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楽しい時だけが仲間じゃないだろオレ達は
駆け抜けた2021年。
嬉しいことと悲しいことなら、悲しいことが多かったかな。
楽しいことと悔しいこととなら、悔しいことが多かったかな。
でも、湘南ベルマーレを好きでよかった。
今、改めてそう感じる。
オフの動向は毎日気になるところではあるが、少し立ち止まって今年を振り返ってみたいと思う。
浮島監督の続投で始まった今シーズン。
昨年から天馬や冬一、未月、金子、坂といった移籍はあったが、山本、名古、高橋、ウェリントン、町野といった実力者の補強を行い、軸を残しつつ上乗せができた印象であった。
余談であるが、ベルマーレは高卒が3-4年、大卒が2-3年で移籍する傾向がある。
もちろん悲しみはあるが、このサイクルを止めるのは極めて難しい。恐らく今年の鳥栖も多くが引き抜かれるだろう。予算規模の限られたチームの宿命だ。
私自身は若手の移籍はやむを得ないことであり、移籍しても応援するスタンスを持っている。そっちの方がある意味諦められるからだ。
話を2021年の湘南ベルマーレに戻す。
VARによるPK献上で敗戦した鳥栖戦から始まった。
今思えば開幕当初数試合はチームになりきれていなかった。
そこからホーム仙台戦、アウェー横浜M戦といった戦いを経てまとまってきた印象がある。
4月、5月辺りは強い相手に負けないチームになってきた。
今思えばこの時期に引き分けを勝ちにする力があればもう少し楽なシーズンになったのかもしれない。
その後は負けないけど、勝てない日々が続いた。
その中での第18節 vs浦和
ベルマーレは年に1回あり得ない奇跡を見せてくれる。
奇跡と呼んだら失礼かな。この日の直輝や岡本、梅は輝いていた。
五輪を挟んで8月やはり勝ちきれない中で爆発したセレッソ戦。
その後に決まった浮島監督の退任。恐らく五輪明けの数試合で決まったのだろう。
この退任に関して述べようとは思わないが敏さんへは感謝しかない。
どん底で前が見えなかったあの頃にチームを率いてくれ、ここまで戻してくれた。
育成年代の選手が絶えずトップで活躍しているのも敏さんの貢献は大きい。
本当にありがとうございました。
山口監督になり、ここからという時の大分戦の敗戦。
私自身、今年も厳しい終盤戦になるなとある意味覚悟が固まった。
結果がついてこない期間もあったが、チームとして成熟してきている感覚、サポーターの結束力も高まった感覚があった。
横浜FC、ベガルタ仙台戦の勝利で一気に自信をつけ、ここからだった。
11月23日、オリの他界。
この時の家族やチームの思いを考えると今も胸が苦しい。
しかし、試合は待ってくれない。受け入れて戦わないといけない。
山口監督を中心にチームは真っ正面から向かい合ってくれた。
結果として、ラスト6試合を2勝3分1敗で乗り越えたことは決して偶然ではなかったと思う。
決して順風満帆な1年ではなくて、苦しいことの数々を乗り越えて得たJ1残留。
私の好きなケツメイシの「仲間」の歌詞、
「楽しい時だけが仲間じゃないだろ オレ達は 共に悔しがり 共に励まし合い 生きてゆく笑顔の日々を」
ひとまず皆様お疲れ様でした。
来年も決して楽な1年ではないだろう。
それでもベルマーレサポはやめられない。
愛してるよ。湘南ベルマーレ。