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SHOP編集ショップクエスト19〜なんか、ぬるっと、決まる〜
完成した契約書をオーナーさんの甥っ子さん(今回窓口になってくれている方)に持って行った。
この日契約してもらうぞ!とかそこまで急な話ではなく、こちらがどんな風に家を使わせてもらいたいかという具体的な説明や、きちんと丁寧に家をお借りする気持ちがあることを伝えたかったのである。
でも時間もどんどんなくなってきていて、できればこの日に前向きな感触を得たい、という勝手な期待もあった。
実際は、そこまでの感触は得られなかった。
まだまだ疑問点がたくさんあり、時間をかけなければいけないような感じだった。
時間がないのはこっちの都合だし、急に持ち上がった話で悩ませてしまっているのも申し訳ないのだが、わたしたちはちょっと疲れていた。
ユウコ:海でも見に行きタイナァ
ナツキ:むしろ海のあるところに住ミタイナァ
🌊🌊🌊🌊🌊
わたしたちは広川町にあるはずのない海を想像したりしていました。
その後、甥っ子さんと電話でいくつかの確認事項をやりとりしたりした。
そして数日後、甥っ子さんとわたしたちを繋いでくれていた方から、
「なんか大体家借りて大丈夫っぽい」
というようなぬるっとした連絡が入った。
ぬるっと。
ここからはなんだか非常にぬるっとしていた。
散々探してやっと契約となると、
やっっっっっっっっっっったぜ!!!
みたいな区切りがあるのかと思うが、実際はそうでもなかった。
もう一度お会いして契約書の中の訂正したい部分などを相談し合い、その後は家の中の残されたものについて、これは処分する、これは納戸にしまう、これはこちらで使ってもいい、などを家の中を回りながら確認していった。
それも案外ざっくりしたもので、え、ほんとに大丈夫?と心配になるくらいざっくりしていた。
家の中のものの処分や整理と、我々の荷物の運び込みを同じ日に行うことになった。
契約書は修正が必要なのでその引越しの日に正式に契約をすることになった。
それからわたしたちは引越しの準備をしつつ、SHOP編集の企画の準備をしつつのてんやわんやな時間を過ごした。
引越し準備を進めているものの、まだ正式に契約をしたわけではなかったので、本当に引っ越せるのか?当日やっぱり契約しない、ということも無くはないのでは?と、ぼやっとした気分で準備を進めていた。
次回、ショップクエスト最終回。
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