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SHOP編集ショップクエスト3〜オーナーさん〜
町人、オギノサンの技「ソッコーテレフォン☎︎」によってすぐに家のオーナーさんとお会いでき、家の中を見せてもらうことができた。
その家は10年くらい前まで住んでいたらしい。
カレンダーが貼ったままだった。
外観だけでその家をとても気に入ったわたしたちだったが、中もとても感じのいい雰囲気だった。
一番広い部屋にいいかんじに陽の光が入っていていた。
キッチンの裏に土間のような不思議スペースもあった。
どんな使い方ができそうか、いろいろなイメージが浮かぶ家だった。
わたしたちは活動の主旨をまとめた資料と、かっちりめの名刺とちょっとしたおいしそうなお土産をオーナーさんにお渡しした。
オーナーさんは、その家を貸す意志が元々あるわけではなかったが、わたしたちの話を聞いて検討します、と言ってくれた。
これがわたしたちの交渉第一弾であった。
とは言ったもののわたしは隣でヘラヘラしているだけであった。
喋っていたのはほとんどゆうこさんだった。
ゆうこさんは、こういう時スイスイと会話を進めていく。
ゆうこさんの会話の筋道を邪魔しないようにわたしはヘラヘラしてかろうじて交渉の雰囲気づくりに参加している。
空き家探しのオーナーさんにまつわるいくつかのポイント
①オーナーさんが誰だか分からない
地元の近くに住んでいる人でも、あの家は誰のものか知らない、ということがある。こういう場合オーナーさんにたどり着くまで時間がかかる。
②オーナーさんに家を貸す意志がない
こういうこともあります。
わたしたちは、オギノサンや地元の方の協力で、あそこにいい感じの空いてる家があるよ、という情報を元に動いていた。
だからオーナーさんに家を貸す意志があるかどうか分からない状態でお会いすることもある。話をする中で検討します、と言ってくださる方もいる。
荷物があるけど片付けていない、仏壇をどうするか決めていない、いつかまた帰って来て住むかもしれない、など貸せない場合は本当にいろいろな事情がある。
③オーナーさんが遠方に住んでいる
連絡先がわかり連絡が取れてもオーナーさんが遠方に住んでいる場合もある。
電話やメールでやりとりすることもできるが、やはり直接お会いして自分たちがどういうものかわかってもらうことがとても大事。
お正月やお盆にオーナーさんが帰省するタイミングと家探しが重なると結構いいのかもしれない。
オーナーさんも長期休みのタイミングで田舎に帰り、家のお手入れをしたり、今後家をどうしていくか考える人もいるようだ。
つづく
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