面白くなくなったね
春なのか、春ではないのか、どっちなんだいと吠えたくなるような天候に心もフィジカルも揺さぶられる日々を過ごす。街には隣国の人間たちが溢れ始めており徐々に我が街の本性が現れてきている。
街行く人たちが人生の勝ち組に見えても生活はたぶん続くでしょう。30年ほど人生が経つと少しずつ、うっすらとこれまでの結果のようなものが見えてきつつあり、その残酷さに恐れ慄く。たった数年で瞬く間に人生があらぬ方向に展開していく人たちも目の当たりにする。それらを眺めながらただただ今日も素振りを続ける。修行僧にでもなりたい気分である。
歌い出しの詞に胸ぐらをそっと掴まれる。
五味岳久（LOSTAGE)/コーヒーアンドシガレッツ
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