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ライナーノーツ:なんてったっけタイトル/少年キッズボウイ
こんにちは。
少年キッズボウイのコンポーザーのこーしくんです。
今日は昨年10月発売のアルバム収録の『なんてったっけタイトル』という曲が生まれた経緯とか制作秘話とか?
そんな感じ?
アルバム、タワレコで発売中!
ストリーミングもよろ!
episode01:ポルノでいうとこのラック。ラルクでいうとこの浸食
この曲までの2曲、「ぼくらのラプソディー」と「最終兵器ディスコ」はレコード会社からある程度明るく楽しい感じで〜と言われて作りましたが、今回は「まあとりあえず良い感じの曲よろ!」みたいな感じでした。
とにかく、我々は明るく楽しい音楽集団として見られる節があるので、「早い段階でジャブ打っとかんと、永遠にパーティーチューンしかやらせてもらえんくなる!」といった危惧もあったので、こんな感じの曲になったのです。
(パーティーチューンも好きだけどね)
また、ドラムの豚野郎...あ、間違えました。
チンカス豚野郎くんが「J-POPばっかやらされてロックンローラーである俺の魅力が生きない」と毎回文句言ってくるので牽制するため、
ギターやベースをほとんどパワーコードとルートにして編曲の時間を短縮するため、
あとこのあたりから「ライブをもっとやれ」と言われるようになったので、女性ボーカルの休憩用、
...といったようにいろんな思惑を背負って作られた楽曲なのです。
※とはいえ、なんか転調するのでキー覚えれないとか、コード進行覚えれないとか、腕が疲れるとかいった問題によりライブで全然やらない楽曲なのです。(いぇーい)
episode02:インスパイア「行きたいなぁ」※hideボイス
まあ、ほんで僕がボーカル(もしくはちゃんとツインボーカル)のロック調の楽曲にしようとは思って、たしか5曲くらいデモを作ったんですね。
その中でもステリオグラム風のリフに歌謡ポップのメロを乗せて5分くらいで作ったのが、見事選ばれた『なんてったっけタイトル』なのです(まじウケるw)
ちなみにこの時提出した残りの4曲は真面目なロックソングなので、細身のシュッとした若者4人組バンドが演奏すればそこそこ売れると思います。
曲について特筆すべき部分は、サビの盛り上がりが欠けるとのことで山岸主導の元、転調を施したこと、ギターソロにジミヘンが入ったことくらいですかねー。
歌詞はアレです、あんま言うと怒られそうで怖いんで黙秘します笑
episode03:世界を変えさせておくれよ
歌詞についてちょっと表層的にはいろいろ皆さん思うところあると思うんですが、この曲の真のコンセプトは「怒り」と「諦念」です。
個人的に少年キッズボウイはお遊びのバンド(命かけてやってるわけではなく、社会人の副業バンドという意です)なので、
別にマス層に売れる曲とかニッチ層の伝説になるとか、そんなんあんまり考えてないです。
とはいえ、趣味にしては忙しくやらなきゃないので、何かしらの意味が欲しいな、と。
ほんで、仕事の片手間で大変恐縮ですが、世界を変えることにしました。
取り急ぎ、「人の命を救う曲を書かねば!」と『君が生きる理由』という曲を書くのですが、そっちの歌詞で諦念ムードむんむんの主人公を救ったのでした。
愛を。愛を伝えたいだとか...
ぼくの言葉に価値は無いのにね。
ジャンクション続く甲州街道
アイデアの枯れたミュージシャン
首吊るためのロープ千切って
錆びた弦を替えるのだ
あ、そうだ。
最後の歌詞で「なんて云ったっけ?あのタイトル、昔観た映画のラストシーン」とありますが、答えはこの映画でしたー!
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現場からは以上ですー。
♫今日のBGM
Creep - Vintage Postmodern Jukebox Radiohead Cover ft. Haley Reinhart
ボーカルつえーーー。良き。