
STORESからShopifyにデータ移行する方法
あなたのオンラインショップである程度の売り上げが獲得できるようになってきて、より本格的にECサイトを運営させたくなった時にShopifyはとてもおすすめのサービスです。
今回は、初心者におすすめのオンラインショップ作成サービスであるSTORESからShopifyにデータ移行する方法を紹介していこうと思います。
・Shopifyが気になる方
・STORESからShopifyにデータ移行する方法を知りたい方
・より本科的にショップ運営を行いたい方
これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。
これを読めばSTORESからShopifyに簡単に移行することができますよ。
STORESからShopifyにデータ移行する方法
STORESでは商品CSVの出力が行えないので、今まで紹介したような方法での移行ができません。
そこで今回は、データの抽出にOctoparse、CSVファイルの編集にGoogleスプレットシートを利用していこうと思います。
行う手順は全部で6つです。
❶Shopifyに登録する
❷Octoparseを開いてSTORESを登録
❸ ワークフローから商品情報を登録する
❹Shopifyでフォーマット用のCSVを作成する
❺ CSVを編集する
❻ 編集したCSVをShopifyに取り込む
まだShopifyへの登録が済んでいない方は、登録を行いましょう。ここから、登録画面に飛ぶことができますよ。
まずはOctoparseを開いてSTORESを登録します。Octoparseは有料プランもありますが、今回紹介する方法は無料のものでOKです。
Octoparseを立ち上げたらメニューバーの「新規作成」から「カスタマイズタスク」をクリックします。
そうするとURLを入力する画面になるので、STORESのURLを入力します。
続いて、ワークフローから商品情報を登録します。ワークフローが開いた後、URLのクリックボタンが出力されます。
そこをクリックし、左の「自動識別をオフ」を選択しましょう。
すると商品ページが出てくるので、タイトル・価格・商品説明・商品画像といった必要情報をクリックし、データを抽出します。
ここまで完了したら、次はShopifyでの作業になります。フォーマット用のCSVを作成していきましょう。Shopifyの「商品を追加する」から、適当にデータを入れてエクスポートを行います。
エクスポートされたデータを編集していくので、この段階では適当にデータを入れてしまってOKです。
では、ここからデータを編集していきます。先ほどエクスポートしたCSVをGoogleスプレットシートに取り込みます。
その後、Googleスプレットシートに先ほどOctoparseで取り込んだデータを貼り付けていきます。
最後に完成したデータをShopifyにインポートすれば完了です。もし入力漏れなどがある場合は、ここでエラーが出るようになっています。
今まで紹介した方法と比べると、少し手間はかかりますが、コピーアンドペーストでの作業なので、難しい知識は不要ですよ。
なぜShopifyにデータを移行するべきなのか
なぜ本格的にオンラインショップを運営していく上でShopifyに移行するべきなのでしょうか。
その理由は3つあります。
まずはShopifyは決済手数料が安い点にあります。その安さは業界最安値とも言われています。
ShopifyペイメントというShopify公式の決済方法を利用すれば、その決済手数料は3.25%~3.9%。
例えばBASEの決済手数料は、3.6%+40円(+サービス手数料が別途3%)です。STORESはフリープランで5%、スタンダードプランで3.6%。カラーミーショップはクレジットカード利用時は4%〜となっています。
2つ目の理由は、カスタマイズ性に優れている点です。Shopifyはデザインテンプレートを利用してサイトの装飾をすることができますが、その数はなんと100種類以上もあるのです。
STORESは48種類ほどなので、Shopifyの方がさまざまなデザインを選択することができますね。
さらにHTMLやCSSを使って細かく編集をすることも可能なので、唯一無二のオリジナリティあふれるサイトが構築できますよ。
3つ目の理由は越境ECにあります。Shopifyは越境ECに強いサービスと言われています。日本よりも市場規模の大きい海外で自分のブランドを販売することができれば、より事業を展開させていくことができますよね。
Shopifyなら、世界175か国、100万店舗以上で利用されている実績を生かして、多言語対応や多通貨対応など越境ECに対する充実のサービスが備わっています。
Shopifyに移行する時期
STORESからShopifyに移行するのは、ある程度事業規模が拡大してきたタイミングがおすすめです。
STORESは無料でオンラインショップを作ることができるサービスなので、初心者には持ってこいです。
しかし先ほども紹介したように、決済手数料はShopifyよりも高くついてしまうので、ある程度の売り上げが出てくるとむしろ損になってしまうことも。
こちらのサイトでいくら売り上げがあるとShopifyに切り替えるべきなのか、料金のシミュレーターが用意されています。ぜひチェックしてみてください。
▶︎【2020年最新版】Shopify(ショッピファイ)とSTORESを徹底比較!
また、海外向けにあなたのブランドを展開したい場合もShopifyへの移行がおすすめです。
まとめ
いかがでしたか。本日はSTORESからShopifyに移行する方法について紹介してきました。
Shopifyはより本格的にオンラインショップを運営できるだけでなく、決済手数料も安いので、ある程度売り上げを上げている事業者様には移行がおすすめでしたね。
移行にはOctoparseとGoogleスプレットシートを用いました。
移行はコピーアンドペーストで行えるので、ぜひShopifyへの移行を行い、本格的なサイト運営を行ってみてはいかがでしょうか。