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【店舗マーケターの人も必見!】マルシェ出店でやっちゃいがちなミス5選


9月、10月とイベントの多いたのしい時期になってきましたね!

これから新しい趣味に挑戦されるというかたも多いのではないでしょうか?


とくにハンドメイド作品をマルシェで販売するのは、
お客さまに知ってもらえたり、クリエイター同士で交流できたりする
またとないチャンスですよね!



今回はわたしが実際はじめてハンドメイド作品で、
マルシェ出店したときの失敗体験を5つお伝えします。



前もって知っていれば、
マルシェ出店初心者のかたでも自分の作品をPRしながら、
有意義でたのしい時間を過ごすことができますよ!



店舗マーケターのかたから、はじめてイベント出店するひと、
いくつかマルシェ出店したけど上手くいかないと感じているひとの
参考になればうれしいです。






ミス1 イベントリサーチ不足



【失敗体験】

 作品を作るのに必死すぎて、参加するイベントの詳細を調べていない。

 当日参加してみると似た作品の出店が多くて自分の作品は売れなかった。


【解説】

これ、当日来て一番やっちゃった~ってなるパターンなんですよね。

みなさん基本いそがしいです。

仕事をしながら、家事しながら、子育てしながら……と。

日常をこなしながら新しいことに挑戦しているのですから
最初はつくることにいっぱいいっぱいになって当然です!

とくに最初のマルシェ出店は
参加できることがうれしすぎて、アドレナリンがドバドバでます。


そうなると参加するイベントにどんな出店者さんがいるかなんて
調べようという発想が浮かばないと思います。

ですが、知っているのと知らないのとでは当日の動きや
準備物がかわってくるので前もって調べることをオススメします。


【対策】

1、出店するマルシェについて調べる

 ・過去の開催実績
  →時期と開催場所は一定なのか、人が来やすい場所なのか

 ・来場者数
  →基本は、来場者が多ければ多いほど売れる確率が上がる

 ・他出店者のラインナップ
  →何を作れば売れやすいのか?売れにくいのか?がわかる


ミス2 ターゲティングまちがい


【失敗体験】

 自分が作りたいものを作りすぎて買いに来る人のことを考えてなかった。

 子どもメインのイベントなのに、ピアスだけ作ったので物理的につけられず売れなかった。


【解説】

このミスは本当に痛かったです。

わたしはイアリングを作るよりピアスを作る方が安く簡単に作れました。

また、自分がピアスを普段からつけているので
同じ年代のひとはピアスをつける人が多いだろうと
ピアスばかり作っていました。

完全に作り手の都合だけを考えて作成していたのです。

当日マルシェに参加してみると、メインターゲットは小学生でした。

小学生なので、耳に穴が開いている子がいるはずもなく……

デザインを見て可愛いと思ってくれても裏返してピアスとわかるとげんなり
という構図を何回か目撃してわたしもしゅんとなりました。



【対策】

2、マルシェに来るお客さまについて調べる

 ・マルシェのSNSのフォロワー
  →どんな年齢層の人が多いのか

 ・マルシェに参加したことのある人に話をきく


ミス3 SNSでの発信なし


【失敗体験】

 これまでSNSを運用したことがなく、マルシェ出店向けにアカウントだけ作った。

 事前にマルシェ側から画像と紹介文を送ってくれればSNSでPRすると言われていたのに、何を書けばいいのかわからなくて送れなかった。


【解説】

現代社会において、SNSでの発信があるのとないのとでは
お客さまからの信頼度など、集客に大きくかかわります。

わたしの場合、当日来るお客さまが当日の気分で購入するのでは
と思っていたので事前のSNS運用をおろそかにしていました。

しかし、当日になってみるとお客さまは自分の知り合いや
目星を付けてた店舗へ一直線。

200店舗とか出店している大きなイベントだったので
そりゃそうなるよね、と納得できました。



【対策】

3、普段からSNS発信を行い、見込み客をつくる

 ・ハンドメイド作家用のアカウント作成
  →情報収集と自分の作った作品をUPする

 ・マルシェ出店などイベント情報を発信して知ってもらう
  →まずは興味を持ってもらうところから集客につなげる



ミス4 ブース顧客導線を考えてない



【失敗体験】

 ふんわりとしたブースイメージしか考えていなかったため、当日机の上に物をおくだけになってしまい乱雑な見た目になった。

 お客さまの目線を意識してブースを作らなかったため、商品が目にとまらなかった。


【解説】

当日、隣で出店されてるブースを見てめっちゃ焦りました。

自分が売りたい商品を目立たせるための空間づくりをしているんですよね。

例えば机の上にボードを立てかけて商品を歩く人の目線に合わせたり、
テントの骨組みだけを組み立ててちょうど目線のところにPOPを貼ったり。


他のブースを意識して見るのは出店してから初めて行ったので、
とても参考になりました。


【対策】

4、お客さまがブースに立ち寄るシミュレーションをする

 ・メインターゲットの目線に売りたい商品やPOPを置く
  →子どもへの商品なら、子どもの目線の高さで手に取りやすい位置に

 ・どこから歩いてくるのか、実際に家族や友人に歩いてもらう
  →大通りはどちらか、目線はどこを向いているかを意識する


ミス5 商品を見ている人に声をかける


【失敗体験】

 ブースに人が来てくれたことがうれしすぎて思わず声をかけたら、それまで熱心に見ていたお客さまがほかのブースへ行ってしまった。

 愛想よくしようとお客さまを見つめていたら、目が合ったとたん気まずそうに立ち去ってしまった。



【解説】


せっかく作ったんだから売らなきゃ、と力をいれすぎて逆にお客さまに引かれてしまうパターンです。

自分がお客さまの立場になったらよくわかるのですが、
アパレルショップで店員さんに

「よければ試着もできますので~」

と声をかけられたとたん、
なんか気まずくて買いづらくなるみたいな経験はありませんか?

これと同じ心理がマルシェ購入の際にも発生しています。

【対策】

5、お客さまが声をかけてきたり、話したそうにするまで極力声をかけない

 ・適度な距離を保ち、必要なときにサポートする
  →近くにいても何か別の作業をしているなど

 ・お客さまが声をかけやすい恰好をしたり、態度を示す



まとめ


今回ご紹介した5つのミスのまとめです。


ミス1 イベントリサーチ不足
    解決策 →出店するマルシェについて調べる

ミス2 ターゲティングまちがい
    解決策 →マルシェに来るお客さまについて調べる

ミス3 SNSでの発信なし
    解決策 →普段からSNS発信を行い、見込み客をつくる

ミス4 ブール顧客導線を考えていない
    解決策 →お客さまがブースに立ち寄るシミュレーションをする

ミス5 商品を見ている人に声をかける
    解決策 →お客さまが声をかけてきたり、話したそうにするまで極力声をかけない



ぜひともお客さまに、よろこんで自分の商品を買って帰ってもらいたいですよね!

あなたの次回出店がより楽しく、実り多いものになることを願っています。

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