「ベルマーレ残留したなぁ!!」

年末年始、食事だけでも顔を合わせようかと言ってた親戚と、オミクロン株も出てきてるし、コロナ禍ではやっぱり会うのはもう少し待ったほうがいいかなと、今回は会うのは取りやめることになった。


その親戚に手紙とプレゼントをもらったので、お礼の電話をした。

私「〇〇(親戚)ー!元気?手紙とプレゼント届いたよ。ありがとう!いつもいろいろほんとにありがとう!」

親戚「おー!Niko!久しぶりだねー!ベルマーレJ1残留したなぁー!ほんと良かった!!」


昔から当たり前のようにベルマーレを気にかけてくれる親戚。湘南地域から離れた場所で、こんなに自然にベルマーレの話題を出してくれる人って、そうそういない。

「Nikoがずっとベルマーレベルマーレ言うからら気になって仕方なくて、いつも新聞でもベルマーレの順位見てる(笑)」

本当にありがたいな、嬉しいなと思うし、これは当たり前じゃない。感謝しないといけないことだ。


たぶん、この親戚の知り合いの中で、ベルマーレを好きな人はいないんだろうと思う。仕事に行っても、誰かが「ベルマーレ」と口にすることはまずない環境だろう。それでもずっと気にかけてくれてる。

(前に親戚の仕事関連の人と会った時「ベルマーレが大好きなNikoちゃんでしょ」と言われて、ベルマーレだけでそこまで覚えてもらえることにびっくりした記憶が…笑)


この親戚に限らず、地元で暮らす親戚で「ベルマーレどうなってる?」「残留したよね!?」と気にかけてくれる人がいる。

「初めは、神奈川ってそんなに身近じゃなかった。でも、Nikoが子どもの時からずっと神奈川大好きだから、やっぱり自然に気になってくるよね。湘南の人たちも気さくで優しいんだなって、Niko見てたりNikoの話聞いてるとすごく思うしね(^^)」


実際には、どこの県でもどこの町でも、いい人もいれば悪い人もいる。合う人もいれば、合わない人もいる。

それはそうだけど、なんとなく自分になじむ町、居心地がいい町、(実際に生まれた場所じゃなくても)帰れる町というのがある。それが私にとっては湘南地域だ。


私の実際の地元も、気さくな人が多いとか優しい町だとか言ってもらえることが多い。

そういう環境で育ってきた親戚は、私が「ベルマーレ!湘南!」と言ってるのを初めに聞いた時には、湘南は関東だしまた違った習慣や文化があるんだろうな、普段の生活でそこまでめちゃくちゃ身近ではないなー、と思ったらしい。

それがだんだん、地元の話題の中に「ベルマーレの〇〇選手が」とか「湘南地域出身の〇〇選手が」とか、ごく普通に話に登場するようになった。湘南のお土産を私が持って帰ったり、湘南地域の〇〇市はこんな場所だとか話したりするたびに、親戚もだんだん湘南が親しみある場所になってきたみたい。


私が遠く離れた町をホームタウンにするチームをこんなにずっと愛してこれたのは、もちろん私にとってベルマーレが本当に素晴らしいチームだからというのもある。

でも、それだけではない。湘南でも地元でも、私を温かく受け入れてくれてる人たちがいるからだろう。


「コロナ禍ではなかなか応援に行くのも大変だろうけど、来年はもっと上の順位に行けたらいいね!」と言って応援してくれる親戚に、コロナ禍が落ち着いたら会いに帰ろうと改めて思う。


いつも本当にありがとう!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?