隣の家のお魚少年
今日はBOYNEXTDOORのイハンくんのお誕生日
イハンくんはNCTのマーク・ヘチャン以来、私の8年ぶりにできた新しい推しです。
BOYNEXTDOOR(ここからはボネクドと表記する)は昨年5月にデビューした6人組のグループです。
グループの説明はWikipediaにまかせて、きょうはイハンくんを好きになったきっかけとかどういうところに惹かれたかを書こうと思う
イハンくんとの出会いは本当に唐突だった。
たまたま休日の朝に、ベッドでゴロゴロしながらいつものごとくTikTokを見ていたら、すごくかっこよくてどこか退廃的な雰囲気の男の子が、TV局に出勤していく動画が流れた。冗談抜きで時が止まった気がした。
この子は誰だ!?と思って、ハッシュタグをたどると「BOYNEXTDOOR」の「イハン」というメンバーだということが分かった。
学生時代にブロビを聴いていて、今でもZICOの楽曲は好んで聴いていたので、ZICOのプロデュースしたグループがデビューしたらしいということは小耳にはさんでいたけれど、どんなグループかまでは全然知らなかった。
MカのMCをしている子(ミョンジェヒョンくん)がリーダーで、すごく早口の歌詞の曲(のちにEarth,Wind & Fireとわかる)を歌っているグループがBOYNEXTDOORだったっけくらいの知識しかなかったのだ。
そこからTikTokで「#イハン」で検索をして、youtubeでBOYNEXTDOORのステージを怒涛の勢いで調べた。
そしてみるみるうちにグループに虜になった。
自分たちが「良い音楽」をやっているという自負とステージへの渇望を感じる、野心に溢れるグループだと感じた。なんて素敵なんだろうと思った。
彼らを見ていると、「売れたい」という願いよりも、長く長く続けたい、自分たちの音楽をできるだけたくさんの人に届けたいという思いをすごく感じるし、最高の舞台にしたい、もっとステージが上手くなりたいという渇望と、6人で叶えたい夢がたくさんあるという野心が伝わってきて、とにかく眩しいのだ。
そんなグループの中でも青い炎みたいに、静かなる情熱を持って音楽に向き合う人がイハンくんだと思う。
明るく社交的なメンバーが多い中で、イハンくんは社交的だけれどどちらかといえば「静」の人間だ。
舞台に対して、音楽に対して、舞台裏で言及することもそれほど多くない。
他のメンバーに比べて特徴的な低音の音域を持つこともあって、パートがたくさんあるわけではない。
それでも、イハンくんからは絶対に自分のパートを「美味しい」パートにしようという気概をすごく感じる。
そのギャップに夢中になった。
「l i f e i s c o o l」という楽曲でわたしはその熱意を一番感じた。最後にジャズのようなパートがあるんだけど、本人のこだわりがたくさん散りばめられていて本当に素敵なのだ。
自分の持つ個性を理解した上で、音楽を丁寧に解釈して作り上げたパート。ほんとうに大好きです。
ずっとイハンくんのステージやYouTubeのコンテンツを見ていくうちに、イハンくん彼自身にもすごく興味が湧いた。
彼はチームの「精神的支柱」と言われているけれど、誰かの心が揺さぶられた時、どんな感情でもそっとそばにいて理解しようと努める、そんな姿勢がいろんなところで見られる。
それは誰にでもできることじゃない、と思う。
リーダーのミョンジェヒョンくんが「イハンも静かに耐えてくれるメンバーだ」と言っていたけれど、涙が溢れる瞬間も静かに静かに涙を流す。
自分自身の感情の揺れは自分で受け止めて、できるだけ周りの人に寄り添って受け止めようとする。
自分の判断は「死ぬか死なないか」で挑戦するような大胆さを持つのに、「誰か」の感情には一際繊細になる。
その強さが本当に眩しくて素敵だと思う。
自分たちの曲を聴く「誰か」の慰めになるように、これが夢のきっかけだとインタビューで話してくれたけど、彼のその繊細さと大胆さは、彼自身の懐の大きさにつながっていると思うし、それはきっと彼を好きになった人みんなが頼りにして愛している部分だと思う。
もちろんわたしもそのひとりです。
君の歌声と、君たちの音楽にいつもいつも慰められているよ、ありがとう。
好きなところはここでは語りきれないくらいたくさんあるけれど、私がここで書いた愛が、イハンくんが受け取る愛の中で一番小さいものでありますように。
イハンくんの好きな人や好きな物(お魚とかグミとか)に向ける優しい眼差しがずっと曇ることがありませんように。
この先ずっとずっとイハンくんが、ボネクドのみんなが大好きな仲間と大好きな音楽を続けられますように。
微力ながら願っています。
年明けから始まるツアーが本当に楽しみだー!
そしてなにより、お誕生日心からおめでとう!