+37%の4.59億人。ARPU(average revenue per user)これはまぁユーザー当たり単価ね、前年同期比+29%、1.57ドル。だから、ピンタレストはユーザー数も今いい感じで伸びてる、+37%。ユーザー単価もいい感じで伸びてる、+29%。で、多分その背景にあるのは、広告主から見て、ピンタレストに広告を出すということは安全だと、いう風に広告主は感じると思うんですよね。その一つの理由は、SNSだと、Twitterが荒れる、Facebookが荒れる、YouTubeのコメント欄が荒れる、あるいはYouTubeのアップされた内容が物議を醸すような内容になってるとかね、そういうリスクが全然ないんですよ、ピンタレストは。それと、今度Googleがcookieの使用をやめて、閲覧したユーザーの足跡を広告表示に使わないっていう新方針を打ち出したわけだけども、それによって広告主が広告を打つことによるリターンが変わってくるかもしれないんだよね。で、そのリスクに対して、ピンタレストはその埒外にあるということですよね。それも安心感を呼んでると思います。」

3/17 YoutubeLiveより】

(44:08)「長期金利が上昇していく流れは継続してますが、改めてZM/CRWD/OKTA/PINSに関する考えはどうなっていますか?」
→「買いですね。その辺は買いだと思います。ZMは安いと思う。CRWDも安いと思います。オクタも安い。ピンタレストも安い。そこら辺はもうピッカピカの銘柄ですよ、ピッカピカ。あの、ケチの付け所が全くない。なんで、少々の乗り心地の悪さは我慢するしかないんじゃないんですか。で、みんなはさ、ズームの最近の下げとか見てね、あ広瀬さん間違えたとかいってるけど、僕ズームIPOしてから一回も売りって言ったことないのよ。超長期でのズームの株価みるとね、全然鳴かず飛ばずだった時期があったんですよ。で、クラウドストライクも今はピカピカの銘柄だけれでも、これも一回も売りって言ったことないんだけど。これも辛い辛い局面っていうのがあったわけですよ過去に。でもそれは全然売りではなかったわけですよ。だから、ここ数週間株価がギクシャクしたくらいで、ふらふらしないでください。見苦しい。」

3/25 YoutubeLiveより】

(2:29:02)「グロース株が今買い時だという考えは、今でもお変わりないでしょうか?」
→「はい、変わっていません。ピンタレスト、はい、買いです。オクタ、はい、買いです。」

3/28 YoutubeLiveより】

(2:40:00)「SQ、PINSホールドでいいでしょうか?」
→「はい、いいと思いますよ。スクエア、ピンタレスト両方とも問題ないと思いますよ。」

四半期決算

以下、グラフは、全てYahooFinanceとIRに基づき、筆者が作成したものです。それらの値に基づき筆者が計算した数値も含まれるため、誤差や間違いがあるかもしれません。(転載可)

また、以下、一株あたりの指標は「ドル」、その他は%以外の単位は、全て「千ドル」です。(All numbers in thousand)

四半期ごとの売上高は、以下のようになっています。

四半期ごとのEPSのコンセンサス予想、実績は以下のようになっています。

グラフを見ると、上場来、3回決算をミスしています。

最近では、2019/12に予想0.08ドルに対し-0.06ドル、2020/3に予想-0.09ドルに対し-0.1ドルと、2期連続で悪い決算を出した実績があるものの、それ以降3回連続でかなり強い決算を出しており、払拭できたかと思われます。

通年決算

通年での売上高は、以下のようになっています。

通年でのEPSは、以下のようになっています。

損益計算

いずれも、売上高>営業CS>純利益となっています。

一株あたり業績

DPS:一株あたり配当
EPS:一株あたり利益
CFPS:一株あたりキャッシュフロー
SPS:一株あたり売上高

株価推移

2021/4/1現在

【日足】

【週足】

その他主要指標

以下、2021/4/1現在の株価で計算しています。

実績PER:純利益がマイナスであるため計算不可
予想PER:59.7倍
PSR:23.3倍
PBR:20.7倍

このように、じっちゃま注目の銘柄に関して、じっちゃまの発言や業績のまとめを併せてnoteにて発信しています。

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