山は逃げないという言葉
悪天候やアクシデントなどで予定通りに山頂まで登れなかった時などに「山は逃げない」という言葉を頂くことがあります。
この言葉の意味としては、「今回は機会に恵まれなかったけど、安全が一番です。これからまだまだ登れる機会がありますよ。お疲れ様でした!」こんな感じではないでしょうか。
なので、この言葉をかけて頂くところには善意しかなく、今まで頂いている方に対しては感謝しかないです。(この部分は事前に強調しておきます)
さて本題となりますが、この「山は逃げない」という言葉。
実は、あまり好きではありません。
なぜ好きではないのか?
これは自分の山行スタイル(軽装登山)が起因しているわけですが、
そもそも「ピークハント(山頂に登ることを目的とする)」が主ではないんです。
複数の山頂を繋げる縦走が主な山行スタイルとなっていて、
どちらかというと1つのピークは通過点。いわば、チェックポイントみたいなものです。ゴール(目的)ではないんです。(※もちろん、ピークハントが目的な場合もあることはあります。が、主ではないです。)
なので、ルート変更ができるなら迷わず判断が出来ます。ピークを踏まないことへの抵抗感や悔しさみたいなものは正直あまりないです。
自分としては特にがっかりしてるわけではないんだけど、「山はにげない」と言われると、なんかもやっとして残念な気持ちに向かないと駄目かなーみたいな煮え切らない感じになってしまいます(笑)
ずっと引っかかっていたのですがなかなか言うタイミングもなかったので、このタイミングでこの言葉について書かせてもらいました。
今後、この言葉は自分にはたぶん不要です!
「ナイス判断!ナイスルート変更!」くらいに言ってくれれば幸いです!
よろしくお願いします!
※念押しですが、過去頂いた方に感謝こそすれ不満があるとかではないのであしからず。。
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