2/11(火)

こんにちは
本日は建国記念日ということで祝日ですが、阿波座は土日祝の方が
街もゆったりなので、是非散歩がてらきてください
ゆっくり店内見ていただけるかと思います。
そんな本日


Ralph Lauren Check Swing-Top

いい柄の2種類
ラルフローレンのスウィングトップ
単色だとよく見かけますがチェックの総柄はなかなか珍しいのではないかと

このジャケットの呼び名なんと呼びますか?
“スウィングトップ” “ドリズラー” “ハリントンジャケット”
多くの人はこの3種類のどれかを使うのかなと思います。
イメージは1940年代のゴルフウェアが起源で
襟がステンカラー、ジップのショート丈、動きやすく耐水性に優れた素材に
ベンチレーションや可動域を持たせる作りをイメージします。

この形をベースにして“スコテッシュドリズラー”と名前をつけたブランドが
アメリカのMcGREGORです。
Drizzleは小雨という意味があり、雨を凌げるジャケットとして付けられたのだとか。

マクレガーの広告

同様にハリントンジャケットとは
イギリスのバラクータ社から輩出されていた名作G9を総称して
ハリントンジャケットと呼ばれていました。

バラクータ社の広告

簡単にいうと
アメリカではドリズラー
ヨーロッパではハリントンジャケット
そしてスウィングトップとは日本で戦後、大きなファッションシーンを
動かしてきたブランドのVANが和製言葉として作ったのではないかと言われています
僕は当時からスウィングトップという名に馴染みがあるので、スウィングトップで書かさせてもらいます。
特に呼び名にこだわりはありません笑


大判マドラスチェックパターンのスウィングトップ
マドラスチェックといえばインド発祥で、パキッとした色使いではなくペールカラーのようにぼんやりとした独特なカラーリングで、対象的な色味を重ねて作られているイメージ
70-80年代ではアイビーやプレッピーなどといった、アメリカの大学生の間で紺ブレのインナーシャツとして良く登場していたマドラスチェック
当時大学に行くということはお金持ちの象徴でもあり、仲間内で
スタイルを合わせてダウンタウンを闊歩するといったスタイルは自然と高級志向なイメージが湧くスタイルへと変化していきました。

一方で

目が細かく赤が目を惹くタータンチェック
スコットランドの民族衣装などに継承されている、こちらも伝統的なチェック。
遡れば、イギリスとスコットランド間では独立闘争が何度もあり、
イギリスに占領されていた当時スコットランドではタータンチェックを禁止されるほど影響力があるチェックでした。
その中でもこのチェックを身に纏うことはイギリスに対しての反抗の表れであり、スコットランドの誇りを身に纏うことをの二つの意味を成していました。

時代は進み、70年代後半になるとベトナム戦争が終わりヒッピー文化が衰退する中でパンクロックスタイルが流行り始めました。
その当時パンクロックスタイルの先人を切っていたデザイナーのヴィヴィアンウエストウッドがタータンチェックに目をつけ後にロックのパターンとして革ジャンやボンテージパンツに合わせたりと反抗のシーンが受け継がれてきました。

同じ時代を、違った場所、スタイルで生きたチェック
かなり興味深いです
each ¥17600(tax in)
どちらも通販可能です
お気軽にインスタグラムからお問い合わせください


Leather Cap

どちらも、モチっと肌馴染みが良く被りやすい癖のないレザーキャップ
ブランドは不明ですが、革質はかなりクオリティが高い2点です。

ワッペンなども付いておらず、スラックスなどの綺麗なスタイルに合わせると
カジュアルさがプラスされラフすぎないレザーの引き締まった絶妙なバランスが
楽しめるスタイルになりそう
each ¥8800(tax in)
どちらも通販可能です
お気軽にインスタグラムからお問い合わせください


少し濃い内容でした。
ではまた🤝

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