少年堂の夢、そして現在の歩み
今日は「少年堂」を振り返りながら、これからの目標について少し書きたいと思います。
30年前、京都で洋服と雑貨のセレクトショップ「少年堂」を運営していた頃、店には常にお客様の笑顔があふれていました。季節ごとに並べる商品を選び、どんなディスプレイにするか悩む日々は、振り返れば全て楽しい思い出です。
そんな「少年堂」のリアル店舗を復活させたいという夢が、今のYouTube活動の原動力です。半年ほど続けている「少年堂音楽番組」では、私の好きな音楽を通して、京都や「少年堂」の魅力を伝えています。
登録者数や再生回数はまだ小さな数字ですが、それでもコメントや視聴回数が少しずつ増えるのを見ると、誰かに響いていると感じられて嬉しいです。SNSや宣伝が苦手な私ですが、NOTEという新しい挑戦を始めたのも、もっとたくさんの人に知ってほしいという思いからです。
「少年堂」は、古着とストリートカジュアルを融合させたセレクトショップとして、京都四条寺町に誕生しました。きっかけは、20代後半に訪れたロサンゼルスのメルローズ。ストリートファッションやカルチャーの洗礼を受け、そのエッセンスを京都の街に持ち帰りたいと思ったのが始まりです。
当時は、サーフブランドやスケーターブランド、ヒップホップブランドが街でクールに着こなされ始めた時代。デザイナーの中には不良やギャングの方々も多く、彼らと仲良くなることで、特別なデザインや独自の仕入れ先を教えてもらえるようになりました。その結果、「少年堂」では他にはない個性的な商品を揃えることができ、全国からお客様が訪れる人気店となったのです。
店内では、レゲエ、ヒップホップ、ディスコソング、シティーポップといった音楽が流れていました。それはただのBGMではなく、「少年堂」の空気感そのものを作り出す大切な要素でした。
現在、YouTubeの「少年堂音楽番組」では、この頃の思い出を音楽で再現しています。当時を思い出させるようなオリジナル曲を配信しながら、かつての「少年堂」の世界観を映像と音楽でお届けしています。
少年堂音楽番組はこちら →少年堂 (Shonen-Do) - YouTube
ストリートカルチャーと音楽が紡ぐ「少年堂」の物語に、ぜひ触れてみてください。そして、昔を懐かしむ方も、新しい何かを感じたい方も、このチャンネルで楽しんでいただけたら嬉しいです。