大学生でジム開業を決断するまでの話
どうも濱野です!
今回はフリーランスのトレーナーからなぜ自分のジムをオープンしようとしたかについて話していきます。
まだフリーランス時代の記事を見ていない方は、見てからの方が内容がわかりやすいと思うので、まずはコチラの記事をご覧ください。
てことで、ジム開業を決断するまでの道のりを話していこうかなと思います。
※ヘッダー画像の右から2番目が僕です。
自分1人での上限が見えた
大学生3年の2月にフリーランスのトレーナーとして活動を始めた僕ですが、1ヶ月、2ヶ月と活動していく中で自分1人で対応できるセッションの数の限界を感じ始めました。
まだまだ沢山の方へトレーニングの良さを伝えたいのに1人ではこれが限界なのかと。
フィットネスクラブの休館日が火曜日だったので、それ以外の曜日は全て9時から23時で出勤して、休みが1日15分の日もありました。
充分なセッション数ですし、充実した日々を送ることができていましたが、ここまでかと思うと不安になっていく自分がいました。
チャレンジしないと生きてる心地がしなかった
セッションの限界を感じると同時に、今後のキャリアへの不安が大きくなりながら半年が過ぎました。
まぁ、まだ半年しか経ってないのにこの考えになるのは心配症すぎるし、周りからは焦りすぎと思われてたでしょう。けど、この時のこの感覚が経営者には必要なのかもと今になって思います。
半年経った後、ネットやYouTubeでトレーナーのキャリアプランに「ジムを作る」という選択があることを知ります。これだ!と。
自分がお客さんへ何を伝えたいかを詰め込んだジムを作って仲間を集めれば何倍もの多くの人へ想いが伝わると考えました。
フリーランスのトレーナーとは違い、家賃や人件費など固定費がかかってくるので、かなりのリスクがありましたが、そんな心配は一切無かった気がします。
一緒に夢を語り合った仲間達
そしてジムの仲間を誰にするかを決める時に、頭に3人の顔が浮かんで来ました。
青山、篠木、岩崎の3人です。
彼らは同じフィットネスクラブでアルバイトをしていました。皆んな筋トレが好きで休館日も一緒にトレーニングをしてる仲でした。
フリーランスになる一年前、トレーニング終えた後こんな話をしました。
「いつかこのフィットネスクラブを超えるジム作りたくね?」
「まずはあのデカい物件でやりたいな」
「全部で4階建にして、各フロアを1人ずつコンセプトの違うジムにしよう」
など…
皆んなで大きすぎる夢を見ながら熱く語り合っていました。
馬鹿みたいに実現性が限りなく小さい夢を話していましたが、絶対にやってやると心から思える仲間達でした。
ジム開業にはこの3人が必要不可欠だと思い声をかけ始めました。
まずは青山から
てことで、まずは青山から声をかけました。
青山はトレーニング知識が豊富なんですが、特に何も考えず行動する安牌な先輩でした。
声をかけたら絶対オッケーするタイプだと思い、とりあえず誘ったのを覚えてます。
僕「ジム作りたいだけど一緒にやらない?」
青山「面白そうだね!やるわ」
やっぱり安牌だった。
こうして青山を仲間にすることができたのです。
けど、青山みたいに地道に何かをできたり純粋な心を持ってる人間は必ず必要だったから誘いました。
もちろん青山を不幸にはさせたくないし、絶対今より面白いことして良い思いをさせてやると心の底から思ってました。
こんな僕についてきてくれるからには、それくらいは意地でも約束はしたいなと。
次は篠木だな
誘うにあたって1番来てくれなさそうなのが篠木でした。
これは、篠木本人があまりチャレンジする感じではないのと、篠木の親御さんも一般企業への就職を望んでいたからです。
けど、僕にはそんなこと関係ありません。
来てほしいと思ったら来てもらうまでしつこく説得して来てもらう。こういうめんどくさい奴なんで。
てことで、まず1回目。場所は奥田公園前。
僕「青山とジムやるんだけど篠木もどう?」
篠木「やりたい気持ちはあるけど、親に絶対反対されるから厳しい」
はい、断られました。
絶対諦めないぞと思い、会う度に「俺はお前とジム作って一緒に働きたいんだ」と何度も説得しました。
こんな条件で加入が決まりました。
篠木「就活をして内定をもらって、それを蹴ってジムを作ればなんとか親を説得できそう」と。
僕「とりあえず内定もらえそうな企業からもらいに行け」
なんでもいいから内定もらえよと念を押して伝えました。
その数ヶ月後内定もらったかは不明ですが、単身赴任の篠木の父が家に帰ってきた時に
篠木父「独立するのか?まぁ大変だろうけど自分の道を進んでもいいと思う」と言ってくれたらしく正式に仲間になることが決まりました。
篠木に関しては常に冷静で感情的にあまりならないタイプなのと、サボり癖があるのにお金にガメツイので仲間にしました。笑
青山とはタイプが違う人間ですが、勝つために考え最終的に利益をもたらそうとしてくれるタイプです。
サボり癖があるということは、人を使うのが上手いということ。いつか部下ができた時に自分の仕事を冷静に考え、それ以外の仕事を普通に部下へ振ることができると。
今、まさにそれがハマって会社の右腕として働いてくれてます。
最後は岩崎だ
ついに最後まで来ました。
残るは4歳年上の岩崎でした。
その当時は皆んなより大人っぽく、色んな視点から話ができるので、絶対来てほしい人間でした。
誘ったら来てくれる率は、
青山>岩崎>篠木
の順だったので、篠木を仲間にした僕は絶対仲間にできると確信してました。
作戦としては、4人で遊びに行った帰りにしれっと誘う作成でした。
そして決戦の日。
僕以外野球をやっていたこともあり、バッティングセンターへ行きました。
仲間に誘うことを忘れるくらいヘトヘトになるまで夢中で皆んなで楽しんだ気がします。
その帰りにアイスを買う程で、クリエイトに行きました。駐車場にて、
僕「僕たち3人でジムやるんですけど、岩﨑君どうですか?」
岩崎「刺激があると思うし、やります」
めっちゃ即答やん。
そうして岩﨑を仲間にすることができました。
岩崎に関しては、一度僕の会社を辞めた事があります。けど、今は戻ってきて一緒に仕事をしています。
辞めた当時僕はまだまだ未熟でした。やっぱ会社には岩崎が必要だと心より感じております。
その話については、いつかやりたいなと思っています。
まとめ
こうやって初期メンバーが集まり今のハートボディがあります。
(公式サイト:https://heart-body.net)
なんやかんやで3周年を迎えることができ、自分でもビックリしています(2023/4/1現在)。
次回以降にこの決断からオープンまでの話かオープンからの出来事について書きたいなと思ってますので、気になる方はチェックしてみてください。
それでは!