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絶対陸上部って言ってたの嘘だろ

■このブログにはまだ出てきていないけれど、次回あたりから出てくるであろう小林さん、誕生日おめでとうございます。モバイルバッテリー、持ってないと思ってあげたら持ってましたね、あげたのよりいいやつを。悔しかったですよ、結構、来年は持ってる奴よりもいいモバイルバッテリーあげます、いい1年に、ぼくらがしますね。


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ブログを書いていたら思い出した、おばけとダンスをリリースする直前くらいに、ファイヤー・バード(当時は違う名前で呼んでいた)と陸上競技場に行って陸上大会を見たんだった、理由は忘れたけれど、たしかドライブしててたまたま辿り着いたのだと思う、それがすごく楽しかった。


奴はスパイクの高さがどうの、あの競技はどうの、俺は元陸上部だからわかる、とべらべらやっていたが、嘘つけ、と思っていた、あの野郎が陸上をやっていた訳がないからだ、その帰りに2作目としてリリースした「カルピスソーダについて」を聞いてもらって、大絶賛していたのを覚えている、奴は本当にしょうもない奴だけれど、割と音楽の直感みたいなものは本物なので信頼している、それは今でも変わらない。


ぼくが「アルバイト」をリリースした頃、スタジオバイトをしていた筈のぼくはなぜか楽器屋の店員として働くことになっていた、その当時のぼくはだいぶイエスマンで、系列の楽器屋の方に異動しない?という話があった際、まあできるんでいいですよ、みたいな感じの安請け合いをぶちかましたからだ、家から近くなるし、別にいいか、と思って出勤した楽器屋、そこには石栗がいた。


奴は最初こそ真面目そうな人だなあ、と思っていたが、蓋を開けてみると全然そうではなかった、意外と楽器には詳しかったので頼りになったけどね。ぼくはてんでだめだった、楽器って難しいんだもん。日々「そのギターの色、似合ってますよ...へへ...」というレベル1みたいな接客をしていました、やめるまでずっと。


石栗はとんでもイカれ人なので、わりとすぐに仲良くなった、閉店前にこっそり電子ドラムとギターでセッションをしたり、エルレガーデンの曲をギターで合わせて盛り上がったり、おかげで割と楽器屋のバイトは楽しかった。


そうして家では曲作り、あとは楽器屋、みたいな生活をしていた頃、世間はいわゆるコロナ禍に突入することになる。


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