淞南の当たり前をふやそう!
始業式、入学式が無事終わり、先週は新入生が学校生活に馴染むためにオリエンテーション期間でした。この期間は毎朝、全校朝礼を行ない副理事長・校長・教頭が日替わりでスピーチをしています。
その中で「淞南の当たり前をふやそう!」というお話をしました。
全校朝礼が終わると、各クラスに戻り各自でリフレクション(振り返り)とアウトプット(自分の言葉で表現)を行ない、意識を行動へと移す取り組みをしています!
1)立正大淞南の当たり前とは…
以前、ご来賓の方が来られ本校の生徒の皆さんにお話しをしてくれた時に
「全校生徒の皆さんがあまりにも聞く態度が素晴らしくて感動した」
と褒めてくださったことがありました。
話を聞いている人が感動することはありますが「講演者が聞く人の態度に感動した」ということはめずらしいこと…
皆さんは全校が集まって話を聞く時はいつも静かに動かず集中しています。
私語をする人はもちろんいませんし、頭を動かす人もいない…
集中した姿勢が人の話を聞く態度として当たり前だと捉えてくれています。
また立正大淞南では、登下校の際、通学路で出会う人には初対面の人であっても挨拶をします。
初めて挨拶を受けた人の中には感銘を受けて「見ず知らずの私たちに高校生が気持ちの良い挨拶をしてくれて感動した」とわざわざ学校にお手紙を書かれる人もいます。
日常生活の中で行なう挨拶についても生徒の皆さんは当たり前だと捉えてくれています。
2)「当たり前のことをしただけです」
数年前のことです。
本校の生徒が路線バスに乗っていた時、ある停留所で一人のお婆さんが降りてキョロキョロして困っている様子でした。
それに気づいたその生徒は、自分の降りる目的地ではありませんでしたが、バスを降りてお婆さんに声をかけ、家まで送ってあげました。
後日、そのお婆さんと付き添いの方が
「お礼が言いたいが名前が分からず探していました。立正大淞南のサッカー部の生徒さんだと分かりお礼が言いたくて」と学校に来られたのです。
全校に呼びかけてやっと見つかり、そのお婆さんは感謝のことばを伝え帰っていきました。
その生徒に「良いことをしたね」と声をかけると
「当たり前のことをしただけです」と…
私はその生徒にとても感銘を受けました。
みんなはどんな行動が立正大淞南の当たり前、自分の当たり前になったらいいと思いますか?
3)相手に元気を与える言葉を
私は良い言葉を使うことも当たり前にしてほしいと思います。
良い言葉は、相手に希望や元気を与え、悪い言葉は相手の心を傷つけます。
言葉はとても大切です。
言葉は言霊(ことだま)とも言って、古代の日本では、言葉に不思議な力が宿っていると信じられていました。
言葉には、目には見えませんがプラスとマイナスのエネルギーに満ちていると思います。これから相手が良くなる言葉をかけるよう意識しましょう。
「ありがとう」「よかったね」「大丈夫、大丈夫」「一緒にがんばろう」
という相手が元気になる良い言葉を心掛けましょう。
みんなはどんな言葉が当たり前になったらいいと思いますか?
誰もが「あの人のように」と思うような淞南の当たり前をみんなで増やしていきましょう!
まとめ
リフレクション(振り返り)とアウトプット(自分の言葉で表現)は次の内容で行ないます。
意識を行動に移す。
行動を習慣にする。
その良い習慣が成長期の人格を豊かに形成するに違いありません。
これからも立正大淞南の当たり前を一緒にふやしていきましょう!
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