#8 飛島一泊二日記 ~我々は光を観た~ 百姓一揆/さいとう あや
こんにちは、百姓一揆と申します。さいとう あや氏もいます。今回は共著。
▷私(さいとうあや)のコメントには、こんな風に文頭に三角がついております。
”ショウナイユースプロジェクト”と名乗る団体なわけですから、一度は訪れたい場所に飛島がありました。ソトコトとか地域フリーペーパー見てても「合同会社とびしま」の名前が何度も出てくるし...。
▷実は私と百姓一揆、飛島は未踏の地。山形県唯一の離島。地元でここまでのワクワクを感じたのは久しぶりかもしれない🥺
何の因果か、飛島に行く機会に恵まれ、意気揚々と船に乗り込んだのでした。
船に乗るなんて何年ぶりだろう、テンション上がるなぁ
まだ元気だったころの写真。この日は波の悪戯により、三半規管の弱さを露呈する結果となり
こうなりました。
撮るな! 呪うぞ!
▷ちなみに私はもちろんケロッとしてます。荒れ狂う天気と海をよそにグースカピーでした♡
▷今回、私たちがお邪魔した宿は会員制シェアハウス「Share house MYA」(ミャア)。
島出身者、Iターンの若者により設立された『合同会社とびしま』が、以前は建設会社の宿舎だった木造3階建ての建物を譲り受けて改装したそう。
素敵な場所やね
素敵な自転車を貸し出してもらえます。島を駆けろ!!
お弁当一つ一つに手ぬぐいが! きゃわいいぞ、細やかなところにキュンキュンさせてきやがる...
おいしいお弁当にゆらゆら帝国を聴かせています。▷このひと手間がご飯を1.5倍美味しくするとかなんとか。(当社比)
犬くん!!!!!!!!!!!(うご君です、会いに来てね)
▷SNSも使える御犬様です🐕みなさんもぜひFollow ugo🐕
襲わせてます。
所変わって岸壁を登ります、𝐺𝑜𝑜𝑑 𝑃𝑙𝑎𝑐𝑒
▷飛島に来たら必ず登らせているらしいです、なぜかと言うと…
▷うおぉぉぉおお!!!ここから島の全景が見渡せるんじゃないかってくらいの眺望。
カッコいい写真も撮れます。
▷続いて向かったのは通称「巨木の森」。本州に比べて植物の成長が早いらしく巨木が大量に、植生も全部違って不思議だったなあ🌳
▷ちなみに巨木の森のTop of 巨木は幹周りが403cmの「長寿の松」。この森にいるとRPGの世界に紛れ込んだ気分になります。
デカい人間と、それよりでかいタブノキです。飛島に来たら木を抱いてください。抱ききれないから。触ってください。触りきれないから。
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自由行動となったので、チャリをお借りし、探索に向かいます。
ナイスな商店。お母さんのお話から、飛島の風土、風俗、店の歴史を引き出していくさいとう あや。
この光景が、もうね、たまらんですよね。ハァハァしてしまう。ここにいるとき、たぶんキモかったと思いますよ。
勝浦広場は、ハードミニマルな雰囲気漂う一角。殺気を感じます。写真では全く伝わらない。
ワシワシ...
𝓦𝓞𝓦
海です、ウミネコです。鳴き声が聞こえます。
▷人馴れしている…。ここまで私が近付いても逃げない…。ウミネコってこんな見た目してたのね。
和気藹々としていたり、寂しげな顔をしていたり、波打ち際にふさわしい事象が、港ではおこっていました。
地上号の船室にて。
虚空冷蔵庫を開けてみる、内容物はタイムスリップした食材なのか?
ぎ 旅...これは何かの暗示か
艶っぽく濡れているツツジ。脚が留まってしまう、心に毒です。致死量。
▷とりあえず島をふらふらと1周したし、宿に戻ろか〜。
▷私はハンモックの上がお気に入り。悪いところは居心地がいいので1度上がると降りれないこと。
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▷翌朝。大学生になってから信じられないほど早起きしてしまう(本意ではない)私が目覚めた時、宿はまだ眠りの中だった🌕
▷他の人達が起きるのを、ただ待っていても仕方ない。そうだ、海に行こう。
▷やっぱり漁師さん達は起きてた❕そして、その魚を貰いに来た猫の大群。
▷漁師さんによると、今の旬はタイらしい。
▷あんた達、幸せな猫ね。私だってここで今すぐ食べたい。
▷と、遊んでいるうちに朝8時。宿に戻る!
2日目のお弁当には、一つ一つに言葉が...! 帰れなくなっちゃう...。
▷え、また自由時間ですか?みんなは宿から出ないの…?
▷出ないみたいです。2度目の飛島ひとり散歩出発!!!!!
▷チラッと見かけて気になっていた階段。すっごい高い。登ってみる。
▷キクラゲ?なんか変、美味しくなさそう🙃
▷登りきったけど、すっごい高い草に囲まれちゃった。引き返す。
▷崖上にも力強く咲くスカシユリ、天気が優れなかった昨日は見えなかった本州が見える海。1人で眺めていると沁みます。もうしばらくいたらきっと泣いてた(元気です)(田舎や自然がひたすら恋しい)
▷道に変なものを切ってるおじさんがいた。「それなんですか?」
▷「ウミウシ。糸さ、くくりつげでタイどご捕るエサさすんなや。」「ウミウシってこんな黒いんだ!?それにタイってウミウシ食べるんだ…!」
▷プロの作業、見入っちゃうタイプです。見てて楽しい。
▷にしても、私はこの2日間島民に声掛けまくってたなあ。
▷初めて島に行った私が誰にいつ話し掛けても仕事やおうちを見せてくれたり、いろんな話を聞かせてもらえて…。初めて行った気がしない、安心感。
手を振られ、見送られることで、綯交ぜになった心のまま、船は出ていきました。飛島にいると「いつまでも風ではいられないな」と思ったりします。土でないと振れない手があり、張れない根があるから。
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ライター
百姓一揆 / DJ。営みの遺跡、飽きられた文明。大学生活にも慣れてきた節がある。案外充実している生活に、不安になってきている。どうしよう?怖くて白米も一合しか喉を通らない。
さいとうあや / ショウナイユースプロジェクト代表。誰にもとやかく言われず好きな服を着れるようになったため、日に日に派手な見た目になっている。そのせいか同大学の知らない人達から「目立ってるよ」とよく言われる。実は隠れたい。