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映画 狂武蔵

どこかで書きたいと思っていた映画の感想
映画評論とかは好きじゃないけど
(自分で作ってもいないのにdisが入る人がいるから)映画については感じたことを書きたいと思うので書く

映画についての話は今後もやっていこうと思う

1作目から早速趣味丸出しだが、
1作目は
最近観た、坂口拓主演の狂武蔵(くるいむさし)

坂口拓とはなんぞや?と思う方もいるだろう

どんな方か知りたい方はyoutubeでたくちゃんねるというチャンネルをぜひ覗いてみてほしい

自らを戦劇者(戦いを演じる者)と言うベテランアクション俳優なのだが、人気漫画を実写化した映画キングダムの左慈役が記憶に新しい。

そんな彼が演じる「狂武蔵」は侍映画

宮本武蔵を主人公とした時代劇
そう聞けば良くあるチャンバラじゃんと思うかも知れないが、実はこの映画…

本編のうち、77分がワンカット撮影なのである。
しかも、そのシーン全編アクションシーン

77分アクションしっぱなしでワンカット

驚愕だった…

全体尺は91分
前半部分と後半部分のストーリーに絡むシーンが15分くらい…
あとは全てアクションシーン

宮本武蔵が吉岡道場の当主、吉岡清十郎とその弟・伝七郎を斬り、その弔合戦として行われた決闘、一乗寺の決闘がベース。

武蔵1人vs吉岡一門70人だったとも言われている

その決闘の人数を70人→400人に変え、
企画された映画

しかもアクションシーンの殺陣があまりにも危険で、ある程度の流れだけ決めてあとはほぼルールなしでカシの木を使った刀を使い、実際に斬り合うようなもの。

実際に武蔵役を務めた坂口拓は開始5分で指の骨を折り、肋骨も骨折、さらには奥歯が4本砕けるという大怪我を負った。

本編の中の坂口拓は武蔵そのものであり
撮影の状況も本当の戦いさながら。

なかなか出られず、読み合う所も武術映画としてもリアルだった

70分以上戦いのシーンだが、吉岡一門との戦いは本当にこうだったんじゃないかと錯覚するぐらい

低予算で作られたとは思うが、構成や展開は緻密に作られている印象で、長尺の激闘も観ていられた

「カメラを止めるな」が37分ワンカットで話題になったが、アクション映画でこれまでの長さは映画の歴史上で初めてではないか?

何かしらの世界的な評価を受ける作品だと思う

ネタバレはしないので是非観てもらいたい



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