難しい事こそ価値がある。

何について書こうか迷っていたら少し間があいてしまった。
南葛SCに加入してから約一ヶ月が経過し、全ての環境が変わった中で少しずついろんなことに慣れてきた。
チームのスタイルや人工芝のピッチ、夜の練習や自分がサッカー以外にやってる洋服、英語の勉強やその他にチャレンジしている事とサッカーとの両立。

時間はいくらあっても足りず、Jリーガーだった時の昼寝というには長すぎる睡眠時間を今返して欲しいくらいだ。

僕は今サッカーとアパレルやフードテック事業のレシピ開発、英語学習に取り組んでいる。

僕の中ではもちろんサッカーに対してのプライオリティが一番高い。
ただ去年からアパレルや英語の勉強にもかなりの時間を割いていて、特に洋服はデザインから発注、在庫管理、マーケティング、発送、財務管理全て自分でやっている。

至極当然だが大変なこともある。
デザインは浮かばない時は全く浮かばないし、何枚売れるか分からない服をいくつ発注するか頭を悩ませるし、プライシングもそう。在庫管理するために使うエクセルは特に苦手だ。

一昨年初めて洋服を作るまで、洋服が好きなだけで自分が好きな洋服が、どういう工程で消費者の元に届くか一切知らなかったのだから苦労するのは当たり前だ。

周囲からは、去年はチームに所属していなかったからサッカー以外のことにも注力できたが、チームに所属しそこで試合に出るための競争がある中で今やってることを続けるのは難しいんじゃないか、と言われた。
だが、そう言われると俄然やる気になる。

全てのことに言えるし単純明快なことかもしれないが、価値がある事は多くの人ができない事を成し遂げることだ。

サッカーとサッカー以外の事を高いレベルで両立させる事が難しいのは当たり前で、もし簡単に出来るなら誰もが実現できてそこに価値はない。
だから人が出来なそうな事にチャレンジしたい。

英語もネイティブに近いくらい喋れるようになるのはかなり難しいとよく聞く。
でもそのくらい喋れるようになりたくて毎日勉強してる。
人に言われて諦めることは嫌いだ。

いつだって大変な状況や難しい局面が自分を成長させる。

明日から南葛SCが所属する関東サッカーリーグ2部が開幕する。
いろんな事を経験し、2回靭帯が切れてからやるサッカーも悪くない。
もし3回目靭帯が切れてもまたサッカーを続けると思う。
大好きなサッカーを楽しもう。