はじまりの合図
待ちに待った開幕。
ワクワクとドキドキを感じながら、脳内で好きなアーティストであるケツメイシの「はじまりの合図」を流して、迎えた。
県内在住ではないが、予定もついて2試合観戦。
柏戦に関しては言葉にしようとしたが、整理をつけることができず福岡戦になっていたので今回は触れないでおきます。正直思い出したくないもあり。。笑
福岡戦はスタメンを見て、ある意味開幕戦より楽しみになった。
それは何より永木亮太の存在。
2000年代、湘南ベルマーレはJ2の沼に完全にハマっていた。
そんな中で永木亮太が加入し、2010年代は本当に激動だった。
降格、昇格、降格、昇格。
その中心にいつも彼がいた。
大袈裟かもしれないが自分の中の英雄だった。
アントラーズへ移籍した時。憎む気持ちなんてこれっぽっちもなくて。
ただ、日本代表になってくれ。日本でNo.1のボランチになってくれ。
それだけだった。
移籍する際のコメントもそりゃ何回だって見たけど。
まさか、約束守ってくれるとは。。
「このチームでタイトルを取る」
一緒に勝ち取ろう。
話を戻して試合へ。
柏戦とは異なり、自分ら主体でゲームを進めた。
直輝らしいゴールへの貪欲さがでた先制点。
DF陣のイエローに不安を感じながらも時間を進め。
この試合を象徴する2点目。
緑が杉岡。黄色が永木。
柏戦を見ていての不安点として、3バックのサイドとWBの関係性。
そこを食いどころとして狙わている感があった。
この試合みられた良いところとして、特に左サイド。
高橋がサイドで張った際に杉岡も張るのではなく、インサイドのスペースを狙う。
直輝も寄りすぎず内でコースを作る。聡が寄りすぎない。
山口監督の求める配置を体現していた気がする。
得点のシーンに戻る。
このシーンも杉岡のインサイドを使うランが得点に繋がった。
山根が川崎でよくやるプレーであるが、このスペースを使える選手は貴重だ。
今後、レギュラー争いも熾烈になるなと感じた。
もう一つ。
この際の永木のポジショニング。このシーンで聡が左サイドのサポートに入った。
両WB共に上がっており、相手は陣地に戻っているもののリスクも伴うシーンであった。
この際の永木の動き。杉岡の上がったスペースを埋めにサイドステップ。
この試合、寄せの早さ、運動量、キックの精度。
色んな場面で違いを見せつけてくれたが、終始バランスをみてポジショニングを取り続けていた。
チームを勝たせるということ。身をもって示してくれた。
終わってみれば、3-1。
みんなの笑顔を見れたことが幸せだった。
2戦を終えて。
今年もしんどいこと、楽しいこと、たくさんあるだろう。
どんな時も「believe」
いや、それだけじゃなく。
「共に戦う」「楽しむ」
ということ。忘れずにやっていこう。
はじまりの合図 オレが鳴らせば
暗い顔ばかりしてないで 笑顔でみんな幸せ
フロント、選手、サポーター。
心技一体。三味一体。
笑顔でみんな幸せ。
最後にどんなに小さくてもそのガッツポーズを見れる幸せ。
いつか、どでかいシャーレを一緒に掲げよう。
ありがとう。そして、おかえり。
「俺たちのヒーロー」