【旅行日記】東京ディズニーシー
ディズニーが好きだ。ゲートの前に来て音楽を耳にすると「あぁ来たな」と足が浮き立つ感覚になれるのが好きだ。ディズニーランドならワールドバザール、ディズニーシーならアクアスフィアを見て「来たぜ!!」と意気込んで写真を撮るのが好きだ。
しかしそれ以上に小さい頃から私はホテルが大好きだった。父曰く「今日何が一番楽しかった?」と聞くと返ってくる答えは「ミッキーが喋るエレベーター」だったそうだ。(ディズニーホテルのエレベーターはミッキーがアナウンスをしてくれるのである。)
大人になってからディズニーホテルに泊まるにはびっくりするほどお金がかかることを知り、久しくお泊まりをしないまま時が流れた。
だが、ついに我慢の限界がきた。
ディズニーホテルに泊まりたい!!
欲望が爆発してからの行動は早かった。まずはディズニーに泊まりで行ったことがない夫を説得。「泊まるならミラコスタが良い」と我儘を言うので3ヶ月前の11時に予約戦争に参戦し、敗北気分を味わいながらもなんとか部屋を予約する。初めてのお泊まりディズニーならとホテルのブッフェも予約。次の日にハピエン(ハッピーエントリー:宿泊者特典で15分早くパークに入れる。)を利用してシーに行くことにし、もうウキウキワクワクである。
そして迎えた宿泊当日。
いや、ほんとに最高でした。
ベッドふかふかだしお風呂綺麗だし、窓の外からはパークが見える。泊まったお部屋はヴェネツィアサイドだったので、ちょうどゴンドラが見えて異国気分。そしてテレビから永遠に流れるディズニーチャンネル。
これだよこれ。こういうのでいいんだよ。
思わず「こういうのでいいんだよおじさん」が顔を出してしまうくらい快適なホテルステイ。
そしておいしすぎるご飯。
マジではち切れるんか?ってくらい食べた。満腹すぎてカレーを食べられなかったことだけが心残り。
ご飯を食べつつ、窓の外からパレードを見たり、メディテレーニアンハーバーでゲリラジャンボリがあり、その様子を眺めたり。
もうパーク行かなくても私は満足じゃ……。
そうは言ってもパークに行けるなら行きたいので、予定通り2日目は東京ディズニーシーへ。
ハピエンを利用して入るのはほぼ経験なしだったのでドキドキだったが、ハピエンの力はすごかった。
ほぼ人のいないアクアスフィア、ミキフレとのフリーグリーティング、そして何よりほぼ止まらず進むソアリンの待機列!
こんだけサクサク進むと今まで180分くらい並んでたのはなんなんだ……となる。ソアリンから出てきた頃には一般のお客さんも入場してあっという間に120分待ち。ビビる。
その後ベーカリーでパンを買い、ホテルに戻って客室で朝食。あまりにも優雅すぎてなんかバチとか当たりそうで心配になる。ミラコスタのチェックアウトが12時なのが本当に神だ。
その後もゴンドラに乗ったり、ビックバンビートを観たり、実にゆったりと過ごす。
午後はインディージョーンズに乗る前に、以前から行ってみたかった「ザ・レオナルドチャレンジ」に参加。地図を見ながら特定の場所へ探検しながら向かい、謎解きをするのだが、なかなか楽しい。お子様連れにも良さそう。日中しか参加できないので参加される場合は明るい時間に是非!
色々歩き回る道中でフリーグリーティングに何度か出くわしたが、ジャック・スパロウ船長とバッタリ会った時は何も反応できなかった。ちょうどグリーティングからの帰り際のようで、去っていくときに手を振ってくれて「ヒェェェカッコいい……」としか言えなかった。後ろ姿でもいいから写真を撮ればよかった。ハグされたら多分死んでた。
ハグといえば、コロナ禍でできなかったグリーティングのハグが解禁されてから初ハグはまさかのティモンだった。この距離が嬉しい。ドナルドともグリーティングをし、しっかりハグ。なんだか感慨深い。(夫もドナルドが最推しなので、グリーティング中は終始ニコニコ。)
1日の締めくくりは夫が乗ったことがないというセンターオブジアースへ。
ちなみに私はビビりな上に絶叫もホラーも苦手。ディズニーで楽しく乗れるのはインディージョーンズとビックサンダーくらいで、あとは乗るのに決死の覚悟がいる。センターオブジアースもその一つである。今回も頑張って乗った。夫が楽しそうで何よりだったが、降りる時は若干へっぴり腰になった。(それでもタワテラよりは全然マシである。)
最後の最後でヘロヘロになりながらもパークへさようなら。
今回はマーメイドラグーンやアラビアンコーストにほとんど行かなかったが、いつも入り浸っているのでたまには良しとしよう。
そして今回の訪問でディズニー40周年を楽しむのもおそらく最後になる。
それでも40周年の間に3回行けてよかった。
次に来る時はハロウィンやクリスマスがいいと駄々を捏ねておいたので、また訪れるのが待ち遠しい。
何度行ってもディズニーリゾートは最高だ!