マッチデープログラム電子化に思う

スタジアムでのサッカー観戦の楽しみ
皆様はどんなことがあるでしょうか。
試合そのものはもちろんのこと、スタジアムグルメであったり
球団が企画する様々なイベントであったり
千差万別の楽しみ方があると思います。

私の楽しみはタイトルにもあるマッチデープログラムです。
マッチデープログラムには様々な情報が記載されています。
試合に対する意気込みやスタメン予想であったり
チームの状況や前節のレビュー、相手チームの分析等々
試合開始までの時間を楽しく彩ってくれます。
また当日のお土産としても嬉しい一品です。
余暇を古いマッチデープログラムを見て過ごすこともありますが
手に取ると当時の記憶、読み返して新しい発見があったりと飽きることがありません。

ところが最近ではマッチデープログラムをデジタル化する流れがあります。
ベガルタ仙台 2017年より
https://www.vegalta.co.jp/vpress_online/
柏レイソル 2013年より
https://www.reysol.co.jp/fan/contents/vitoria/
横浜FC 2020年より
https://www.yokohamafc.com/2020/02/10/matchday-digital/
セレッソ大阪 2019年より
https://mdp.cerezo.jp/
ヴィッセル神戸 2016年より
各試合結果より閲覧可能
※緊急事態宣言下にて自主的に電子版を配布するチームは除く。完全電子化対応チームのみ。

電子化への変更には
・現地に来れないサポーターにもリアルタイムに配信できる。
・紙、インク等印刷に関わるコストを削減できる。
・バックアップにアクセスしやすい。
上記のようなメリットがあります。
ことコストに関しては球団の経費を抑える上では有効だと考えます。
時代に合ったサービスと言えるでしょう。


スマホは非常に便利です。
知りたい時にちょっとした入力で気になる選手やチームについて短時間で知ることができます。
コロナ過の現在、電子化の流れはどんどん加速するのではないかと推測されます。
それを理解はできるのですが印刷物好きにとってはやはり紙物を手に取る瞬間は何にも代えがたく、古式ゆかしいマッチデープログラムを望んでしまいます。
長年集めたプログラムが厚さを持ち、本棚にスペースを取るとチームと共に歴史を紡いでいるような感覚になります。
老外の1つの趣味と言われればそれまでではありますが、サッカー母国イングランドから続くサッカーの文化でもあるマッチデープログラムの継続をこの先も願いたいです。



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