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【新刊案内】2024年10月発売作品

note読者のみなさま、こんにちは!

さて、月に一度のShoPro Books新刊アメコミ情報。今月はDCから、2023年アイズナー最優秀シングルイシュー/ワンショット賞受賞作品を収録した話題作。MARVELから、最強チーム・アベンジャーズの待望の傑作選、スパイダーマン、デアデビルのシリーズ第2巻をお届けします!


10/17発売『デアデビル:ノー・デビルズ、オンリー・ゴッド』(MARVEL/流通限定)

自らが犯した罪の重さから、ヒーローを引退し、新たな人生を歩み始めたマット・マードック。だが、一度は捨てたはずのデアデビルの亡霊が、再びマットを追い詰める。待望のシリーズ第2巻!

『デアデビル:ノー・デビルズ、オンリー・ゴッド』
チップ・ズダースキー[作]ラリト・クマール・シャルマ[画]小池 顕久[訳]
※電子書籍も同時発売

本書は、2019年7月から10月にかけて刊行された『デアデビル(Vol.6)』#6-10「ノー・デビルズ、オンリー・ゴッド」編をまとめたもので、『デアデビル:ノウ・フィアー』(小社刊)に続くデアデビルのシリーズ第2巻です。

前巻『ノウ・フィアー』で、誤って窃盗犯の青年を殺してしまい、罪の意識からヒーローを引退することを決意したデアデビルことマット・マードック。コスチュームを脱いでから8週間後、彼は保護観察官として新たな人生を歩み始めていました。

ですが、平穏な日々もつかの間。新たに保護観察官として担当になった青年が、自分が殺めた窃盗犯の弟であることが発覚……マットは再び罪の意識にさいなまれることになります。

一方、暗黒街の帝王キングピンはデアデビルの引退によって、その地位をさらに盤石なものとし、さらなる事業の拡大へ向けて暗躍。

デアデビルを追い詰めたノース・コール刑事はといえば、頑なな正義感が仲間内で煙たがられ、警察署内で次第に孤立を深めていました。

そんななか、守護者を失ったヘルズキッチンでは、デアデビルのマスクをかぶった一般市民による自警活動が流行しはじめ……?

ついに死傷者まで出る事態になり、マットは自らの正義感と罪の意識との間で再び苦しめられることに!

『デアデビル:ノー・デビルズ、オンリー・ゴッド』は、ShoPro Books公式オンラインストア他、一部店舗にて発売。
デアデビル誌のなかでも、傑作との呼び声が高いチップ・ズダースキー期の「デアデビル」シリーズにぜひご注目ください!

10/24頃発売『バットマン:ワン・バッド・デイ』(DC)

運命を狂わせる“最悪の一日”が始まる――バットマンシリーズに登場するヴィラン、リドラー、トゥーフェイス、ペンギンをめぐる3つの物語が日本オリジナル編集版でついに邦訳!

『バットマン:ワン・バッド・デイ』
トム・キング他[作]ミッチ・ジェラッズ[画]中沢 俊介[訳]
※電子書籍も同時発売

本書『バットマン:ワン・バッド・デイ』は、「運命を狂わせる“最悪の一日”」をテーマに、バットマンシリーズに登場する主要なヴィラン8人を描いた読切シリーズです。

この「運命を狂わせる“最悪の一日”」というテーマは、1988年に刊行されたアラン・ムーア作&ブライアン・ボランド画による名作『バットマン:キリングジョーク』の主題の一つ。『バットマン:ワン・バッド・デイ』は同作を源泉とするワンショットシリーズとして企画され、2022年8月からほぼ月刊ペースで連続して刊行されました。

日本語版はシリーズ8作のうち、2023年のアイズナー最優秀シングルイシュー/ワンショット賞を受賞した「リドラー:恐怖の閾値」をはじめ、「トゥーフェイス:相克」「ペンギン:1発の銃弾から」の3作を一冊にまとめたオリジナル編集版です。

「リドラー:恐怖の閾値」より
(トム・キング[作]ミッチ・ジェラッズ[画])
「トゥーフェイス:相克」より
(マリコ・タマキ[作]ハビエル・フェルナンデス[画])
「ペンギン:1発の銃弾から」より
(ジョン・リドリー[作]ジュゼッペ・カムンコリ他[画])

『ロールシャッハ』『バットマン:キリング・タイム』のトム・キング、『ハーレイ・クイン:ガールズ・レボリューション』や『ダブル・トラブル』シリーズのマリコ・タマキ、映画『それでも夜は明ける』(2013年)のジョン・リドリーといった人気ライターが、ヴィランたちの狂気と悲哀を描く注目のシリーズです。ぜひお見逃しなく!

10/24頃発売『ベスト・オブ・アベンジャーズ』(MARVEL)

アベンジャーズ・アッセンブル! マーベルが誇る人気ヒーローチーム、アベンジャーズの誕生と歴史に迫る、アメコミファン必読の一冊!

『ベスト・オブ・アベンジャーズ』
スタン・リー他[作]ジャック・カービー他[画]石川 裕人[訳]
※電子書籍も同時発売

今や日本でも“スゴい奴ら”の集合体の代名詞として知られるようになったアベンジャーズが誕生したのは、今から約60年前の1963年。
誕生以来、マーベル・コミックスの王道を歩み続けてきた彼らの歴史をまとめた傑作選がついに登場しました!

オリジンエピソードに加え、対X-MEN、対巨大ロボット、レッドローニン、対スコードロン・スプリームという、チームコミックならではの豪華なラインナップで辿る、日本オリジナル編集版の傑作選です。

『アベンジャーズ』 Vol.1 #1 表紙
ロキの暴走を止めるため、続々と集結するアベンジャー。
各エピソードの冒頭には日本オリジナルの詳しいストーリー解説も

収録作品は以下の通り。

●アベンジャーズ誕生!/アベンジャーズ Vol.1 #1(1963年9月)
●いざ参戦せよ!/アベンジャーズ Vol.1 #53(1968年6月)
●ローニンよりあかく!/アベンジャーズ Vol.1 #198(1980年8月)
●ロング・アイランド決戦!/アベンジャーズ Vol.1 #199(1980年9月)
●チャンピオンへの挑戦!/アベンジャーズ/スコードロン・スプリーム'98 #1(1998年7月)

長年アメコミに親しんできたファンの方にも、映画でアベンジャーズを知ったアメコミ入門者の方にも、どちらも楽しんでいただけること間違いなしの一冊です。どうぞお楽しみください!

10/24頃発売『スパイダーマン:ニュー・シニスター』(MARVEL)

スパイダーマンの宿敵であるヴィラン軍団シニスター・シックス。その全員分の能力を併せ持つアンドロイドがスパイダーマンの前に立ちはだかる! 新時代のスパイダーマンシリーズ第2巻!

『スパイダーマン:ニュー・シニスター』
ゼブ・ウェルズ他[作]ジョン・ロミータJr.他[画]光岡 三ツ子[訳]
※電子書籍も同時発売

本書『スパイダーマン:ニュー・シニスタ―』は、前巻『スパイダーマン:ワールド・ウィズアウト・ラブ』でリニューアル創刊された新時代のスパイダーマンシリーズの第2巻です。

前巻『ワールド・ウィズアウト・ラブ』で、衝撃的なシーンと共にスタートした本作。半年前、ピーターの身に何が起こったのかは、いまだベールに包まれたままですが、現在のピーターは、なんらかの事情により、友人も恋人のMJも失い、一人孤独で鬱屈した日々を送っています。

ある日、ピーターが参加したパーティーに突如乱入してきた金属製のアーム。その見覚えのある金属製のアームは、ドクター・オクトパスのものでした。

アームを追って、送り主の元にやってきたピーターが目撃したのは……スパイダーマンの宿敵であるヴィラン軍団“シニスター・シックス”全員分の能力を併せ持った最強のアンドロイド”シニスター・アダプトイド”!

事件を裏で操っていたのは、かつて最先端技術企業I.C.M.が開発したロボット「リビング・ブレイン」。彼は、スパイダーマンに異様な執着を持ち、ドクター・オクトパス、エレクトロ、バルチャー、クレイブン・ザ・ハンター、ミステリオ、サンドマンを拉致し、彼らの力を併せ持つ最強のヴィラン、シニスター・アダプトイドを生み出したのでした!

最悪の宿敵6人の力を併せ持つシニスター・アダプトイドを前に、スパイダーマンはどう戦うのか? 新時代のスパイダーマンの物語をどうぞお楽しみください!

10月の既刊コミックス電子配信

10月はアクアマンシリーズをはじめ、下記のDCの既刊コミックス7タイトルを一挙配信!

■10月配信 既刊DCコミックス
アクアマン:アトランティスの王(THE NEW 52!)
アクアマン:王の遺産(THE NEW 52!)
アクアマン:王の最期(THE NEW 52!)
アクアマン:ディープ・ダイブス
スーパーマン:アメリカン・エイリアン
スーパーマン:エンペラー・ジョーカー
ブルービートル:青い衝撃

最新情報は、ShoPro Booksのアメコミ公式X(@ShoProComics)等で随時お知らせしますので、ぜひフォローをお願いします。主要電子書籍取り扱いストアにて順次配信予定です!


それでは今回はこのへんで。次回は2024年11月の新刊案内にてお会いしましょう!

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